ポーランドからの報告

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歴史を感じさせるルネッサンス建築のホテル

2007年01月15日 | ホテル

中世からの街並みが残る街、クラクフ。
今日は古都クラクフの老舗ホテルをご紹介します。

旧市街・中央広場の一角に位置するホテル - WENTZL ヴェンツル -

17世紀由来のルネッサンス建築を改装した高級老舗ホテルで、一室ごとに内装が異なる全部で12部屋の客室は、ルネッサンス建築の特徴である木造天井の持ち味を生かしつつ、アンティーク家具で上品にまとめられています。ロケーションや雰囲気のよさに加え、料金も良心的、加えて限定12室ということで、いつもほぼ満室の人気ホテルです。

 

日本語のガイドブックなどに殆ど紹介されていないので、日本人の利用者は多くなく、“知る人ぞ知る”ホテル。実は知り合いの知り合いがこのホテルのオーナーさんなのですが、日本人にももっとこのホテルを利用してもらいたい、と言っていました。(このオーナーさんは、カジミエジュ地区のエステルというホテルも持っています。)

ただ一つ注意点。中世からの建物を利用したホテルだけに、エレベーターがありません。というのは、このWENTZLが入っている建物のように、とりわけ時代が古い建物は、市の条例かなにかで、エレベーター設置が禁止されているからだそうです。(文化財保存の目的)重いスーツケースを抱えた旅行者にとって、これは不便ですが、ここは一つ、中世にタイムスリップしたと思って、階段を使ってみましょう。


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