下町の豆腐屋でアラブ料理？

うちのツレアイが世話んなっている商店街にあるお豆腐屋さんで、先日ツレアイが晩メシのオカズにってんで何だか丸く揚げた物体を買うて来たんである。これ自体、滅法旨いんであるが、何とこの下町の豆腐屋さんに並ぶお総菜と同様のものが、アラブ料理に存在してるんである。

料理の名前はファラフェル。彼の地では大豆でなくヒヨコ豆を用いるんであるが、磨り潰してスパイスとかあれこれを混ぜて丸めて揚げるってな、至ってシンプルな料理。しかし、これが意外に良い。

下町の豆腐屋のそれは、豆腐屋だけにたぶん大豆を磨り潰したものか、或いはオカラを使ってるんだと思いますが、これがアッサリとして「和風ファラフェル」てな趣きで、ビールにもメシにも合う。

豆腐屋さんがファラフェルを明確に意識したのか、単に丸めて揚げたら旨かった的な話しなのかは定かではないが、いずれにしても江東支部では「豆腐屋さんの丸いの」と呼ばれ、食卓の定番化しつつあるアイテムなんである。

アラブ方面では特にレバノン料理が旨いと評判、てなことを前に麻呂氏から聞いたことがあったような気がしますが、Kanotherドバイ滞在中にも、現地の方からレバノン料理店へご招待を受け、確かに旨かったっす。やはり豆を使った系の料理が割りに多くて、豆好きKanother的にメシがどんどん進んだんでした。

レバノン料理店は都内にも何軒かあるようなので、是非行ってみるとしたいもんだ。麻呂氏、そのうち落ち着いたらレバメシ※注：レバノンメシの意。でも喰いに行きやしょうね～。


※ちなみに写真は下町のファラフェルの方です。