マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

首相の「心からのお詫び」に思う

2021-08-10 13:52:45 | 政治
昨日長崎で行われた平和記念式典で開会時刻に1分間遅刻したことで首相は「心からお詫びしたい」と陳謝したとのことだ。
会場には開会4分前に到着していたこと、首相の出番である来賓挨拶の時間にはまだ時間があったこと、人間にとって体調管理上突発的な変化が起こりうること、などを考慮すれば
そんなに深い謝罪を表明しなければいけないということはないのではないか。
それよりもコロナ感染者数の恐ろしい急増ぶりに対し「高齢者の構成比は急減している」などと弁解にもならない楽観論を何度も繰り返して感染者数にストップをかけられなかったことを謝罪してほしかった。
今日は今日で東京オリンピック閉幕にあたり「開催国としての責任を果たすことができた」とまさに自画自賛なのだがその反面で「失ったものはなかったか」と問いたくなる。
いいところだけをことさらに強調する、うまくないところについてはスルーしたりはぐらかしてしまうのは為政者の共通の病弊かもしれないが首相の場合は特に目立つ。
官邸内や首相周辺に広報スタッフや政策ブレーンは居ないのかねぇ・・・?
内閣支持率の急降下もむべなるかな、だ。

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