幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

ノマドワーカー   仕事を楽しむ

2013-11-08 00:23:34 | ブログ

ノマドという言葉をご存知ですか?nomad(遊牧民)との意味だそうです。ノマドワーカーは場所に関係なく働いている人のことを言うそうです。 

元の会社で働いていた時も、出かける時はPCを持ち歩き、それぞれの場所で会社のLANに接続して仕事をしていました。会社にいる時も勤務時間の6割ほどは会議でしたので、会議中もPCを持参してメールのチェックなど行っていました。

 会議が多く、会議中にメールの対応しないと(当時は100通/日,退職前には150/日)片付かない、即ち残業を毎日4時間ほどしていても処理しきれないほどの業務量でした。品質トラブルのメールは早く対応しなければなりません。そこで、会議にPCを持って、自分が会議の議題と関係ない時はメールの対応をしました。10数年前に会議にPCを持ってくる人はいませんでした。そのため、上司(取締役)には、注意されました。「会議中にPCをやるとは何事か」と。きちんと、「会議は自分が関係するのは一部の時間であり、会議が多く、いくら残業してもメールの対応ができません。品質保証を責任を持ってやるにはこうしないとできません」と説明しましたが、わかって貰えませんでした。上司の意に反してPCを会議に持っていきました。その後、上司が二人変わりましたが、同じく注意されました。

 ある超大手企業の役員が書いたエッセイがありました。「会議は自分が関係しているのは一部だけで、後は話を聞いていればよいだけのものが多い。そんな時、ボーと会議に出てるより、PCで仕事をする方が効率がよい。逆に会議でPCも持たずにボーとしている人をみるとよっぽど暇な人だと思う」。10数年経過し、今や会議に多くの方がPCを持参して仕事をされています。どうしても先にやると目立ってしまいます。会議にPCで仕事をしていましたので、当時の周りの目はマイナスだったようです。

 退職し、今はさらに私はノマド状態です。自宅、NHK放送大学、顧問先の会社、ボランティ事務所、カフェ、電車の中とそれぞれの場所で作業をしています。ある本に、「飽きると場所を変えるとまた気持ちを新たに取り組める」と書いてありました。まさにそれを感じています。

 仕事はしなければならないと思うとかなり心の負担になります。負担が過度になると、サザエさん症候群(日曜日夜にサザエさんが始まると、明日会社に行かないといけないと思う)になります。仕事は追いかけないと、仕事に追いかけられると言わています。日常生活の中に仕事を入れることで、仕事中に少し余裕を持たせることもできます。

 MBA留学していろいろなことを学びましたが、その中で感心した一つは、米国の学生がちょっとした時間があると教科書を読んで勉強していました。それまでの私は、勉強する時は、さあ勉強する時間だと、時間を取ってやっていました。ちょっとした時間を勉強に活用していませんでした。

 電車の待ち時間、ちょっとした移動の時間、そういった時間に本を読むようにしました。この時間がけっこうあることがわかりました。かなりの本が読めました。目の前で電車のドアが閉まることがあります。前だとがっかりしましたが、今は読書の時間ができたと思えるようになりました。通勤や出かける時は必ず本を一冊持っていました。

 仕事には必ず、自己成長のための学びが必要です。仕事に誇りを持ち、学びを続けると仕事は気持ち的に少し楽しくなるように思います。そして、できれば仕事の中にボランティアができる時間を取れるようになると企業も社会もそして個人も楽しくなると思います。