intoxicated life

『戦うやだもん』がお送りする、画日記とエッセイの広場。最近はライブレビュー中心です。

僕はといえばボーカルが友人にそっくりなあふりらんぽ買って授業さぼって卓球する日々です。さようなら!

2005-04-30 | music
[左]URUSA IN JAPAN/あふりらんぽ
あーあ、やっぱり買っちゃった。。昨日スペシャでPV見てもう仕方なく買っちゃった。DVD付きなのでこれからいっしょにハニカミやー。「きゃあっ」てこえがすきです

[右]関係ない/サカノボルト
泉田サマ、お元気でしょうか。渋谷のタワレコ1階に陳列されていたのを発見しBIKKURIしつつ視聴しました。なんかどこか悔しいですが、カッコいいです。M5なんかはもう趣味がよくわかる音作りで…サマーソニックで会えるといいですね。エモい。

幾千の表情

2005-04-28 | music
「永遠な 全て 艶になる」"canaria"


世俗的なものを介さないところに存在する、どこか無愛想に女の子が電車に乗って肘をかけているような印象がSpangle Call Lilli Lineを包んでいること、これが『Or』とその前に発売された『nano』を始めて買ったときの印象だった。『TRACE』ではそんな女の子が、皮肉交じりに笑うのを今日は機嫌がいいのでやめとこう、みたいな空気感で構成されている。


大坪さんの声質と支離滅裂とも言える歌詞との跳ねるようなリズム感が前作の雰囲気とはこんがらがった形で自分内ヘビーローテーションにのし上がったが、この新譜ではその絡まりは少し薄れた。そのかわりで見られるようなベース進行は相変わらずメロウさを増幅させていくし、M8のようなパーカッションは言うまでもなく。


もしこのバンドに興味を持たれるなら、シングル『nano』のカップリング『IRIE』だけはお聴きください。益子樹プロデュースならではのツインドラムでクラクラしてもらってから今作または『Or』を聴くといいかと。


My favorite phrases are below;

「笑みダイブ スタート みんなスタートに飾るナイフ」"stereo"

「ある罫線を綯う 他の平然その理由」"ttyy"

レベルアップ・サーモン 

2005-04-25 | music
ジオラマシーン、明日スターパインズカフェ。

ドラムをやり始めてはや7年ほど、バンドも5年。ライブは中学校の体育館から始まり、地元のライブハウスや商店街、公園でガキをダシに金をもらったこともあった(セッションだが)。そんなレベルから、大学に入って年上の方々に囲まれてバンドを組んだりするようになって少しずつ意識もレベルも向上し、今年に入っては誉れ高きステージ・スタパでもやれるようになった。客観的に見ても少しずつ上に登っている。

ドラムスという立場上、リズムセクションなので安定性が求められます。この曲では常に同じような音色のスネアさばきを、あっちの曲では好き勝手暴れて、など曲によって叩き方もさまざまあるのはもちろん、歌詞にも大きく左右される(べきだと考える)。音の流れだけで曲を作るというのもありだが、やはり歌も感じながらプレイすると自然に自分のサウンドも歌って聴こえるもの。昔はよくシンバル一枚で歌う練習をした、というかアヒトイナザワのドラミングがそれに近かったのでとことんコピーしてたらそうなっただけなのだが。

ここがまたひとつの節目。今回は女の子中心に誘えたぜよ。

シティライフにウォーキングを

2005-04-23 | ライフサイクル
渋谷から246を辿って約3km、三軒茶屋まで40分。散歩がてらに東急世田谷線に乗車。


一昨年だったか、の雨降りしきる秋に乗車して以来久々の乗車。写真からもお分かりの通りサザエのマークがついている。2両編成の電車は5分間隔で終点駅に入ってくる。元が路面のわりには複線化していたり車両も新しく色のバリエーションが豊かだ。

なによりもオススメなのが車掌さんのパフォーマンス。三軒茶屋駅に入り、乗客をすべて降ろしきったところで交代するのだが、各チェックポイントの確認を声を発しながら行う。ブレーキランプや機体の外のケーブル、そしてミラーの角度。「動作よし、ミラーよし。軌道(?)進行ーーー!!」とってもハキハキしていて、ウキウキ。

発車してからも一駅一駅でチェックは怠らない。車両がブレーキをかけ駅に入るとドアを開けると「ミラーよし!はいおまたせしましたー」。おじいちゃんを従えたガキがそれを食い入るように見ていた。ロックンローラーになれよ。


全長は約30分。適度な横揺れがチンチン電車の面影を感じさせる、ナイスな休日。

羨望

2005-04-21 | ライフサイクル
20歳を過ぎた春、周りに生きるみんながどんどん変わっていくそのスピードに、焦りを覚えた。


ギターに今ある自分を投影し全身全霊で奏でる友人、「これでもか」といわんばかりに舐めるようなベースラインを導くこれまた友人、死してなおその面影をうちの母親にさえ思い起こさせるフォーク歌手。

3年のこの時期から卒論テーマを決め(つけられ)奮闘を始めるタフガイ、休みのごとに一人で世界中を歩き続ける愛すべき猫、ある分野・範疇における日本の最前線をすでに歩み始めた20歳の先生。みんな、どうしたらそんなにたくましくなれるの。



ある年上の女性には他とは違ったちょっとした心遣いがある。先日、喫茶店でふと話していたとき、こう言っていた。「例えば自分が相手にお話を聞いたとき、あるいは向こうから話しかけられたとき、自分の話だけしてこっちに聞き返してこないことって、仲イイ友達とかでもよくあるよね。別にそれにどうこう言うつもりはないんだけど、ちょっと気付いて欲しいっていうか、そーいうのに気付ける人ってタイセツよ」ホントにそう思うよ。うん。

