同行者をLAXで見送ったこの日、ワタクシは単独行動一週間を開始。ひとまず空港から脱出するのに1時間&道聞いたら日本人をターゲットに「困っている子供がいます」と書かれたカード(寄付を「できれば20ドルから」とまで日本語で書いてある)を差し出してくるタチの悪い空港管理のクソ若造に$10ボラれた。なんとかLAの地下鉄の駅に向かうバスにありつくが、今度は発券機にお札が入らない。切符がないと$250のfineが課せられると書いてあるためさすがに尻込みする、がとりあえず小銭で片道分だけ払ってその場をしのぐ。本当は一日パスが欲しかったのだ。LAの地下鉄は4つの線に分かれており、空港からGreen LineのAviation駅で乗り込み、乗り換え二回でまずは明日乗る予定のアムトラックの駅を確認しにいった。がこのあたりは郊外なので非常に雰囲気が悪い。
グットGootz(2つめの「o」にウムラウト)。ドイツ出身、24歳。発券機にお札が入らないので“Doesn't it work?”と話しかける。メトロで途中まで同行、LAはイヤやねーと互いに話す。友達のトコに遊びに来たとのこと。
LAにある日本村。アムトラックの駅から徒歩で20分くらいをテクテク歩くが、日曜なのに人通りがまったくなくやはり異様な雰囲気。夜には絶対行けない。昼にヤキトリうどんを喰らう(トリが多すぎや)。大判焼きが売ってたので食べたかったが買い忘れた。
LAXからCentury Blvdを15分行ったところにあるホテル。20人ドミトリーの部屋に一泊で明日朝にアムトラックを目指す。隣のベットに従業員が寝ていて、彼は「open-mindedなgay」と言っていた。「ふむふむ、その志だけは受け入れよう」メアドを交換するが写真は撮らず。またあまりに早く着きすぎてしまったので日本とインターネットによる交信を行うが、旅愁の境地に。浅いあさーい眠りについた。