ポーランドからの報告

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クラクフで KEBAB を食べる

2006年11月18日 | レストラン・ショップ

クラクフ旧市街の、フロリアンスカ通りからグロツカ通りにかけては、ケバブ屋が沢山軒を連ねるスポットです。ケバブ(kebab)は元々トルコや中東の料理ですが、ドイツにトルコ系移民が持ち込んだのがきっかけで、いまやヨーロッパ各国に広まっています。元々肉料理が大好きなポーランド人ですから、肉のうまみがたっぷりのケバブは、ポーランドでも瞬く間に人気が浸透しました。

とくに人気なのは、ドネルサンドタイプのケバブ で、ドネルケバブ(Doner Kabap )という、肉の塊を回転させながら焼いて、大きなナイフ削ぎ切ったものを、サラダとともにパンやピタに挟んで、サンドイッチ状にしたものです。定番のメニューは、ドネルケバブサンドとコーラのセットで、10~15zl(400円~600円)くらい。手軽な値段で、しかもおなかにたまるので、観光客にも、地元の人にも大人気、ハンバーガーに取って代わる定番のファーストフードとなっています。店によって値段が違うのは、店内で座って食べられる店は高く、テイクアウトのみの店は安くなっている為です。

   

ちなみにケバブの肉は、羊肉と鶏肉、もしくは牛肉と鶏肉のどちらからか選ぶことになりますが、殆どの店は羊肉・鶏肉です。でも個人的には、羊肉・鶏肉・牛肉の中で、牛肉のドネルケバブが一番おいしいかな~と思います。というわけで、クラクフで、牛肉のドネルケバブサンドが確実に食べられる店をご紹介しておきます。グロツカ通りと諸聖人広場(Pl.Wszystkich Świętych)の交差点の、両角2軒のケバブ・レストランなら大丈夫です。(それ以外にももちろんあると思いますが、全制覇したわけではないので...とりあえず、私の知っている店をご紹介します。)

そのほかお祭りや縁日の屋台では、串刺しのケバブ、シシ・ケバブ(Şiş Kebabı)も人気です。

またワルシャワのケバブ情報については、こちらの ワルシャワ・ケバブマップ がとても便利です。


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4 コメント

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コメントありがとうございます (Wasilewska)
2006-11-26 12:06:10

ぴっちゃんさん

>ケバブ屋が増えてザピエカンキが駆逐されていくのが寂しいです。ザピエカンキをいろいろ改良してケバブみたいに派手にすればいいのに…と思います。

確かに、ケバブとザピェカンカでは、ケバブに軍配が上がっていますね!

ケバブ=お肉たっぷり、ザピェカンカ=肉なし

なのが大きいかなと思います。ポーランド人は本当にお肉好きですからね^^ もしザピエカンカを改良するとしたら、お肉を加えれば(ハムとかサラミとか)、少しは巻き返しを図れるのではないでしょうか^^
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コメントありがとうございます (Wasilewska)
2006-11-20 21:34:43

Kasia さん

実は私も、ヨーロッパに来てから、ケバブにハマッタ口です。日本にいるときは、トルコ料理屋などいかなかったのですが、ここクラクフでは、街のメインストリートに、普通にドネル・ケバブの店が軒を連ねていて、ファーストフード店に入るような感覚で、気軽に入店できるので、いつのまにやら、すっかり虜になってしまいました。

>さすがオージービーフの国、牛肉ケバブの方が安いのです!

それは牛肉好きにはうれしいですね!ポーランドでは、何肉ケバブでも、値段は通常一緒ですが、鶏肉の方が仕入れ値が安いようで、「羊肉(牛肉)と鶏肉どちらにしますか?」と聞かれたときに、黙っていると、自動的に鶏肉にされてしまうことが多いように思います。

それよりポーランドですごいのは、シシ・ケバブ屋で、通常の串焼きケバブと一緒に、豚肉の串焼きも売っていること!ケバブはトルコ・中東の料理ですから、イスラム教でご法度の豚肉料理が、ケバブ屋に並ぶなんてありえないはずですが。。。ポーランドは豚肉産出国で、国民も豚肉をよく食べるので、豚肉の串焼きも、いっしょくたになってケバブ屋の店頭に並んでいます。でも、さすがにケバブという名前では売られていないですが。。でも買うほうのポーランド人は、豚肉ケバブとか呼んでいます。
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Unknown (ぴっちゃん)
2006-11-19 21:34:33
こんばんは。ppb改めぴっちゃんです。ppbはなんだか味気ない名前なので変えました。

ケバブが広まったのはトルコからの人が多いドイツの影響でしょう。

ケバブ屋が増えてザピエカンキが駆逐されていくのが寂しいです。ザピエカンキをいろいろ改良してケバブみたいに派手にすればいいのに…と思います。

トルコ人のほとんどいないポーランドはポーランドで、独自の名物スナックフードを発展させていくのが見たいです。
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Unknown (Kasia)
2006-11-19 15:31:48
こんにちは。幅広い情報をいつも楽しく拝見しています。

多民族国家オーストラリアでもあちらこちらでケバブを食べることができます。そしていつも確認してしまうのが、牛肉ケバブと鶏肉ケバブの値段。さすがオージービーフの国、牛肉ケバブの方が安いのです!

いろいろな国の料理を知り、それを楽しむことができるのは、海外にいる楽しみのひとつですね。

ちなみにポーランド料理で好きなのはピロギです。お店でいただくことの方が多いですが、何回か作ってみましたよ。

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