社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

社会保険庁

2007-05-31 08:53:02 | 日常
社会保険庁の年金問題
5000万件もの不明件数があります。
全く信じられない事です。

昨日、政府はようやく1年以内に
5000万件の照合を行うことを決めましたが、
その前の衆院厚生労働委員会では、
「申し出がある人だけ調査をします。
領収書や出金記録が無いと照合出来ません」
という発言でした。
国民が自ら働き払った年金を
政府は「判らなくなったので、知りません
調べようがありません。」
これでは、詐欺と同じです。

もし、銀行に定期預金をしていて
10年の満期の時、銀行から
「記録を失くしたので、満期金は払えません」
といわれたらどうでしょう。
当然、裁判で争うことになるでしょう。
これと同じことを国はやっているのです。
「国がすること、国民は文句を言うな」
では、大昔の封建制度と変わりありません。

今回の政府の態度でも、柳沢厚労相の発言には
がっかりしました。
あまりに誠意のない発言、国民をバカにした発言
彼は苦労して大学を卒業し、国会議員になったと聞いています、
しかし、年月が彼の初心を忘れさせたのでしょうか、
それとも、国の方針に服従せざるを得ない立場での発言
なのでしょうか。
いずれにしても、国家は政治家は国民の為の政治
を遂行して欲しいです。
国が国民を騙す、そんなことが当然の様に
起きています。
天下り、官製談合、すべて税金の無駄使いです。

日本国民はおとなしい国民性ですが、
もし、政府がそこにつけこむ気持ちがあるのなら、
大きなしっぺ返しを受けることになるでしょう。
いつまでも、国民が黙っていると思わないことです。

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