日本子ども社会学会第24回大会にて、子ども社会学若手勉強会の有志でラウンドテーブルを立てることにしました。
学会の場ではありますが、もしよろしければ一緒に議論してみませんか?
当日、ご参集いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。
日時:7月2日(日)16時30分~18時30分 (日本子ども社会学会第24回大会2日目)
場所:東京学芸大学 小金井キャンパス S 棟 3 階 S301講義室(予定)
ラウンドテーブルⅡ (コーディネーター:元森絵里子(明治学院大学))
「子どものため」にどう挑むか――子ども社会研究の射程を広げる――
【趣旨】“「子どものため」という思潮・運動は大人の思いの押しつけやレトリックにすぎないのではないか”“そもそも「子ども」とは大人や社会の理想や恐れが反映された歴史的・社会的構築物ではないか”“「子ども」の構築性を指摘したところで実践的・倫理的な問題が解決するのか”など、子ども研究を志す際に行き当たる典型的な問題はいくつかあるが、現時点では、これらを目新しいもののように繰り返すのではなく研究者間で問題意識を共有し議論を蓄積していくことこそ重要ではないだろうか。人類学と社会学を中心とする学際的なメンバーによる実際の研究に根差した問題提起を元に、フロアと共に子ども社会研究を志す際に行き当たる問題を具体的に共有し、議論の射程を広げる方法論や視角を自由にディスカッションしたい。
☆要旨→(1, 2, 3, 4) ※ブログ掲載の都合上、画像ファイルです
(学会要旨集に提出したものを、執筆者の許可を得て掲載しています。)
話題提供
1 「子どもは誰が守るのか?~「社会のなかの『子ども』」と「『子ども』から知る社会」の狭間~」 南出和余(桃山学院大学)
2 「子どものため」と「地域のため」の循環構造~子どもの安全の視点から~」 大嶋尚史(国立青少年教育振興機構)
3 「「子ども」を研究することの政治と倫理の問題」高橋靖幸(新潟県立大学)
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フロアを交えてディスカッション
☆学会プログラム→http://www.js-cs.jp/annual_meeting/1841/
※研究会ML参加も随時受け付けています。