ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

小中生に携帯電話は必要か

2008年05月18日 19時11分41秒 | ICT
小中生は携帯所持禁止を=通話機能限定も提言へ-教育再生懇(時事通信) - goo ニュース

このニュースにはかなり身につまされた。というのも、我が家では中学2年生になった長女の誕生日プレゼントに、新しい携帯電話を買った。それが、P905iTVといういわゆるVIERA携帯であるのを知ったのは、一時帰国してからだった。自分の携帯を買い換える際にチェックすると、端末の価格はなんと5万円もするではないか。中学生が持ち歩く携帯電話としては明らかに高価過ぎる。妻の説明によれば、娘が気に入った別のスライドタイプの携帯電話が品切れで、やむなくこれになったという。

端末の購入代金値引くために加入したオプションの解約の仕方がわからないというので、これは私がごっそり解約した。フィルタリング機能はそのまま継続してある。

そもそも長女に携帯を持たせることにしたのは、塾の往復に親との連絡用に持たせたキッズ・ケータイが最初で、これまではこれを持たせていた。だが、中学2年生ともなると、友達でキッズ携帯を持っている子は一人もいなくなっていたらしい。

だが、よく考えてみれば、親との連絡以外の目的で中学生に携帯電話は本当に必要だろうかという問いはもっともではある。自分が中学生の頃はインターネットすらなかった時代、もちろん携帯電話なんてとんでもない。

携帯メールなどIT技術が子供の世界に入り込んでいくことは、ある程度はやむを得ない。だが、その結果未熟な子供の人格形成にどのような影響があるかについては親はよく考える責任がある。持つことのメリットと持たないことのデメリットを比較してみる必要がある。大人が持つ携帯電話を安易に買い与えたことを今は反省している。

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