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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

明治&大正

2008年10月31日 23時35分44秒 | 関心事
いや~、こないだ『琥珀ヱビス』に喜んでたとこやのに、またまたビールに冬の新製品。キリンビールが12月10日、明治・大正各時代のキリンラガーを再現したビール「キリン 明治のラガー」と「キリン大正のラガー」を期間限定で発売するんですて。

2年前にも「復刻ラガー」と称して同様の限定ビールが発売されてましたが、今回はキリンビールブランド誕生120周年を記念した限定醸造なんだとか。「キリン明治のラガー」は重厚で苦味が効いた味わい、「キリン大正のラガー」は苦味にコクと芳醇さが加わった味わいに仕上がりで、当時の味覚を忠実に再現したってのが謳い文句。パッケージも発売時のラベルを使用しているってぇことで、プレスリリースと当時のKanother書き込み記事を見比べると、ラベル部分は同じながらも色合いとか缶デザインは少~し変えてます。そんなマイナーチェンジ感がまた「新製品ってぇとつい手を出してしまう」層をくすぐるよな。まぁ、まんまとノせられてるんですわな。でも良いです。Kanother的にはまんまとノッときます。素敵にノせてくれるなら。

ところで当時のKanother的評価は「明治→昭和→平成→大正」でしたが、あれから2年が経ったいま、Kanotherの口は変わったんでしょうか?復刻精度とかが変わってたりすんでしょうか?そんな観点からも興味津々。てか「明治」に関しては、思い返すにマジで結構旨いのぅと思った記憶があるので、今から12月10日が楽しみな、Kanotherなんでした。



なだ万

2008年10月30日 14時42分33秒 | 関心事
茶色の茶フリークのKanother、日本の茶色の茶の現状を先日より憂いておりましたが、そんな憂いを表明して以降、なぜかそこいら中でほうじ茶系商品が目につくようになりやした。

そんななかで最近の立ち回り先である雑居ビル界隈のコンビニで見掛けたのが『料亭なだ万のほうじ茶』。もちろん、即買いです。

「懐石料理の中で、お口直しとして飲まれているまろやかな老舗料亭のほうじ茶です」

そんなキャッチがボトルに躍ってますが、どんくらいの老舗かってぇと、なだ万ってのは1830年に初代・灘屋萬助が大阪で料理屋を開業したんが始まりなんですて。1830年てのは天保元年。天保年間ちうと大塩平八郎の乱やら天保の飢饉があったり、鼠小僧が世を騒がせたりしとる頃だそうで、えらい時に開業しはったんやねぇ。

そんな老舗の名を冠したこのほうじ茶、「京都福寿園 伊右衛門」みたいにサントリー的な清涼飲料大手とのタイアップかと思いきや、製造販売は㈱なだ万。直である。デパ地下などで展開する弁当やお惣菜などのテイクアウトを中心とした「なだ万厨房」のホームページではオンライン通販もやってるようです。手広いな。ヤリ手やな、なだ万。

香料を使用せず国産有機茶葉を使ったほうじ茶だそうで、食事の味を引き立たせるすっきりした味と飽きの来ない上品な香りが特長との謳い文句。飲んでみると確かにかなりなあっさり目の味です。もっと香ばしさが口ん中で際だつ感じの方がKanother的には好みなんですが、このあっさり感が老舗の上品さってぇことなんでしょうか。

そんな意味では、新幹線ホームのほうじ茶の方がKanother的には好みです。とは言え、なだ万のもそれなりに旨いし、雑居ビル最寄りコンビニで売ってて手軽なんで、何だかんだ言いながらも間違いなくまた買うと思いやす。



立ったのか、ジョー・・・

2008年10月29日 23時23分00秒 | 関心事
辰吉丈一郎。Kanother的に一時はかなり入れこんだボクサーでした。

天才的なボクシングセンス、爆発力のあるラッシュ、自信と軽妙さを合わせ持った語り口調、貧しい生い立ち、そしてリングで戦う相手に対する深い敬意。どれを取ってもカリスマを持つに足る要素を幾つも兼ね備えていた、稀有のアスリート。全盛期の辰吉は間違いなく、そんなボクサーでした。

