近況報告。

・・・のつもりではじめたのですが・・・。
ゼミについては、学科公式ブログで報告しています。

子ども生活実態基本調査。

2010-05-28 16:58:35 | お仕事とか。
第2回子ども生活実態基本調査報告書
http://benesse.jp/berd/center/open/report/kodomoseikatu_data/2009/index.html

5年に1度のお仕事。
冊子版がどさっと届いたので、必要な方はお送りします。
といっても、ネットで見られるのですけど…。

ただ、数年前から、ネット版はPDFではなくなっているので、
引用の際などは、未だ冊子版がいいのかもしれません。

※6/12修正。私の勘違いで、PDF版もネット上に載っていました。


「90年代生まれの子どもの世界を読み解く」
http://benesse.jp/blog/20100427/p1.html

その過程で、現代の子どもの「子ども語り」wを聞ける
たいへん貴重な機会をいただきました。
調査準備の労苦をすべて飛ばさせていただいた分、
分不相応(かつ限られたデータから非常に危険)なまとめ的お仕事を。
(もっと精進せねばと思いました。。。)


ナショナルトラストのエコバッグ。

2010-05-19 20:57:48 | 近況とか。
季節が入れかわり、年度単位の仕事が動き始めるこの時期が苦手で・・・。
リアペの内容とか書こうと思っていたりいなかったりするのですが・・・。

とりあえず、どうでもいいことだけ書きます。
気に入っていたエコバッグ(写真は新品)が瀕死です。



昨年、イギリスの湖水地方のナショナルトラストで買ってきたもの(£2.5)。
イギリスは、この手のジュート(黄麻)のエコバッグが多いようなのですが、
マチは深いし、持ち手は腕に食い込まないし、
かなりの優れもの。

なんといっても、レジュメ400枚とパソコンを入れても
問題なく運べるところが最高!!(苦笑)

しかしながら、さすがに1年使ってくたくたになったので、
1代目は、研究室⇔講義の部屋のみの使用に限定することにしました。
(底が破けて立ち往生していたら助けてください。)
そして、2代目を使い始めました(お土産で配って2つ手元に残りました)。

ワンコインで、驚異的な使えっぷりなので、
たくさん買ってくればよかったです。

 

ちなみに、ピーターラビットで有名な湖水地方は、
「トラスト運動」の発祥の地です。
車がないと動けない地域なので、ガイドを頼みましたが、
ガイドさん曰く。

・産業革命の時代、マンチェスターの水質汚染が酷く、
 ダム(人口湖)を作って水をひくことになった
・1890年頃の人口湖建設の反対運動に集った人たちを中心に、
 開発から自然を守る動きが高まり、トラスト運動へ
・1895年設立のナショナル・トラストの「ナショナル」は
 「国民の」という意味
・ナショナル・トラストは、自然を守るだけでなく、
 遊歩道やコテージ、観光スポットを整備して、
 人々がくつろぐ場所を提供している
・(おまけ)日本の「トラスト運動」は 1964年に鎌倉で
 古都と自然の保存を目的に始まった

この「自然」は、明らかに「人間のための自然」であり、
「環境保護運動」は素人目にも危ういところに立っています。
環境倫理学などでは色々議論があるところかと思います。

しかし!すごーく癒されたことは事実でして。。。
今も写真を発掘してきて癒されてます。
はああ。また行きたいです。



「レベッカ」。

2010-05-05 20:38:23 | 芝居とか映画とか。
連休でした 
気持ちをかき乱されることもありましたけど(苦笑)、概ね楽しく過ごしました。




さて、今年は帝劇でリーバイ&クンツェコンビのウィーンミュージカルを
3作(日本人キャストで)上演すると盛り上げています。

第一弾、「レベッカ」を見に行きました。

不在の「完璧な先妻」レベッカをめぐるサイコサスペンスを
音楽で盛り上げていくって感じの芝居でしょうか。

第二弾、第三弾の「エリザベート」と「モーツァルト」は、
ご当地伝記ものに精神分析っぽいモチーフをちらっと入れて、
エンターテイメントにしているのですが、
レベッカは原作とヒッチコックの映画があるので、
特に趣向は凝らしていないのかな?

あんまり詳しくないけれど、
フェミニズム批評なんかでよく取り上げられる話だと思うんですが。
(1度も出てこないのに繰り返し人物像が語られるレベッカと
名前を1度も呼ばれない主人公「私」、とか。
家父長制を逸脱するも不貞の証とされる病に倒れるレベッカと
シンデレラストーリーに浮かれる少女から夫を守るただの妻になる「私」、とか。
案外女性的でへたれの夫マキシムとか。)

ほかの2作みたいに、そういうモチーフをキッチュにまとめあげてくれる、
ということはないみたいです。(私が気づいてないだけ?)

公演への感想としては、よく歌える人をそろえているよなあと思うものの、
もうちょっと緩急があると(芝居もだけどそれを載せるべき音楽に)
見やすいような。
2年前の初演のシアタークリエは小さいと思ったけれど、
帝劇はちょっと箱が大きすぎる気がしました。

「私」の大塚ちひろさんが少女から女(妻)になる過程を公演。
ダンヴァース夫人のシルビア・グラフさんもあたり役で素敵でした。
マキシムは・・・ウィーン版CDののUweさんの声が忘れられません。

ミュージカル レベッカ

プロモで見るとだいぶ昼ドラ的・・・。
まあウィーンミュージカルって、そういう大衆的なとこがいいんですけど。
ウィーン版のオペラ調演出だとそこまで昼ドラに見えないようなので、
一度ウィーン版を見てみたいものですが。