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近況報告。

・・・のつもりではじめたのですが・・・。
ゼミについては、学科公式ブログで報告しています。

イーストロンドンその1。

2016-06-11 22:34:05 | 近況とか。
ついでに、あんまり子どもに関係ありませんが、ブースの貧困地図に描かれたイーストロンドンの今。

※貧困地図はLSEのページで見られます。→http://booth.lse.ac.uk/


東の方は、港が近いので、移民と港湾労働者の街です。
昔は、アイルランド系やユダヤ系、後にインドや中近東、カリビアンなどの植民地圏からの意味がまず住む場所。

カナリーワーフのあたりは、ミレニアムで再開発されました。

(対岸のグリニッジから見た副都心カナリーワーフ。)


(独特な形状が目を引くO2スタジアム。)



BBCでエスニックマイノリティの問題などを話すときに、必ず「イメージ映像」的に映るのがここホワイトチャペル。

露店のストールが印象的です。
ムスリム女性用とわかる服を売る店が多いです。
歩いている人も、スカーフをしたムスリム女性と、ユダヤ人とわかる帽子をつけた男性、シク教とわかるターバンにひげの男性などが目に付きます。

  

モスク(イスラム教)とシナゴーグ(ユダヤ教)が隣り合ってあります。

 


ここの真ん中にそびえるのは、ロイヤルロンドンホスピタル。
18世紀につくられた貧困層向けの慈善病院。切り裂きジャックの被害者が運ばれたとかそんな場所です。



※ここについては、ちと色々ありまして、そのうち書くかもしれませんし、違うところに書くかもしれません。

このあたりと、V&A子ども博物館のあるベスナルグリーンあたりは、貧困地図でvery poorで黒に塗られている地区が点在します。


ロイヤルロンドンホスピタルの端から北上する道がブリックレーン。
観光地っぽくなっていますが、エスニックタウン。(標識が多言語。トルコ人の床屋と、タイと中国と、インドと…みたいな感じの店が並びます。)

 

オールドトルーマン醸造所は、イベントスペースになっています。
個人的には、こういう近代工場群の跡地利用のあり方が気になります。




なお、ホワイトチャペルの裏側はタバコドック
嗜好品の港なので、わりとこじゃれたところなのですが、「イーストロンドンのコベントガーデン」を目指して再開発したものの、今一つ利用が振るわないそうです。

  

まわりは公営住宅、目立つお店もなく、露店がが始まる(向こうに見えるホワイトチャペル)という立地だと、厳しいのかなあと思います。





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