ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

クィーン・エリザベス二世号 パーム・ジュメイラに到着

2008年11月27日 21時28分32秒 | 時事
また一つ、ドバイ名物が増えた。

11月26日、大観衆が見守る中、クイーン・エリザベス2世号(QE2)がドバイのポート・ラーシッドに碇を下ろした。英国サザンプトンの港を出たのが11月11日。15日間をかけて、地中海からスエズ運河、紅海を通り、イエメン沖など海賊が跋扈する海域では厳重な護衛の下、アラビア半島をぐるりと一回りしてきた。

全長294メートルのこの船は、今後二三年かけて改装され、パーム・ジュメイラで客室数200、マンション120戸に5つのレストランを持つホテルに生まれ変わる予定という。

だが、クルージングの経験のない私には、今ひとつぴんとこない。船に限らず乗り物は動いていてこそ値打ちがある、と思う。それに、海に浮かんでいれば、波に揺れて船酔いなどしたりしないのだろうか、といらぬ心配をしたくなる。

女王陛下の名を冠したこの船の進水式は1967年9月。ドバイのランドマークと言えば、まだクロック・タワーくらいしかなかった頃だ。その41年後にペルシャ湾を終の港にしようとは、一体誰が予想しただろう。

最新の画像もっと見る