今年の頭に不毛な作業を行ったのですが、突然ですが生存報告かねてメモとして公開しまする。
書籍版『大人エレベーター』にて、『大人エレベーター』(2014、扶桑社)にて「大人とは何か」を語っているところと、大人という語が出てきた回数(目視による)。
Char・中村勘三郎 54階
「年齢がどうこうというのは、あまり関係ないんじゃないかと」(Char)8
「やっぱり大人ってのは子ども時代に覚えてる大人のイメージなんじゃないですか」(Char)9
「自分の目線まで下りて来てくれるような人は大人だなって思ったりしますね」(Char)9
「ビールを初めて飲んだ時、こんな苦いものはないと思ったんだよね。でも、それをうまいと感じた時から大人かもしれないな」(Char)10
「今まで自分がやってきたこと、やらせてもらってきたこと、それを残したい、こいつらに渡してやりたいって気持ちになってきた。そういう気持ちになったことが、ひょっとしたら大人になったってことかもしれませんね」(Char)14
「大人とは?ってのも、やっぱり54くらいじゃわからないですよ。だからもうちょっとエレベーターの上の階も押して、たずねてみるといいかも」(勘三郎)17-18
(15回)
リリー・フランキー 46階
「「大人」ってのは、子どもの想像の産物なんじゃないかな。自分が年取ったらこうなるだろうなっていうのが子どもがイメージする大人の姿だったわけでしょ。でも俺、自分が子どものころに思ってた「大人」って、大人になってから会ったことないから」24
「あれは、子どもがつくった「大人」っていう架空の生き物なんだって思うよ。だって、もっとちゃんとしてるはずだったもん、俺が想像してた「大人」は」25
「もう近頃はなくなってきたよね。こういう大人にならなきゃ、とか、こういう男にならなきゃとかってものは」34
「大人になるとちゃんと言うようになるし、その余裕もできて、なんか自分も他人も許せるようになるんじゃないかな」35
「大人って子どもの想像の産物なんだって気づいた瞬間にどうでもよくなるんじゃないかな」35
(19回)
仲代達也 77階
「大人ね……いつまでも子ども心をもってる大人になれたらいいと思いますね。精神的に、なるたけ子ども心をもった大人にね」51
「ただ、年を取ると自然と少し子どもに近づいてきますよ」51
「第一ね、大人とはという問いの前に、僕はいまだになぜこの世の中に生まれてきたんだろうかというのが、いちばん不思議ですね」51
(5回)
スガシカオ 44階
「大人になってから言いたいことがたくさん増えて、歌詞が書けるようになったのもあるんですよね」57
「焼肉屋さんで、なんかエプロンみたいなのを首にかけなきゃなんないじゃない。あれが抵抗なくかけられたら大人だと思います」57
「僕は絶対に若いころのカードをもったまま、大人のカードを増やしていきたいと思うわけ。だから、いつでも若いころに戻れるし、いつでも大人にもなれるし、そういうカードの取り方を10年後もしたいな、そういう大人のあり方をしたいなってすごく思うんですね」66
(10回)
白鵬 25階
「大人とは「歴史を作る人」だと思いますね」77
(5回)
佐野元春 55階
「どんどん子どもになってる気がします。むしろ子どもでいたいなって今がいちばん思ってるくらいですね」「改めて表現できる自由って素晴らしいなって感じているからですかね」95
「大人になると、どうしても経験とか知識とかが身についてしまう。それはいいことでもあるんだけど、ものの本質を見極めるのに邪魔になったりすることもあるからね」96
「子どもじゃない存在、としか言いようがない。年齢じゃないし」101
「成長することへの探求だと思うんだ。大人になることへの探求こそがロック」102
(16回)
高田淳次・岸部一徳 64階
「責任をとれる人。ま、俺はとんないけど(笑)。あとは言い訳をしない人かな。俺は今までの人生ずっと言い訳し続けてきたけどね。あれ?もしかしたら俺、大人じゃないかも(笑)」(高田)112
「大人って字の通り、大きい人のことかもしれないなと思う。人の話が聞けて、理解力のある」(岸部)112
