18日のガルフ・ニュースの1面トップはムハンマド首長が米CBSの看板番組60ミニッツのインタビューで語った「私はドバイをナンバー1にしたい」という言葉だ。
60ミニッツは、日本では英語教室でヒアリングの教材として使われるほど有名な番組で、私も留学前にはよくお世話になったものだ。当時のホストはダン・ラザーだった気がするが、今はスティーブ・クロフトという人らしい。かなりの長寿番組ということになる。
「一番になりたい」という矢沢永吉を思い出させる言葉以外にも、「20年後でなく今(実現したい)」と言ってみたり、宗教上の寛容や男女平等に基づいた社会を建設したいと述べたりしているようだ。
中でも一番興味を引いたのは、「米国の外交政策(だけ)は嫌いだ」「イラク戦争は間違いだった」と、率直な物言いで米国の外交政策を批判していることだ。ガルフニュースを読んでいると、この国の為政者がイラク戦争をどのように見ているからはうかがい知ることができるが、ドバイの統治者本人の口から聞くのは(少なくとも私は)初めてだ。ホストの聞き方が上手だったのかもしれない。
放映は日曜日だったというから、当地で活字になるのに随分時間がかかったことになる。当局の検閲をパスするのに時間がかかったのかもしれない。
60ミニッツは、日本では英語教室でヒアリングの教材として使われるほど有名な番組で、私も留学前にはよくお世話になったものだ。当時のホストはダン・ラザーだった気がするが、今はスティーブ・クロフトという人らしい。かなりの長寿番組ということになる。
「一番になりたい」という矢沢永吉を思い出させる言葉以外にも、「20年後でなく今(実現したい)」と言ってみたり、宗教上の寛容や男女平等に基づいた社会を建設したいと述べたりしているようだ。
中でも一番興味を引いたのは、「米国の外交政策(だけ)は嫌いだ」「イラク戦争は間違いだった」と、率直な物言いで米国の外交政策を批判していることだ。ガルフニュースを読んでいると、この国の為政者がイラク戦争をどのように見ているからはうかがい知ることができるが、ドバイの統治者本人の口から聞くのは(少なくとも私は)初めてだ。ホストの聞き方が上手だったのかもしれない。
放映は日曜日だったというから、当地で活字になるのに随分時間がかかったことになる。当局の検閲をパスするのに時間がかかったのかもしれない。
http://www.cbsnews.com/stories/2005/07/06/utility/main706903.shtml
本文の方で、ダン・ラザーの話が出ていましたが、彼は、ブッシュの軍歴の関係での誤報関連でやめたはず、と思っていたら、次のリンクのような話になっているのですね、たまたま見付けました。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200709/2007092000090&rel=y&g=int
なんでも、「【ニューヨーク19日時事】米CBSテレビの看板キャスターだったダン・ラザー氏(75)は19日、CBSなどを相手取り、7000万ドル(約81億円)の損害賠償を求める訴訟をニューヨーク州地裁に起こした」とのこと。たしかに沢山貰っていたのでこういう金額の損害という計算にもなるのかも知れませんが、逆に、どういう理由でもやめることがあるからこその高額報酬のようにも思います。