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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

当世若者言葉研究ノート

2011年09月22日 23時30分00秒 | 声に出して読みたい広島弁
こないだテレビを見ていると「当世若者言葉」的な特集をやってたんですが、そのBGMで流れてたんがEAST END × YURIの"DA.YO.NE"。狙ってんの?外してんの?みんなハッキリ言っとけ~て、これは違うヒトですね。すんませんです。

それはさて措き、その特集の「若者の間で流行る省略形的言い回し」ってな流れのなかで、「大丈夫」を「だいじ」て言うのが渋谷で流行中ってな話しでしたが、この言葉は6年前、茨城県古河市の病院で入院中に看護婦さんの口から散々聞きました。要は省略形ってよりかは、北関東弁なんすよね、これって。Kanother的大腿骨顆部の様子を窺いながら「Kanotherさん、だいじか~?」とか聞かれたんが、何か久し振りに懐かしく思い出されましたよ。

ところで省略形的若者言葉と言えば、少し前に流行った「キショい」「ハズい」「ハブる」とかは、Kanother的小学校時代の広島ではフツーに使われとった気がします。他にも変わったとこでは悲劇的である様を指す形容詞「ヒゲい」なんてのも使うとったのう。悪事を働く様を指す形容詞「アクジい」なんてのも使うとったのう。「わりゃ何しょんなら、アクジいのう」とか言いよったのう。何か懐かしいのう。シミジミ。

テレビの特集では、こうした省略的傾向を「今の若者は色々と面倒なことを嫌がるんで、色々と短め短めで」的なまとめ方をしてましたが、単に北関東弁だったりしてることや、Kanother的小学校時代の広島で既にフツーに使用されていた辺りなんかを鑑みると、この分析は何か違う気がするな~って思ったりしました。

じゃぁお前はどう思うんだよって話しになるワケですが、「イタい」「寒ッ」などの用語と言い、省略形的な用いられ方の由縁と言い、西日本オリジンな言い回しやら関東周縁部やその他エリアの方言などから来てたりする用法やらが混じりあって形作られとると言う意味で、東京の当世若者言葉の成り立ちってぇのは、実は江戸時代のそれとさほど変わっとらんのではないか?てのがKanother的なボンヤリとした仮説です。仮説っても、別に今後検証したりはしないワケですが。



さし

2007年11月02日 00時00分06秒 | 声に出して読みたい広島弁
広島空港内売店には、広島の空港なだけあって、やはりカープグッズがい~っぱい売ってるんである。だので、いつも「てっ平」に一杯やりに行く前についつい冷やかしてまうんやけど、先週の広島行脚時に覗いた際に見掛けて、思わずニヤリとしてしまった一品が、こちら。



ご覧のように、ブツとしてはフツーに物差しなんやけども、Kanother的ニヤリポイントは値札んとこの「さし」表記。そう、広島では一般的に、物差しのことを「さし」と省略型で呼ぶんである。ちなみにアクセントは「し」に来ます。「サシで呑む」とかって言うときのアクセントやね。

広島を離れて十数年。「おおそうじゃ。広島じゃあ物差しのことを「さし」と呼んどったのう・・・」と、思わず遠く目線になった、Kanotherなんであった。

とりとめのない、「さし」の話しである。


声に出して読みたい広島弁

2005年02月07日 00時22分25秒 | 声に出して読みたい広島弁
凄ぇ久々に、かつ何故か唐突に思い出した言葉なんであるが、思わず書き込んでしまいました。
広島では、もみあげのことを「チャリ」と言いますんですわ。ちなみにアクセントは「リ」に置きます。

でたんKanotherが中学の頃ってのが、いわゆる「テクノデリック」な時代で、今では死語かもやが、もみあげを水平に剃り落とす、いわゆる「テクノカット」が流行ってたんである。
当時の広島の床屋では、中学生が床屋のおっさんに「おじさん、チャリ落としてテクノにしてぇや~」(「おじさん」は「さ」にアクセント)てな会話が繰り広げられてたんであった。

とりとめのない、チャリの話しである。

(写真は資料映像)