昨日参院政倫審が催されたが出席者に明暗が生まれたように思う。
衆院の政倫審を含め唯一の出席者となった西田議員はこの政倫審を味方につけ評価を上げたと思っている。
還付金の存在を知らなかったことを素直に詫びそのうえで還付を復活させた経緯について報告を行っていない旧派閥幹部の説明責任に言及していたのだ。
一方、この政倫審で評価を落としたのは前参院幹事長の世耕議員だ。
今まさに焦点になっている現金還付が継続されたいきさつについて「全く分からない」を繰り返し「私自身はっきり言って知りたい思いだ」とまで言っていた。
世耕議員は言うまでもなく旧安倍派の幹部だった。
ゆえに西田議員が言うまでもなく(旧安倍派幹部の一員として)還付継続の実態解明に向けてさらに努力すべきだった。
旧安倍派(及び自民党全体)の幹部は疑惑をうやむやにしてただ時が過ぎ去ることを待っているようである。
来週にも衆院政倫審が再開されるようだが(還付方針継続に関わった派閥幹部はともかくとして)若手・中堅議員のアクティブな行動を期待したい。
第2、第3の西田議員たちが現れ政倫審を賑わせてほしい。
自民党を中から改革する絶好のチャンスなのだから。
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