ドバイにまた雨

総領事館が主催する天皇誕生日祝賀会が、アル・ムルージュ・ロタナ・ホテルのボール・ルームで開かれた。昨年と違い、首長家の来賓がなかったせいだろう。会場に入ってすぐに、アルコールのサービスがあるのを知らされた。

集まった日系企業の現地トップ達に挨拶して回る。程度の差はあれ、売れない、貸せない、といった不景気な話が多く聞かれる。

当地のパーティーの常で、閉会の宣言もなく出席者がそれとなく減り始めるのが午後１０時頃。バレー・パーキングに預けたホンダＭＲＶを出口で待っていると、大粒の雨がアスファルトの地面をたたいている。ドバイに雨が降るのを自分で見るのはこの冬初めてだ。

一緒に来ていた総務の女性社員に運転をかわってもらい、ドバイ・マリーナに帰る道すがら、ディフェンス・ラウンド・アバウトの周辺は早くも水が溜まって川のようだ（上の写真）。マリーナに戻る頃には、道路も乾いていて、局地的な雨だったことがわかる。シェイク・ザイード・ロードの反対車線はこんな時間なのに大渋滞している。さては、雨の影響で事故でも起こったか。

雨に弱いドバイは、２年前から変わっていない、と思う。