(12回)
斉藤和義 45階
「年が年だから、大人のふりをしているけど、自分はずっと子どもの延長にいるような気がするな」132
「だから……大人とは、サンマの内臓食える人くらいしかイメージがない(笑)」132
(4回)
竹中直人 56階
「大人とは迷い続けていく存在なんじゃないかな。俺は弱音を吐ける大人でいいと思うけどね」164
(3回)
古田新太 46階
「大人って悟ることかもしれないけど、悟りすぎちゃうと楽しくないよね。うまくなりたいとか、面白くやりたいとかって欲がなくなったら、もしかしたら大人なんだと思うんだけど、それなくなったらやってる意味ない」180
「子どもを叱る時も感情をコントロールできるのが大人なんじゃないかな」180
「縛られないためには、ちゃんとしなきゃいけないんだよ。そう考えるあたりから大人になるんじゃないかな」183
「いや、なれっつーのな。大人なんだから、きっちりした歯車になっていけって思う。そこが滞っちゃったら、社会がダメになるでしょ」183
(11回)
奥田民生 47階
「まぁ責任をもつことというか、一緒にいる人もはんとかすることかな?」「自分のためだけじゃないって大人っぽくないですか?」207
「大人はなにしてもいいんじゃない?」207
「大人はなにしてもいいってならないと、憧れられないじゃないですか、大人に」208
(10回)
中村俊輔 35階
「ひとつは我慢ができることですね。忍耐力がある人」217
「もうひとつは賢い人ですね。」人としても選手としても賢い人をみてると「ああ、こうやって、大人の選手はどんどんレベルが上がっていくんだ」って思う」208
「あ、あと要領がいい人です」
(3回)
かなり最初のほうで、「大人とは」という問いが挫折した印象。
その論点に関してはインタビュアーにとってインタビューが飽和しちゃったんだろうなという気がします。
全体としては、子どもでないもので、子どもが想像するもの、そのときの想像との距離で大人になっちゃった人がいろいろ考えちゃうもの、って感じ?
書籍版『大人エレベーター』にて、『大人エレベーター』(2014、扶桑社)にて「大人とは何か」を語っているところと、大人という語が出てきた回数(目視による)。
Char・中村勘三郎 54階
「年齢がどうこうというのは、あまり関係ないんじゃないかと」(Char)8
「やっぱり大人ってのは子ども時代に覚えてる大人のイメージなんじゃないですか」(Char)9
「自分の目線まで下りて来てくれるような人は大人だなって思ったりしますね」(Char)9
「ビールを初めて飲んだ時、こんな苦いものはないと思ったんだよね。でも、それをうまいと感じた時から大人かもしれないな」(Char)10
「今まで自分がやってきたこと、やらせてもらってきたこと、それを残したい、こいつらに渡してやりたいって気持ちになってきた。そういう気持ちになったことが、ひょっとしたら大人になったってことかもしれませんね」(Char)14
「大人とは?ってのも、やっぱり54くらいじゃわからないですよ。だからもうちょっとエレベーターの上の階も押して、たずねてみるといいかも」(勘三郎)17-18
(15回)
リリー・フランキー 46階
「「大人」ってのは、子どもの想像の産物なんじゃないかな。自分が年取ったらこうなるだろうなっていうのが子どもがイメージする大人の姿だったわけでしょ。でも俺、自分が子どものころに思ってた「大人」って、大人になってから会ったことないから」24
「あれは、子どもがつくった「大人」っていう架空の生き物なんだって思うよ。だって、もっとちゃんとしてるはずだったもん、俺が想像してた「大人」は」25
「もう近頃はなくなってきたよね。こういう大人にならなきゃ、とか、こういう男にならなきゃとかってものは」34
「大人になるとちゃんと言うようになるし、その余裕もできて、なんか自分も他人も許せるようになるんじゃないかな」35
「大人って子どもの想像の産物なんだって気づいた瞬間にどうでもよくなるんじゃないかな」35
