duのインターネットでサイト・ブロック開始

今日から、duのインターネットでフィルタリングが始まった。これまで、エティサラットによるサイト・ブロックとして紹介してきたものだ。

事務所のインターネットのプロバイダがduなので、営業時間が終了するのを待って、エティサラットがブロックしているサイトにアクセスしてみる。まず、ミクシィ、オーカットなどのＳＮＳ、次にスカイプのダウンロードサイト、問題なく見れる。ギャンブルのサイトもしかり。なんだ、今日からじゃなかったのかと思って、最後にチェックしたアダルトサイトで、ようやくブロックの表示が現れた（写真）。「このサイトはＵＡＥではご覧になれません」（This site is not available in the UAE)とある。エティサラットのに比べると、表現も随分控え目だ。

要するにアダルトサイト以外は今までどおりということか。それともこれは単に手始めで、今後ブロックするサイトを徐々に増やしていくつもりなのか。どのサイトが有害であるかという判断は、電気通信事業者が独自に判断することになっているのだろうか、エティサラットとduで違いがあるというのが興味深い。

ガルフ・ニュースによれば、フィルタリングをしないのは怪しからんというduのインターネット利用者が増えているという。これはかなりまゆつばだと思う。有害なサイトを子供などに見せたくなければ、パソコンにフィルタリングのソフトをインストールすれば済む話だ。それを電気通信事業者にやらせようというのには違和感がある。

いずれにせよ、この国に全てのウェブサイトを見ることができる場所はなくなったようだ。