網膜剥離を患いリングでも連敗、もう王座返り咲きは困難かと思われたなか、見事に若きタイ人チャンピオン、シリモンコン・ナコントンパークビューを倒して王座に返り咲いた試合を観たのは、旅先のホテルでした。抑えることができないほどの興奮が湧いてきたのを今でも覚えています。

しかしその後、ウイラポン・ナコンルアンプロモーションに敗れて王座陥落、大阪ドームでのリベンジマッチのチケットをYMO中氏に取ってもらったのが、ついこないだの事のようです。しかし、そんなリベンジマッチに敗れ、その後も辰吉は何試合かのリングに上がるも明らかに精彩を欠き、最近ではたまにテレビで見掛けるのは呂律の回らない姿。ジム関係者でなくとも、正直これ以上ながく選手生活を送れるとは思えません。しかし、そんな辰吉が先週の日曜、タイで5年ぶりの復帰戦を白星で飾ったんです。

JBCのルールでは37歳に達したときは自動的にライセンスは失効、元世界王者は特例で最後の試合から5年以内は再申請が可能だったものの、今年9月25日で完全に失効。辰吉はいずれの条件に照らしてもJBC管轄下の日本ジム所属選手としては国内で試合を行なうことが出来ない身となりやしたが、逆にこれでJBCにとやかく言われる筋合いではないフリーの身になったとも言え、クレバーな辰吉のこと、そんなタイミングを測っての復帰戦ではないか?と言う気すらもします。

いずれにせよ、Kanother的に一度はかなり入れ込んだボクサー。身体は大丈夫かよ?という気持ちもあるけど、あの王座復帰時の興奮を思い返すと応援したくなる気持ちも半々ってのが正直なところです。

でも、辰吉は誰が応援しようが心配しようが、或いは誰も応援も心配もしまいが、結局は本人が真っ白になったと思うまでやるんやろなあ。だとすれば、ファンとしては応援し続けるしかないではないですか。ねぇ?

そんなワケで複雑な気持ちではありますが、Kanother的には彼がリングに上がる限り、応援し続けようと思うんでした。



琥珀アゲイン

2008年10月29日 00時48分48秒 | Kanother酒日記
今年も出ました、琥珀ヱビス。シゴト終わりに立ち寄ったコンビニで見掛けてしまい、ついつい手に取っちまいやした。新しいのが出てるとつい手を出しちまいやす。こないだっから冬物語やら白麒麟やらの季節もんも即呑みしてます。こりゃもう手癖っすね、既に。

ヱビスビールって、プレミアム系のビールんなかでは比較的評価が分かれるっちうか、「ヱビスビール、苦手なんだよね」みたいな声をプレミアムモルツやらプライムタイムやらよりもよく耳にする気がしやす。何でかね?

そんなヒトには「琥珀色の深みのある味わい」を謳う、この琥珀ヱビスは苦手度さらに高いんやろうなあ。Kanother的には勿論ヱビス上等やし、琥珀ヱビスも楽しみに待っておりやした。今年も旨いねぇ~。ヒック・・・



カープのルーツ

2008年10月27日 23時36分47秒 | 関心事
広島市民球場ラストイヤーの今年、もう少しで3位、もう少しでCS進出、もう少しで5割と言うところ、結果的に何れも達成出来ずにシーズンを終えた、わしらのカープ。

しかし同時に「次こそは!」と言う手応えを持てたシーズンでもありやした。しかし、来期もブラウン監督のもと日本一を目指そう!と言うところで、降って湧いたような契約騒動。どうなるブラウン、どうなるカープ・・・とファンをやきもきさせながらも、先週一杯で騒動も収まり、ブラウン監督とともに秋季キャンプに入った、わしらのカープ。

雨降って地固まったカープのそんな様子を見て一安心したかのように、カープが初優勝したシーズンの開幕から15試合を監督として率いたジョー・ルーツ氏が亡くなったそうです。

前年のシーズン終了から約半年間のカープでの監督生活ではありましたが、当時お荷物球団と言われていたチームの体質改善や紺色のチームカラーを闘志を表す赤ヘルへ変更、また大規模なトレードの敢行や大リーガーの獲得など、様々な角度からの改革を断行し、今に至るカープの礎を作り上げた、カープにとってまさに"ルーツ"監督だったんでした。

色んな意味で、今年はカープにとって節目の年となりましたです。ありがとう、ルーツ監督。合掌・・・


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