(19回)
仲代達也 77階
「大人ね……いつまでも子ども心をもってる大人になれたらいいと思いますね。精神的に、なるたけ子ども心をもった大人にね」51
「ただ、年を取ると自然と少し子どもに近づいてきますよ」51
「第一ね、大人とはという問いの前に、僕はいまだになぜこの世の中に生まれてきたんだろうかというのが、いちばん不思議ですね」51
(5回)
スガシカオ 44階
「大人になってから言いたいことがたくさん増えて、歌詞が書けるようになったのもあるんですよね」57
「焼肉屋さんで、なんかエプロンみたいなのを首にかけなきゃなんないじゃない。あれが抵抗なくかけられたら大人だと思います」57
「僕は絶対に若いころのカードをもったまま、大人のカードを増やしていきたいと思うわけ。だから、いつでも若いころに戻れるし、いつでも大人にもなれるし、そういうカードの取り方を10年後もしたいな、そういう大人のあり方をしたいなってすごく思うんですね」66
(10回)
白鵬 25階
「大人とは「歴史を作る人」だと思いますね」77
(5回)
佐野元春 55階
「どんどん子どもになってる気がします。むしろ子どもでいたいなって今がいちばん思ってるくらいですね」「改めて表現できる自由って素晴らしいなって感じているからですかね」95
「大人になると、どうしても経験とか知識とかが身についてしまう。それはいいことでもあるんだけど、ものの本質を見極めるのに邪魔になったりすることもあるからね」96
「子どもじゃない存在、としか言いようがない。年齢じゃないし」101
「成長することへの探求だと思うんだ。大人になることへの探求こそがロック」102
(16回)
高田淳次・岸部一徳 64階
「責任をとれる人。ま、俺はとんないけど(笑)。あとは言い訳をしない人かな。俺は今までの人生ずっと言い訳し続けてきたけどね。あれ?もしかしたら俺、大人じゃないかも(笑)」(高田)112
「大人って字の通り、大きい人のことかもしれないなと思う。人の話が聞けて、理解力のある」(岸部)112
(12回)
斉藤和義 45階
「年が年だから、大人のふりをしているけど、自分はずっと子どもの延長にいるような気がするな」132
「だから……大人とは、サンマの内臓食える人くらいしかイメージがない(笑)」132
(4回)
竹中直人 56階
「大人とは迷い続けていく存在なんじゃないかな。俺は弱音を吐ける大人でいいと思うけどね」164
(3回)
古田新太 46階
「大人って悟ることかもしれないけど、悟りすぎちゃうと楽しくないよね。うまくなりたいとか、面白くやりたいとかって欲がなくなったら、もしかしたら大人なんだと思うんだけど、それなくなったらやってる意味ない」180
「子どもを叱る時も感情をコントロールできるのが大人なんじゃないかな」180
「縛られないためには、ちゃんとしなきゃいけないんだよ。そう考えるあたりから大人になるんじゃないかな」183
「いや、なれっつーのな。大人なんだから、きっちりした歯車になっていけって思う。そこが滞っちゃったら、社会がダメになるでしょ」183
(11回)
奥田民生 47階
「まぁ責任をもつことというか、一緒にいる人もはんとかすることかな?」「自分のためだけじゃないって大人っぽくないですか?」207
「大人はなにしてもいいんじゃない?」207
「大人はなにしてもいいってならないと、憧れられないじゃないですか、大人に」208
(10回)
中村俊輔 35階
「ひとつは我慢ができることですね。忍耐力がある人」217
「もうひとつは賢い人ですね。」人としても選手としても賢い人をみてると「ああ、こうやって、大人の選手はどんどんレベルが上がっていくんだ」って思う」208
「あ、あと要領がいい人です」
(3回)
かなり最初のほうで、「大人とは」という問いが挫折した印象。
その論点に関してはインタビュアーにとってインタビューが飽和しちゃったんだろうなという気がします。
全体としては、子どもでないもので、子どもが想像するもの、そのときの想像との距離で大人になっちゃった人がいろいろ考えちゃうもの、って感じ?