幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「自分力を高める」今北純一著 ”肩書に頼らない”

2021-03-25 00:06:46 | 本の紹介
・見失った道を気づかせてくれた1冊の本
『方法序説』デカルト著
森の中で道に迷った旅人は、あちらこちらぐるぐるさまよい歩いてはいけない。もちろん、一か所にとどまってもいけない。めざす方角をいったん決めたら、いつも同じ方角に向かってまっすぐ進め。そうすれば、たとえ自分が出たい場所ではないにしろ、とにかく森の外に出ることはできる。

・エアー・リキード社では上級幹部のポジションにありました。
定年まで勤めあげれば、退職の年棒の7割の年金が死ぬまで支給され、本人が死亡した場合は、その50%が残された妻または夫に死亡時まで支給される契約になっていまいした。私はCVAに移る時に、この権利を放棄して退職しました。
さらなる成長を求めて、居心地のよりエア・リキード社から飛び立つことを、53歳になって決断したのだと思っています。

・都立西高校⇒東大の大学院⇒旭硝子⇒ハーバード大学(旭硝子休職)⇒旭硝子⇒オックスフォード大学⇒バッテル研究所⇒ルノー⇒エア・リキード社⇒CVA社
旭硝子を飛び出したのは自分の意志でしたが、他の転職は、いずれもスカウトによるものでした。

・どんな職場でも、どんな仕事でも、「いいことばかり」なんてあり得ない。これははっきりしています。それともう一つ。「転社」はしてもいいけれど、「転職」はしない方がいいです。

・自分力は、「自立」「個性」「能力」などを総合したもの。自分力とは、その名の通り、自分で身につけ、自分で高めていくものです。

・大切なのは「自分の宇宙」を持つこと。

・私が「若い頃に身につけていたら、今の仕事がもっと楽だったのにな」と思うのは、速記の技術です。もう一つ、習っておけばよかったと思うのは書道です。

・人間というのは、何かで失敗をして死ぬほど嫌な思いをすると、その障害をどんなことをしてでも乗り越えようという前向きな意欲がそこから生まれ、そのための努力を惜しまないものです。

・スティーブ・ジョブズ
“Stay hungry, stay foolish”(ハングリーであれ、愚直であれ)

・「妥協」というのは、やれることを何もやらず、現状に甘んじてしまうことです。

・リスクを取らないことが一番のリスク

・二種類の成長の道筋
1) 日々の勉強や仕事を続ける中で、徐々に能力が上がっていくことです。
2) 何か本質的な変化が起こることによって、一気に能力のステージが上がってしまうもので、比喩的に「量子的跳躍」と呼ばれます。
私にとって最初の「量子的跳躍」は、旭硝子を辞めてオックスフォード大学に行ったことで実体験しました。

・MVP(ミッション、ビジョン、パッション)で夢をかなえる。
「個」が確立すれば、「自分はこれがやりたい」という目標を見出すことができます。

感想
東大⇒旭硝子⇒オックスフォード大学
これで十分な肩書が得られたと思ったが、次の就職口がなかなか見つからなかったそうです。
それで肩書よりも”自分力”を高めないといけないと実感されたそうです。
バッテル研究所では1年1年が勝負だったそうです。
実績が上がらないと簡単に首になったそうです。

確かにぬるま湯に浸かっていると、出たくなくなります。
しかし、”茹でガエル”になってしまうリスクもあります。

捨てることはリスクが大きいですが、何かを掴むチャンスにもなるのでしょう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