ある教え子は、17歳という日々を(女子高で色気はないが)謳歌している。××委員長、といった学校行事などの責任者を歴任し、父親のことについて書いた作文で表彰され、けっして「勉強」ができる器用さはないがとてもまっすぐで健康的だ。夢についても思慮深くなりつつもしっかりと芯を保って生きている。


教科書ではわからないものを教わるのが人との関係だ。人間教育といっていいのかも。友達はもちろん親、子供、世界の果てで道を尋ねた人、誰からも善かれ悪しかれ何かを得ることはできる。そんなみなさんを見ていると、涙は出ないけどどうしようもなくなるときがあるのです。


バイトのある同僚に、挨拶を一言交わしただけで「カゼひいたでしょ」といわれた。三年来の付き合いになるが、こういう人と知り合えたことをおおげさに幸せに思うことに決めたので。

微熱でたよ

2005-04-20 | ライフサイクル
東京23区指定(ウチは23区外だが)のゴミ袋いっぱいに鼻紙がたまると花粉シーズンの終わり、ということにしてくれないだろうか。と思ったら38℃の発熱でゼミもサボってしまった。


このところ発信したいことが本当にたくさんあって、フラストレーションなのですが、学生生活における時間的制約と「システムビジー」の名の下に2,3回の記事がネット社会のもくずとなり消えていったのです。


上海をはじめとした先週の中国人の行動には心を痛めている。これについてはここでの言及は極力避けたく思います。というのも、まだ自分の中でしっかり整理されぬまま感情任せに目の前に起こった現象をさもわかりきったように語るTVコメンテーターや、責任感のない電脳社会の奴隷のようなことにはなりたくないので。この事に関しては昨日、表参道のスパイラルカフェでアールグレイを飲みながら友人3人で、特に外交的見地から互いの意見交換をした。かなり激しい討論だった。とても一筋縄で解決するような問題ではないことは百も承知だが、こんなふうに若いうちに議論を重ね、経験しておくことはとても有意義だ。別に話題は政治でも恋愛でもかまわない。すべてのことは偶然の中で関係性をもっているから。


1限に授業が入るとまさに朝のラッシュに巻き込まれる。極東の大都市には機能性を明らかに欠いたかかとの高い靴や一様の服を身にまとった人々が波のように押し寄せる。改札口からパピコを踏み潰した中身のように広がる。こんなこと毎日続けるとは、どう考えても精神異常者にしかできない。家に帰ればかわいい子供が待っているとか、給料を貯めて旅に出るためにここは我慢だとか、それぞれの心の支えをバッグに詰めて戦いに出る。国破れて山河あり。ここから何人の人が明日線路に飛び降りるのか想像する。エレファントカシマシの気持ち。


熱にうなされながら苦手な長編小説を4時間ぶっ続けで読んだ。土曜に学内生協で買った『海辺のカフカ(上)』。今日、いまさっき読み終わった。村上春樹のエッセイものが昔から好きだった。というのも彼の土地勘、というか地元がとても近いので想像もしやすいのと、挿絵付きのものが多くてそれも勝因。『夜のくもざる』とか。カフカはじきに英語版で読み比べたい。


Love at first sight

2005-04-06 | music
じゃっじゃらーらー、じゃーらららー。


今年度初の登校日。大半の人とは2ヶ月ぶりの再会になるとはいえ、僕の通う学部はそこまで大人数ではないので半分以上が顔見知り。だからそうそわそわすることもないはず、なのだけれど。


僕は一目惚れが非常に多い人です。その時々、シチュエーションによりつつ様々な異性に想いを馳せることが趣味のようになっています。とはいっても一目惚れだけを根拠に本気で気持ちを伝えようとすることは非常に稀で、実際には自分の中だけで日付のない賞味期限を設けてクレーム作業を行うのです。始まりも終わりも思うが気まま、あくまで内に秘めたままでいるのが基本で気持ちを明かすことは少ないのです。あるいはその前に賞味期限が切れる。



しかし同時に、人もまためくるめく変化していきます。いくら顔見知りとはいえ、一季節でも簡単に変わってしまうのだから4年間となれば賞味期限どころの話ではなくなってしまいます。実際、今日久々に会った女の子にも人知れず40回目くらいの一目惚れをしてしまった。髪を切ったりして外見の変化があったとしても少しフツーの状況とは違う、いや違いすぎるんだものっ。ってもう知ったこっちゃないよ、とほほ。片想いも得意中の得意ですから。



XTCに代表される、いわゆるニューウェーブという音楽ジャンルもそんなニュアンスをよく孕んでいるように思えるのです。いつ聴いても変わらない、わくわくドキドキ感。20年後にまた会いましょうね。

When in Rome..

2005-04-05 | ライフサイクル
ヨハネ・パウロ2世がなくなったのももう3日前か。大学に入ってから宗教、特にキリスト教には関心を持つようにはなったが正直彼のことについて知るところは少なかった。だがひとつ感動したのが、先日TV報道で彼が世界中を飛びまわっていた頃に来日も果たしていて、その際広島を訪れたときの映像だ。「センソーハ、ニンゲンノ、シワザデース」と日本語でスピーチしていたのだ。この姿勢、いくらカトリックとはいえ本当にあのテキサスのおさるさんにわかるんだろうか。「郷に入っては郷に従え」とは、自分と異なる環境にあるその土地に住む人への尊敬を意味する言葉という解釈、間違ってますか。