ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

マサフィ

2007年09月02日 00時02分55秒 | 旅する
金曜日は出張に来ていた同僚を乗せて、UAE東海岸のフジャイラにドライブに行った。東海岸はまだ一度も行っていなかったが、今年5月にJALのホテルがオープンしたこともあって前から一度行ってみたいと思っていた。朝8時に出る予定だったが、同僚が東京からもらった追加のオーダーを処理しているのを待っている内、出発は11時になった。

ドバイからフジャイラに行くには、E38という高速道路でマサフィまで行く。このマサフィ、ミネラル・ウォーター「マサフィ」の産地だ。E38が突き当たったところを左に曲がり1キロほど行ったところに、上の写真のようなマサフィの倉庫があった。このあたりは下の写真のように、ごつごつした岩山が続くだけだから、一体どこに水があるのか不思議だ。この岩山、ハジャール山脈といって豊富な地下水を貯めているという。

ガルフ・ニュースによれば、マサフィのUAEの市場占有率は約40%とか。日本にも輸出されているというが、私はまだ見たことがない。ドバイのスーパーでは1.5リットルが1ディルハム(約30円)で売られている。レギュラーガソリン1リットルが約50円だから、もちろんガソリンより安い。もっとも、日本では、350ミリリットルのペットボトルを110円だかで買って飲んでいたことを思うと、ガソリンより高い水を飲んでいたことになる。当地の水が安いのか、日本の水が高いのか。この価格差がどうやって生まれるのか興味深い。

UAEのミネラル・ウォーターの特徴については、いつか別に書きたい。


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