標津町立川北中学校

 川北中学校は、昭和22年5月6日開校し、平成17年に北標津中学校、平成24年に古多糠中学校と統合し現在に至っています。

学校だより  8月号

2008年08月29日 | 学校だより

   充実した夏休みでした!
                                    校 長  須 郷 一 美
 第2学期がスタートし、校舎にも活気が戻ってきました。夏休み中の生徒の様子と活躍ぶりを報告させていただきます。
【吹奏楽部】
 7月26日(土)に「第45回釧路地区吹奏楽コンクール」が釧路市民文化会館大ホールを会場に開催されました。本校生徒は中学校C編成の参加校中一番人数の少ない7名の部員で参加しましたが、生徒たちの演奏を聴き終えて背中がぞくぞくとするほどの感動を覚えましたし、会場からは「おおっ!」という感嘆の声が漏れるほどの見事な演奏でした。全道大会出場校2校にはあとわずか点数が足りず惜しくも【銀賞】にとどまりましたが会場からは大きな拍手を頂くことができました。生徒の応援・送迎にご協力いただきました保護者の皆様に心よりお礼申し上げます。
 ☆開催要項の【栄光のあしあと】に本校吹奏楽部の輝かしい歴史が記載されておりました。ご紹介させていただきます。

釧路地区吹奏楽コンクール金賞受賞年度

S45(B)・S46(B)・S47(B)
 S53(B※この年は全道大会未開催)
 S61(B)・S63(C)・H 1(C)
 H 2(C)・H 4(C)・H 5(C)
 H 7(C)・H 8(C)・H11(C)
 H13(C)・H15(C)(計15回受賞)

北海道吹奏楽コンクール金賞受賞年度

 S48(B)・S51(B)・S52(B)
 S57(B)・S58(B)・S59(B)
 S60(B)
 H 3(C)・H 6(C)
             (計9回受賞)

※S=昭和、H=平成、B(B編成35名までの参加人員)・C(C編成25名までの参加人員)

8月6日(水)~7日(木)には、「はまなす苑」を訪問しました。デイサービスに訪れていたお年寄りも含めて大勢の方に「知床旅情」などなじみのある曲を演奏したり、ゲーム(風船リレー等)で交流を図りました。生徒はお年寄りに対して明るく親切に接しておりましたし、風船リレーでは身体の自由の利かない方に対して両ひざをついて風船を受け取りやすく渡してあげるなど細やかな心遣いで楽しい一時を過ごしていました。次年度も可能な限りこれらの交流を進めていきたいと考えております。

【意地を見せた全道女子バレー】
 7月31日(木)~8月3日(日)にかけ、女子バレー部は北見市で開催された全道大会に出場しました。予選1回戦は十勝代表の札内中学校でした。前半は大きくリードしていましたが緊張の余り自分たちの力を出し切れずに惨敗してしまいました。2試合目は全道準優勝に輝いた雨竜中学校との対戦でした。雨竜中学校は決勝戦以外は1セットも落としていない強豪チームでしたが、唯一本校女子バレー部にフルセットに持っていかれるほど苦戦しました。3セット目は大差が開いておりましたが、監督・コーチと選手が【心を一つにし】同点にまで追いつきました。しかし、最後は惜しくも力負けしてしまいました。会場に詰めかけている大勢の方々から「決勝戦みたいだ!」と言葉が漏れるほどの熱戦を繰り広げました。本大会には川北小学校の校長先生を始め先生方、本校からはバレーボール部以外のお母さんや部活動後援会長さんも応援に駆けつけてくださいました。心よりお礼申し上げます。

 【標津町制施行五十周年記念式典】
 8月1日(金)に標津町あすぱるにて上記記念式典が厳かに挙行されました。本校からは生徒会副会長のT君が川北中学校を代表して式典に臨みました。式典では、記念品を町より頂いた後、各小・中学校、高等学校の代表者と一緒に「町民憲章」を唱和しました。この式典を契機に本校の生徒や卒業生が標津町はもとより広く日本各地や世界各地で更に活躍することと期待しております。
    
【水キラリ・巴隊:出陣の舞大演舞】
 7月18日(金)急きょ本校生徒の巴隊参加についての打診がありました。連休明けの22日、先生方に相談した結果、快く了解していただき夏休み中の部活動の時間を1時間ほど割いて5日間ほどで踊りを仕上げていただきました。30日(水)には巴隊出陣式とバレーボール部全道大会出場を兼ねた激励会まで催していただきました。水キラリ当日は真新しい衣装を身にまとった本校生徒が目映いライトの下、そして威勢の良い「よさこいソーラン」と太鼓が鳴り響く中、迫力のある踊りを披露し、多くの方より盛大な拍手を頂きました。急な依頼で生徒はもとより保護者の皆様にもご迷惑をおかけしましたが、川北中学校の有志24名(先生方も含む)は一回り大きく輝いた貴重な体験を得ることができました。参加してくれた生徒のみなさんに心より感謝の気持ちを伝えたいと思います。また、指導に当たられた吉田様・小岩様・波切様には紙上にて大変失礼かとは思いますが改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

【爽やかな一時:夏休みラジオ体操会】
 川北に赴任して初めての夏休みラジオ体操会で驚いたことは、本校中学生がラジオ体操をしに集まっていたことでした。スケート部と卓球部の生徒が大半でしたが、中1の鈴木君や中3の田村君は何度もラジオ体操の模範演技者として多くの小学生をリードしてくれました。また、数回ではありましたが自転車で遠路駆けつけてくれた男子生徒もおり、大変すがすがしい一時を過ごすことができた夏休みラジオ体操会となりました。

