幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「地震と独身」酒井順子著 ”自分の人生、どう生きるか”

2017-08-27 15:26:26 | 本の紹介
家族(配偶者や子ども)がいると真っ先に家族のことを心配したが、独身だから先ずは自分のことで、次は周りの人のことで、独身の人は被災地で周りの人の支援をする側に回った人も多かった。
被災地で一時的なボランティアをしていた人の中で、独身の人は被災地に留まり、ボランティアを継続する人も多かった。
多くの人が被災したことで、結婚したいと思った人も独身者の中には多かった。

独身者がどのように思い、行動し、どうしていったかを多くの独身者にインタビューして、その記録書のような本でした。

「災害ユートピア」の本の中に、アメリカの政治学者デボラ・ストーンの言葉が引用。
「人に何かを与えたり、人を助けたりすることは、彼らに、彼ら自身より大きい何かの一部であるという感覚を与える。他人を助けると、自分は必要とされている価値のある人間で、この世での時間を有効に使っていると感じさせる。他人を助けることは、生きる目的を与えてくれる」

感想
今をどうするか。
それを大切にして行動されている人が多かったです。
自分を振り返ると、今だけでなく、その先は大丈夫かを考えて選択していたように思います。
そのために、未知なことにチャレンジを控えていたように思います。
若い時に、老後まで考えていたようです。

どちらにせよ、周りの目を気にせずに、自分の生きる意味を見つけてそれを実践することなのでしょう。
意味は人生からの問いかけの中に見いだすものなのでしょう。
そして人生の問いかけは一人ひとり違っているということです。