ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ガソリン値上げと温室効果ガスの関係

2007年08月08日 23時29分48秒 | 時事
ガソリンの平均店頭価格が145・1円、最高値を更新(読売新聞) - goo ニュース

昨日借りた日産ティーダをAVISに返すために、ガソリン・スタンドで給油する。レギュラー(こちらではスペシャルと呼ぶ)の値段が、1ガロン6.25ディルハムであることを確認する。5月にレポートした時点から全く変わらない。東京では、先週エネオスのセルフで142円だったが、早くも最高値を更新してしまったようだ。

そんな折も折、政府から温室効果ガスの削減目標を達成が困難との発表があった

これは案外天の配剤ではあるまいか。もともと日本の温室効果ガスの排出量は先進国の中では低い方だと聞く。温室効果ガスは自動車から排出されるものばかりとは限らないが、自動車ではこれまでガソリンをなるべく使わない知恵を日本人は働かせてきた。ハイブリッドカーを初め燃費のいい車の開発がそのいい例だ。

ヨーロッパでは、移動に自転車の利用を促す動きがある。例えば、フランスでは駅などで市民が自転車を無料で借りられる仕組みが導入されたと聞く。

産油国であるUAEでは、ガソリンを節約しようという知恵は働きにくい。資源をもたない国である日本が、省エネの分野で世界をリードすることは自然だし価値がある。ガソリン高は、ガソリンの消費をさらに抑制する画期的な手段が日本から生まれる好機かもしれない。

最新の画像もっと見る