幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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「アウトプット思考 1の情報から10の答えを導き出すプロの技術」内田和成著 “180度視点を変える”

2024-07-15 10:34:56 | 本の紹介
・私が仕事において常に求められていたことは、「人と差別化できる、新しいものを生み出すこと」だった。

・半年ほど使用してみたうえでの私なりの結論は、「対話型AIは情報収集や整理に向いているが、何かを判断したり、新しいものを生み出したりするのには向いていない」ということだ。

・情報収集にかける時間は必要最小限にして、本当に大事な「考える」時間を増やすべきではないだろうか。

・従来の常識だった「インプット⇒アウトプット」というプロセスを、「アウトプット⇒インプット」に逆転させるということだ。

・アウトプットとは、「仕事の目的」であり、さらに言えば「あなたの本当の仕事は何か」ということにもなるだろう。

・「ある目的を達成すること」が仕事であり、「その目的を達成するための手段」が作業ということになる。

・「作業」の時間は減らしても「仕事」の時間を必要以上に減らすべきではない。

・「情報は整理するな、覚えるな、検索するな」

・情報活用の目的
①意思決定の助けとなる情報
②アイデアの元になる情報
③コミュニケーションの手段としての情報

・「情報とはマイナスのエントロピーである」
 エントロピーが減少すればするほど、事象の確実性は高まるということになる。

・他の人が100の情報が集まらないと決められないのに対して、30の情報で同じ質の意思決定ができる人間が、優れたリーダーだということだ。

・日々のあらゆる場面において、意識的に「短い時間で決める」経験を積むことだ。

・まずは、「重要な意思決定だからこそ、時間をかけてしっかり調べよう」という常識を、「何事も、なるべく少ない情報で決めてみよう」に変えることがスタートだ。

・無理に情報を集めたり整理したりせず、自然と脳内に集まった情報を泳がせたほうが、思考が飛躍して新しいアイデアがでやすいというのが私の持論である。そして、集める情報は仕事に役立つか役立たないかよりも、あくまで、「自分にとって面白いか、面白くないか」で決めてしまっていい。
 イメージをしては、「しばらく放置して、熟成させる」とでも言えるだろうか。そしてあるとき、ふとしたきっかけで、「スパーク」が起こるのだ。

・トライ&エラーを繰り返すほうが、結局はアイデア創出の近場となる。そして、ビジネスパーソンとしての成長にもつながるのだ。

・必要な「三つの視点」
①「肌感覚」でそれをつかむ(ミクロの視点)
②それをマクロで見る
③「肌感覚」で考えてみる
仮説にたどり着いたら、今度は再びマクロの視点で見てみる。

・周りに勝てないと思ったら「スキマ」を探せ

・自分の立ち位置を考えるための切口
1)自分の立場(ポジション)
 ①経営者か社員か?
 ②マネージャーがメンバーか?
 ③ベテランか中堅か新人か?
 ④所属部門はどこか?(営業、経理、製造など)
2)期待される役割
 ①チーム内での立ち位置は?
 ②周りの人の能力は?
 ③上司から期待されていることは?
 ④自分だけの強みは?

・「どうしたら周りの人と差別化できるか」という期待役割の視点から自分のスタイルを考えることは、あらゆるビジネスパーソンにとって不可欠と言える。

・目的さえ明確であれば「コピペ&ペーストも大いに結構」という立場だ。
 クリエイティブではない作業は、コピー&ペーストでもなんでも使ってできるだけスムーズにこなしてしまえばいいのだ。これもまた、アウトプットから考えた情報収集ということになる。
 同様の理由で対話型AIの活用も賛成である。

・「どの情報を信じるか」を自分で決める厳しい時代

・「なんとなくおかしい」第六感は意外とあたる
「なんとなくおかしい」と思った背景には、その勘を働かせた元となる、なんらかの要素があると考えられる。その感情がどこから出てきているかをはっきりさせることで、情報の真贋が見えてくる。そうした「第六感」を使った情報との接し方もまた重要だと、私は考えている。

・ネガティブな情報」を意識的に集めよう
 気づかないうちに「自分にとって都合のよい情報ばかりを集めてしまう」という危険性があることだ。

・情報を網羅することは不可能であり、限られた情報で、限られた時間にて決断をする必要がある。そのためには「仮説」を立てることが絶対に必要なのだ。

・得た情報を、「頭の中の引き出し」に放り込む
「頭の中に情報を整理して入れるための仮想の引き出しを作っておく」ということになる。
 あなたが「リーダーシップ」「イノベーション:「人材育成」に関心があるとすると、とりあえずこれが三つの「引き出し」となる。

・「ひねったネーミング」で注意を惹く
思わず「それってなんですか?」と聞きたくなるような名前をつけるようにしているのだ。

・事例ほどパワフルな説得材料はない
たった一つの事例が入るだけで、話がスムーズに進む。事例は非常にパワフルな説得材料なのだ。

・差別化の近道は、人のやっていないことをすることだ。それが今の時代においては「アナログ」なのである。

・いろいろな人に会って直接話を聞く、ネットでは得られない書籍や専門的なメディアの情報を足を使って稼ぐ。

・弱点は人並み程度に改善する一方、強みは徹底的に伸ばして自分のセールスポイントにする。

・言葉のキャッチボールで、論点を明確化
まずは、「言葉のキャッチボール」により、自分が何を求められているかを知るのである。

・「人から聞いた」「アンケートの結果」といった二次情報には、ときにウソや、ウソとは言わないまでもバイパスがかかっていることも多々あるということだ。

・まず仮説を立てて、それを念頭に置きながら情報を読み解いていくというアプローチだ。

・「異常値」が見つかったらチャンス!

・「右脳と左脳の使い分け」で、話しながら情報を得る
ここで重要なのが、「常に二人の自分を持つ」ということだ。目の前の議論に熱くなりつつも、どこか頭の片隅にクールな考えを持つ自分がいる、といういめーじである。

・行き詰ったら「現場」に行こう

・「嫌なヤツ」と積極的につきあえ!?
私はこのことを。ビジネススクール時代に学んだ。

・日本経済新聞社の幹部と議論しているときに、その人が面白いkとおを言っていた。
「ネットに比べて、紙媒体の利点は寄り道ができることだ。すなわち新聞でも雑誌でも、自分が興味ある記事の隣や次のページにある全く関係ない記事に寄り道することができるという意味だ。それによって、思わぬ発見や発想の広がりが生まれる」

・人間たまには寄り道しないと、ものの見方や知識が偏ったり、貧層になってしまうということではないだろうか。

・「キョロキョロする好奇心」で、日常すべてが情報の宝庫に
花王の元会長 後藤卓也氏
 後藤氏は電車で通勤することが多いそうなのだが(大企業のトップとしては、これだけでも特筆すべきことだ!)、そのときに電車の中でいろいろなものを見るのだという、例えば電車の中吊りの雑誌の広告を見れば、世の中で今何か話題になっているかがおおよそわかる。あるいは、みんながどんな格好しているか、あるいは何をしているのかを観察すれば、そこからもいろいろな発見がある。これを後藤氏は、「キョロキョロする好奇心」と呼んでいるわけだ。

感想
 内田和成氏の考え/視点はなるほどと思うことばかりです。
また実際に実践していることもあり、それを強く推してくれているようです。

 内田和成氏は何よりもチャレンジされて来られた方です。 






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