今日も楽しく ほのぼの酒ライフ

今日は酒日和
どの街のどこで呑もうか
めっきり東の方では飲めなくなったので、タイトル変更(旧 東西下町酒場御酒飲帳)

兵庫県西宮市【白鹿 酒ミュージアム】

2014-03-02 00:00:00 | 阪神間
「灘の生一本」(なだのきいっぽん)


灘の生一本とは、灘産の混じりけのない清酒のこと。


灘産とは、兵庫県の神戸市灘区を中心とした一帯の酒造地域で作られたお酒。西宮【白鹿 酒ミュージアム】



その酒造地域は「灘五郷」と呼ばれ、その一つ西宮郷に属するのが「白鹿」さん。
その白鹿さんとこの、博物館に来ております。

実家から近いんです。

ここらは生産工場もいたるところにあるので、その付近を通るとほのかに酒粕の酔い匂い♪

たまらんね♪
嬉しいね♪ここら一帯は、
酒造りに適した酒米(山田錦)や
上質のミネラル水(宮水)、
好適な気候を作る六甲おろしに恵まれ日本酒の名産地として江戸時代から栄えます。こうやって宮水を運んだそうな。すぐそばが瀬戸内の海岸線なので他地域への輸送も船を使って便利。江戸へ送られるお酒は「下り酒」と呼んで、付近の港から「樽廻船」で輸送したそうです。
その地の利を生かして灘のお酒は江戸でかなりのシェアを得たんですって。

なるほど、東京下町の酒場を巡っていてやたらと、

「白鹿」「白鷹」「大関」「日本盛」「白鶴」
「剣菱」「菊正宗」「沢の鶴」
…などなど、灘酒の看板が多いと思ってたんですが、そういう事だったんですね。
ん~~、お国自慢自慢♪


勉強になりました♪入館料200円。
帰りは白鹿の一合びんが無料で付いてくる白鹿酒ミュージアム。

ごちそうさまでした。