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「テクノロジーが予測する未来 Web3、メタバース、NFTで世界はこうなる」伊藤穣一著 ”世界はますます変わろうとしている”

2024-06-23 02:56:08 | 本の紹介
・インターネットが誕生して、約半世紀。世の中に普及して20年余り。ほとんどの人にとって、「インターネットのなしの生活」はもはや、考えられないでしょう。
 Web3メタバースNFTも、そうなっていく可能性が高い。

DAOとは、「Decentralized Autonomous Organization=非分散型自律組織」です。この形態の組織では、「経営者→従業員」といった上位解脱ではなく、何事もメンバー全員参加のもとで直接民主主義的に決められます。

・バーチャルリアリティが、ここへきてメタバースという言葉に置き換わり、急激に盛り上がりを見せています。

・NFTは、Non Fungible Tokenの頭文字。日本語にすると、「代替できない価値を持つトークンとなります。

・Web1.0は、良く概念的に「つなぐ」と表現されます。そのとおり、ブラウザ(ウェブサイトを、PCあるいはスマートフォンで閲覧するソフトウェア)さえあれば誰もが情報を公開し、また、誰もが情報にアクセスできる。インターネットが、網のように張り巡らされたウェブを通じて、情報の発信者と受信者を「つなぐ」ようになったわけです。
 続いて訪れたのがWeb2.0の時代。概念的には「インタラクティブ(双方向の)」と表現される機音が多いWeb2.0では、ポータルサイトがディスラプト=ひっくり返されました。
 Yahoo!に代表されるポータルサイトとは、1つのサイト内にさまざまなコンテンツの「入り口」を設け、ユーザーは、まずこのポータルを訪れてから、自分が求める各コンテンツに飛ぶというもの。
 Web1.0は、あくまでも「発信者→受信者」という一方向の情報発信だったところへ、よりユーザー主体でインタラクティブなウェブ空間が現れた。Web2.0では、誰かが一方的に情報を発信するのではなく、不特定多数のユーザーが自分の意見を書き込んだり体験をシェアしたりできるようになりました。これがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と呼ばれるそーJALメディアです。
 Web3.0がWeb1.0、Web2.0と決定的に違っている点は、ひとことでいえば「分散的=非中央集権的」ということにつきます。
 Web3.0の重要なインフラは、「ブロックチェーン」という技術です。ブロックチェーンとは、簡単にいうと「暗号技術を使って決済(支払い)などの取引履歴を1本の鎖のようにつなげて記録する(その記録は誰もが閲覧可能)」という技術。Web3.0のプロトコルレイヤーには「Ethereum」などがある。

暗号資産を法定通貨に戻す際に、暗号資産取引所の手数料がかかるうえに、フィアットエコノミーに戻った資金には最大55%の税金がかかるからです。株式投資による収入にかかる税金は最大20.315%であることを比べると、暗号資産には重税が課せられているといえます。
 暗号資産取引所と税金。この二段構えで資産が目減りしてしまうので、クリプトエコノミーで資産を増やした人たちは、あえて法定通貨に戻さず、関心のあるプロジェクトDAOトークンをNFTに投じたり、DeFiに入れて運用したりしています。

・トークンは、まずファンジブルトークン(代替/交換可能なトークン)とノン・ファンジブルトークン(代替/交換不可能なトークン)に分けられ、ファンジブルトークンには通貨的なトークンと証券的なトークンがあります。

・Web3.0とは、つまり、これら3種類のトークンが行きかう世界です。

・「通貨」でしかないビットコイン、「コミュニティありき」のイーサリアム
 簡単にいうと、ビットコインは通貨、イーサリアムは通貨であると同時にインフラ(基盤)でもある、ということです。

・ビットコイン派が「(セキュリティ面でビットコインより弱い)イーサリアムが失敗したらどうするんだ」と言うのに対し、イーサリアム派は「話し合って解決する」と答え、さらにビットコイン派が「そんなの“トラストレス”じゃない」と返す。これの何が興味深いかというと、お互い信じているものが違うという点です。
 ビットコイン派の言う「トラストレス」とは、「誰も信じない」という思想です。そのために頑強なセキュリティを構築し、非中央集権制を叶えている。しかし一方のイーサリアム派は、中央集権的でないコミュニティがあることを大前提として「何かあったらコミュニティで相談して解決すればいい」と考えます。
 DAO、NFT、DeFi・・・、Web3.0を構成する要素は、すべてイーサリアムというインフラ上で可能になったものです。

・Web1.0は「読む」、Web2.0は「書く」、Web3.0は「参加する」

・現時点でもっとも先進的な例としては、アメリカ・ワイオミング州でDAOを法人として認める「DAO法」が制定されました。

・すべての履歴が連なっており、しかも誰でもチェックできるという透明性があるため、そのうち1つの取引情報だけを改竄するのは事実上不可能。というわけで、このブロックチェーンが、ビットコインやイーサリアムなど「通貨として使われる」という、もっとも高いセキュリティが求められる仕組みを技術的に担保しているのです。

・本来は、「学び」と「仕事」と「遊び」の3つが一体になっているのが理想的です。というのも、「遊び」があに「学び」や、「遊び」のない「仕事」は、モチベーションとクリエイティビティに何かしらの問題があることが多いのです。

・実際に、学びがクエスト化している学校が存在します。
「42(フォーティツー)」はフランス発でアメリカ、日本を含む世界各国に展開しているエンジニア養成校なのですが、この学校には教師がいません。クリアすべき課題だけがあって、学生はピアラーニング(学生同士が協力して学ぶこと)で取り組んでいきます。

・Web3、「参加型」の学びとは、ひとことでいえば他者とのコラボレーションです。第一に知識を修得し、第二に取得した知識を使って発信し、そして最終的には、第一、第二の経験を踏まえて人と協力し、何かを生み出していくということです。ここで学びの一体化が起こるわけです。
 しかし、このWeb3的な学びには情熱が必要です。自分から何かに取り組み、達成したいという情熱がなければ、他者とコラボレーションして何かを生み出すほうへと自分を動かすことはできません。

・日本は先進国のなかで唯一、賃金が上がっていない国です。停滞に次ぐ停滞で、国の経済力はどんどん下がっている。「こんなに働いているのに、どうしてぜんぜんお金がないんだろう」とモヤモヤしている人は、特に若年層に多いに違いありません。
 この状況を打破するには何か大きなインパクトが必要で、Web3は、そのインパクトになりうる、と僕は思います。

感想
 インターネットにより、日常生活が大幅に変わってきました。
そしてそれを知り活用しないと逆に生活に不便が生じてきています。
 年寄りには生き辛い社会になっています。
いやいや、「若いとは年齢ではなくチャレンジする気持ちを持っているということ」という言葉もあります。
 まずは、言葉だけでも知ることが一歩なのでしょう。

 退職し、知識や経験をHPにUpしました。
そして、質問を無料で受けています。
ひょっとしたらWeb3型の「学び」を実践しているのかもと思いました。

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