・男性から「愛されよう」と無理してやっていることが、結果的に「その男性から大切にされない」ことにつながり、「軽くあつかわれる」ように自分からしむけることになっているのです。
・あなたが彼に惹かれたわけを思い出してください。
「私に、何かを教えてくれそう」
「私をひっぱいりまわして、知らない世界に連れてってくれるかも」
そんな気持ちに心当たりはありませんか?
つらく苦しい恋への道のりは、相手と出会う前に「自分自身を嫌うこと」から、すでに始まっているのです。
・自分が嫌いで自信がない女性の中には、ダメ出しをしてくれる男性に男らしさや頼りがいを感じてしまう人もいます。
・自分を受け入れていない女性は、むしろ「恋をすることでダメになっていく」のです。
・2種類の「自分を好き」とは、「ナルシシズム」と「自己受容」です。
①ナルシシズムで「がんばりすぎる」と、疲れます。
②「自分を認めて、愛すること」が自己受容
・自己受容してない人は、恋愛の相手を使って、「自分の心の穴」を埋めようとする。
・あなたを苦しめているものは「彼」ではなくて「あなた自身の心の穴」なんです。
同じように、彼があなたとの関係で苦しんでいるとしたら、彼を苦しめてるのは「あなた」でなく、あなたに反応してる「彼の心の穴」なんです。
・「人から大切にされない」ということは「自分を大切にしていない」ということ。
・草食系男子 2種類
①自分のことはだいたい自分でできちゃうし、子どもも橋くないから結婚する必要がない。
②本当は彼女が欲しいけど、こっちから好きになったり自分から行動を起こしたり、できない。
・自己受容してない女性に近づいてくるのは、ろくでもない男だけ。
・しんどい女性は「やらなくっちゃいけない」と思いこんでいることが多すぎる。
・「こうあるべき自分、こうありたい自分」を考えたときに、減点法でしか自分の姿を見ることがえきない。
・「インチキ自己肯定」をしている男ほど、他人を「支配」したがるんです。
自信満々で他人を支配しようとしている人を見らた「この人は、本当は自己受容できていないんだな~」と思って、間違いないでしょう。
そういう人は相手のことを支配できなくなると、今度は相手のことを徹底的に否定し始めます。他人を否定するということは「自分を受け入れてない」証拠です。
・人間は、親がやっていることを見て聞いて育ち、大人になって、それと「同じこと」か「反対のこと」を無意識に感じていたり、やっていたりします。
・ビョークというアイスランドの女性歌手が歌う『All is Full of Love(すべては愛に満ちている』という曲があります。この本で僕が書きたかったことが、20行たらずのシンプルな英語の詩で、ぜんぶ表現されています。
・自己受容していない女性は恋すると、つらくなるようになっています。
・ふさがらない「自分の心の穴」がどんなかたちなのかを浮き彫りにするために、恋をしてしまうと言ってもいいでしょう。
恋の本当の目的は「相手を得る」ことではなく自分を「わかる」ことにあるのです。
・いちばん重要なのが、
一緒にいることで、あなた自身も相手も、いい方向に変わっていける
そういう人が、あなたの「運命の人」です。
・男性読者のためのあとがき
女性読者に言ったのと同じことを言います。あなたが「彼女を救いたい!」と思って、この本に書いてあることを彼女に向かって語りまくったとしてもダメです。あなたは心の底で「彼女を支配したい」と思っているわけですから。
相手の心の穴が「見えちゃった」ということは、あなたにも似たような穴があいているということなんですってば。
女性の「恋やセックスの苦しみ」は女性だけの問題ではありません。彼女たちが「男を愛せる」「男から愛される」ようになるためには、男たちも自己受容<インチキじゃない自己肯定>しえいかんと思います。
感想;
いろいろ欠点ある自分だけど、まずは自分を受け容れ、愛することがスタートなのでしょう。
相手から学びお互いが成長する関係が築ける相手が良いのでしょう。
「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」の格言があります。
相手がどんな人か知ることはなかなか難しいです。
先ずは知ることがスタートなのでしょう。
相手を信じるかどうか。
一つの結論は、「先ずは相手を信じて、もし騙されたらその相手は信用しない」との考えが良い人生を送れるようです。
そして相手に騙されたり、裏切られたら、その相手とは距離を置く、別れる、離れる、縁を切る、相手にしない、そして新たな道を歩むのが良いのでしょう。
いつまでも固執することは人生の限られた時間の無駄になりますね。
経済でサンクコストの言葉があります。
過去の投資した時間とお金のコストのことです。
これと同じ状況が私たちの恋人同士の「別れ」、夫婦の「離婚」という場面です。たとえば以下の選択です。
選択肢(A) 付き合っていても、好きでなくなったら、さっさと別れるべき。
選択肢(B) せっかく付き合ったのだから、好きでなくなっても、将来「愛が復活する」ことがあるかもしれないので、急いで別れることはしない。
選択肢(B) せっかく付き合ったのだから、好きでなくなっても、将来「愛が復活する」ことがあるかもしれないので、急いで別れることはしない。
どちらを選びますか?