【全日本中学野球大会町内予選でリベンジ!】
 夏休み明けの23日(土)に町営球場にて、上記大会が開催されました。3年生が野球部を引退し新しいチームとしての初の公式戦でしたが、春の悔しさをバネに夏休み中は「部活動一斉休養日」以外は監督・コーチの熱い指導にこたえた結果、標津中学校に6-2で圧勝することができました。「結果は努力に比例する」とも言われていますが、正に川北中学校野球部の1・2年生は黙々と基本練習に励みこの勝利につなげました。今月31日には「羅臼町営球場」にて支部大会が開催されます。対戦チームは春松中学校です。
全力を尽くし全道大会を目指してほしいと思います。休み中、生徒の体調管理等で保護者の皆様には大変お世話になりました。心より感謝致します。

  このように本校生徒は、目指す生徒像に向かって一歩一歩確実に歩みを進めています。2学期は〈体育祭9/6(土)〉〈学校祭10/18(土)~19(日)〉と大きな行事がありますが、生徒が行事に振り回されることなく学校生活が送れるよう全教職員が心を一つにし、「心配り・気配り・目配り」に徹したいと考えております。
 今後も「一人一人の生徒の心に寄り添った教育活動」を目指して鋭意努力致しますので、一学期同様、保護者・地域の皆様方のご理解とご支援を賜りますようお願い致します。

 以下略


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学校だより  立志7月

2008年08月29日 | 学校だより

多くの感動をありがとう!!
    爽やかな川中生に心より拍手を贈ります!!      

                                               校長  須郷 一美
 新年度早々の猛吹雪に見舞われ、平成20年度がスタートしましたが保護者・地域の皆様方に温かく見守られそして、支えられ大過なく1学期が終了することを嬉しく思いますとともに、心よりお礼申し上げます。
 さて、先日全校生徒が「新体力テスト」にチャレンジしました。①握力、②上体おこし、③50m走では全国平均を若干下回った学年がありましたが、その他の種目では全国平均を上回る好結果を得ました。特に8種目(①握力、②上体おこし、③長座体前屈、④反復横とび、⑤20mシャトルラン、⑥50m走、⑦立ち幅とび、⑧ハンドボール投げ)の合計点では、1~3年男子と3年女子が「校内新記録」を出すなど、普段の体育の授業や部活動での成果が十分にあらわれた結果だったと受け止めております。
 このように、本校生徒は「体」力面だけではなく「心」や「技」そして、昔から言われております「文武両道」の「文」の面でも大きく成長した1学期だったと思います。
 延長9回2死満塁で惜しくも敗退した野球部、春の大会で中標津中学校に完敗したバレー部の見事な地区大会優勝、手に汗握る白熱した試合を展開した剣道部、北方四島ファミリー訪問団との地域住民交流会で爽やかな曲を披露した吹奏楽部、全道・全国規模の大会で活躍している選手に胸を借りて懸命に白球を追った卓球部、黙々と一人で陸トレに励んでいたスケート部員そして、諸事情により部活動に参加できなかった生徒も含めて「川北中学校の生徒」は様々な場面で光り輝き、多くの感動を私たちに分け与えてくれました。君たちの「汗と涙」そして様々な苦悩を乗り越えた「精神力」に心より大きな拍手を贈ります。(君たちは決して自分一人で頑張ったとは思わないでください。陰で支えてくださった多くの方々に感謝の気持ちを忘れずにこれからも生活してほしいと思います。)
 いよいよ長い夏休みが始まります。学校でも十分に「休み中の生活」について指導しましたが「いつもとは変わらないけじめのある毎日の生活」を過ごすことが何よりも肝要です。生徒全員が、休み中の個人目標を達成し「明るく爽やかに登校」する日を今から心待ちにしております。

  校長のワンポイントアドバイス
   ~基礎からのWeb用語解説~ キーワード「チェーンメール」

 ●「不幸の手紙」や「幸福の手紙」の電子メール版●
 チェーンメールは、「回さないと不幸になる」「回せば幸せになる」など、転送を要求してきます。スパムメールが無差別、勝手に送りつけられるのに対して、チェーンメールは知り合いから知り合いへと広がっていくので、子どもたちの携帯電話にも届きます。ある調査では、携帯メールを使っている小学6年生の4割、中学2年生の9割がチェーンメールの経験がありました。
 チェーンメールには、次のような問題があります。
①自分が感じた恐怖感を友達にも与えること。
②事実でない内容が広がること。
③ワンクリック詐欺へ誘導するワナが仕掛けられていることがあること。
④メールに電話番号やメールアドレスが書かれていること、そこに問い合わせが殺到すること。

 もしも、このようなチェーンメールが届いても〈とめても分からないこと、転送しないこと〉をお子さんに話してあげてください。「○人に回して」や「たくさんの人に知らせて」などと転送を要求する文章が書かれていたら、それはチェーンメールです。
※注、スパムメールとは‥無差別、大量に送りつけられる迷惑メールのことです。最近は法規制や携帯電話会社の努力により、現在はほとんど届かなくなりました。その代わりに増えたのがパソコン宛の迷惑メール             


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする