社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

横綱審議委員会

2007-09-03 21:00:29 | 日常
朝青龍問題で、横綱審議委員会が
での各委員の発言がメディアに紹介されています。

この横綱審議委員会とは何でしょう?
調べてみると、この様に定義されています。

横綱審議委員は理事長からの委嘱を受けて就任する。
現在の委員の定数は7名以上15名以内、任期は1期2年、最長で5期10年まで。
委員長は、委員の互選によって決定する。委員長の任期は1期2年、
最長で2期4年まで。報酬はなく、毎場所千秋楽翌日の定例会と、
東京場所前に年3回ある稽古総見と場所総見後に食事の接待ぐらい。
稽古総見以外での観覧は各自切符を購入する。
国技館では正面審判長のすぐ後ろにたまり席があるから
テレビ放送にはしばしばうつる。 新聞社の社長やNHK会長など、
マスコミのトップに委嘱することが多い(過去の委員を参照)。
これは八百長問題などの批判的な報道を封じ込める作戦であるとして
しばしば批判の対象となっている。

当初、内規では理事会は横審の決議に拘束されないとされていたが、
現在は「尊重する」となっている。横審の最大の役務は、横綱推薦にある。
「2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績」という内規を満たした場合、
理事長は横審に横綱昇進について諮問する。横審は諮問を受けて審議し、
出席委員の3分の2以上の賛成があれば横綱推薦を理事長に答申する。
理事長は答申を受けて臨時理事会を招集し、理事会において
横綱昇進について決議し、正式に昇進を決定する。
しかし理事会は横審の答申を尊重するため、
横審が事実上の最終決定をくだすことになる。

この委員会は、本当に必要なものなのか?
今の委員を見ても、相撲に本当に情熱を持って
いる人が何人いるのだろうか?
メンバーを見渡す限り、誰がやっても同じとしか
考えられません。
「有識者」という定義が何故必要なのか?
それより「情熱」を持っている人の方が必要です。
いくら「有識者」でも、相撲に対しすこしばかり
関心がある位の人が、横綱にふさわしいとか
横綱昇進の決定権を持つことはおかしなことです。

まして、横綱審議委員会のメンバーに
元NHK会長の海老沢氏が入っていることに
疑問を感じます。
一連の問題を起こしたNHKの会長であった
海老沢氏。
自らその責任すら負わずに、巧く逃げた人物です。
その人間が委員会のメンバーであること。
その委員会自体に信憑性が感じられません。
人を裁く前に、自分達を裁くべきです。

つまり、こんな組織である以上、
横綱審議委員会など必要ありません。
これは、力士達の方が強く感じているでしょう。
「相撲をしたことのない奴にとやかく言われたくない」と・・・