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今日は酒日和
どの街のどこで呑もうか
めっきり東の方では飲めなくなったので、タイトル変更(旧 東西下町酒場御酒飲帳)

浅草【大黒家】

2013-09-17 00:00:00 | 台東区(東京都)
下町に住むようになった頃、浅草でよく天丼を食べました。
最初に食べたのはここの天丼でしたね。浅草【大黒家】

今日は「大黒家」のを久々に食べたくなり、比較的空いてる昼過ぎの2時半頃にお邪魔しました。天気があまり良くないのもありますが、平日のこの時間は比較的空いてます。
まったく縁日の休日なんて行列ですからね。
こういう日に食べるに限ります。大黒家は明治20年(1887年)に今ある場所と同じ伝法院通りに蕎麦屋として始まったとHPにあります。
天ぷらそばが売れた日には儲かったんですって。
で、明治の末に蕎麦屋から天ぷら屋になったそうです。今は四代目が仕切る天婦羅屋老舗です。天丼メニューは、
「海老1・キス1・かき揚げ1 が1500円」
「海老2・かき揚げ1 1700円」
「海老4 1900円」
、の3つ。
今日は1700円ので頂きます。

その前に喉を潤しましょうか♪いい感じで注いでくれましたね♪

天丼。

他の地域であまり気にして食べたことがないので一概に言えませんが、
浅草天丼というのはですね、
まず、出てきた時からわくわく感があります!ほら、
蓋付きの状態で出てきますよ。
そしてもう、天ぷらがはみ出てます!
これを見ただけで、もうハイテンションになっちゃいますよね♪

じゃあ、ね、

いい、ですか!
開けますよ!♪
ジャ~~ン♪はい、オープン!
どうです!
ご飯、見えないでしょ♪♪
ここで、さらにテンションアップなわけです。
ごま油だけを使って、キツネ色に揚げた天ぷら。ちょっと焦げてる感のある天ぷらは、少し辛めで濃厚なタレで一度食べたら忘れられない!ご飯にも、タレが染み込んでますよ。
これを、美味しいとか値段の割りにとかではなく、
酔い時間を楽しめる、と思ってる私はすごく好きなお店♪

江戸の庶民の中から生まれた食べ物。
天ぷらは、屋台で始まったそうです。写真は深川の江戸資料館の展示の屋台です。
こんな感じのお店でね、当時は立ち食い立ち飲んでたんですって。
天ぷらは、現代のファーストフードのように江戸の町に登場し拡がっていったんです。
明治になって丼鉢にご飯を盛り、汁に浸した天ぷらを載せて食べる「天丼」が現れてたそうです。
今では、下町浅草のソウルフードですね♪ここ、大黒家の天丼は私にとってそういう歴史を思って楽しめる天丼。
大好きなんです♪

また、食べに来ますね。
ごちそうさまでした。店を出たら、目の前にこんなのが居ましたよ♪
全国ゆるキャラブームに乗っかって、
浅草オレンジ通りの「オレンテくん」だって♪

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