社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

大連立?

2007-11-04 12:31:23 | 日常
自民党の福田首相と民主党の小沢代表
との密室会談、そこでは驚きの会談が
行われていました。
福田首相が持ちかけたと言われる「連立構想」。


結局、この連立構想は成立しませんでした。
民主党小沢代表は、どんな思いでこの提案を
聞いたでしょうか?
小沢氏は政権の座につけるチャンスと考えたのでしょうか?
なぜなら、解散総選挙で民主党が勝利できる自信があれば、
自民党との連立政権は必要ありません。
ということは、小沢氏は選挙で勝つ自信が無かったのか?
民主党役員会では大多数が反対でした。
つまり、役員達は選挙で勝つ自信があるのです。
ここに、民主党がいつまでも野党でいる事実が見えます。
民主党内部は一枚岩ではないのです。

今回の福田首相の提案は、正に「背に腹は変えられない」
大英断でした。
多分、福田氏は自民党政権への危機感を相当感じていたのでしょう。
このままでは、政治が行き詰る、立ち止まる、
自民党政権が崩壊するという危機感があったのでしょう。

しかし、今回の密室会談はどう感じますか?
国民をバカにした出来事に憤りを感じます。
前回の参議院選挙は何だったのか?
国民の民意を無視した提案です。
自民党は自分達のことだけを考え、
小沢氏も自分のことだけを考えた行動、
そこには、国民の存在など全く感じられません。
結局、政治家いや「政治屋」は自分だけ良ければ
万々歳という構図です。
だから、政治不信が起きるのです。

今回は民主党の心ある政治家達により、
独裁国家への道は回避されました。
しかし、今後もどのような手段が使われるか
分りません。
我々国民は今以上に政治に関心を持つべきです。
「世論」というパワーは無限大の力です。
どんな悪行をも叩き潰す力を持っています。
失われつつある民主主義を守るのは、
国民全体の力しかありません。

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