社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

終戦記念日

2009-08-21 10:44:45 | 日常
今年も、8月15日の終戦記念日を迎えました。
戦後64回目の終戦記念日です。
数百万もの国民が亡くなった忌まわしい戦争
でした。

しかし、月日が経つにつれ、この戦争について
忘れられていく様な風潮が感じられます。
この忌まわしい戦争という事実を、どの様に
語り継ぐのかを考えるべきでは・・・。

今では、広島、長崎の原爆記念日すら知らない
若者が多いのです。同様に、終戦記念日を知らない
若者も多いのです。
戦争当時、特攻隊で死んでいった兵士の多くは
16~20歳までの若者でした。彼らは、日本が戦争
で勝つと必ずしも信じていた訳ではありません。
むしろ、この戦争は負けると分っていた筈です。
しかし、何故彼らはそれでも、特攻隊として死んで
いったのでしょうか?何を思い、死んでいったので
しょうか?決して天皇陛下のためではありません。
それは、自分達の家族、友達の為、そして将来の
日本の為なのです。
この愚かな戦争という事実を、彼らは身を捧げて
知らしめ様としたのです。同じ過ちを繰り返さない
様、そして日本と言う国が平和で繁栄することに
期待し、願って死んでいったのです。それが家族
友人への思いだったのです。

しかし、今の日本を見渡すと、彼らの思いが本当に
遂げられたかは大いに疑問です。終戦記念日すら
忘れられている現実。

今年もまた、熱い夏のお盆を迎えました。お盆は
亡くなった人達を、お迎えする期間です。
終戦記念日が、お盆の時期に重なっていることも
何かを感じざるをえません。
戦争で死んでいった多くの人達の思いが、そうさせた
のでしょうか?
それなら、お盆迎えをすることで、彼らの思いを
感じてあげたいと思います。

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