深大寺そば処 元祖嶋田家

・・・市民球場での試合結果はまた追々っちゅーこって、とりあえず今日は「麺類つながり」で、これまた先日喰うた深大寺そばのお話しです。やっぱ花のお江戸は蕎麦文化圏だからねぇ。

深大寺そばってぇのは、その昔、稲作に適さない多摩エリアにやって来た高麗からの渡来人が蕎麦の栽培を広めたのがその大元だそうで、深大寺と同じ天台宗の関東総本山、上野・寛永寺門主に対して、江戸時代に深大寺から蕎麦切りを献上し賞賛を得たのが名物となるに至った由縁だそうな。

天平年間創建と伝えられる深大寺の境内では至るところに水が湧き、せせらぎが心地好い音を立ててて、その上を通る風は堪らなく涼しくて爽やか。酷暑の東京砂漠のなかにあってまさにオアシスのようなところです。

そんな深大寺門前には蕎麦屋が軒を連ねており、今回伺った「元祖嶋田屋」は文久年間創業と伝えられる、門前にほど近い老舗。豊富な湧水でキリッと締められた蕎麦の味は、涼やかな風ともあいまって格別なものがありやす。そして地ビールも素敵。

温暖化の進む東京砂漠で一服のオアシスをお探しのあなた！深大寺はまさにそんなあなたのための場所。避暑と蕎麦を楽しみに、この夏ぜひとも行ってみてにゃんまげ。すぐそばに温泉もあるよ～ん。

武蔵野うどん

・・・市民球場での試合結果はまた追々っちゅーこって、とりあえず今日は「うどんつながり」で、先日喰うた武蔵野うどんのお話しです。

武蔵野うどんってぇのは、稲作に適さず小麦作中心だった多摩エリアの言わば郷土料理なんだそうで、強くコシのある麺を水でキュッと閉めたうえで、冷やした麺を暖かい出汁で喰うってなものらしいっす。

今回喰うたこれも、この基本フォーマットに忠実な作りの、The 武蔵野うどん。広島うどんのテロテロ麺ではなく、讃岐うどんに近いシッカリとしたコシを持つ武蔵野うどん、Kanother的にはいっぺんで気に入ってしまいやした。

しかし、江東辺りの東京東部では「武蔵野うどん」の看板はみかけたことなし。やっぱ花のお江戸は蕎麦文化圏だからねぇ。武蔵野うどんの良店をご存じの方、是非是非教えてにゃんまげ。武蔵野・多摩地区の店でも全っ然ＯＫっすよ。

カープうどん

で、試合の結果はまた追々っちゅーこって、とりあえず写真は球場内に売ってあるうどん、その名も「カープうどん」。

聞き及ぶところに依れば、このカープうどんは広島市民球場が開設された時から球場内で販売されてんだそうな。

かつては焼き物の器を使用していたらしいっすが、Kanother広島時代には紅色か燕脂色に近い濃い目の赤にエンボスでカープの「Ｃ」マークがあしらわれたオリジナルデザインの発砲スチロール製容器。そして今回行ってみれば黒一色でエコマーク入りの大量生産型スチロール容器になってました。

とは言え味の方は変わらず。以前に広島駅の駅うどんのお話しでもご紹介さして頂いた、テロテロ麺だが何気に旨いのが特徴の、いわゆる普通の広島うどん。写真は肉うどんですが、他に天ぷらうどんときつねうどんがラインナップ。そしてこれがいずれ劣らず、旨いっす。

新球場でも是非是非この「カープうどん」が販売されることを強く希望する、Kanotherなんでした。

嗚呼、市民球場・・・

・・・てなワケで観戦順が遡ってく感じになってますが、神宮戦の前の横浜スタジアム戦前の７月初旬に、遥々広島まで市民球場ラストイヤーを眼に焼き付けに行って参りやした。

メンバーはでたんKanother、でたんKono、ＹＭＯ中氏、Ｆやま氏、Kavelo氏の５名。市民球場には写真のように「夢と感動をありがとう」の看板が掲げられており、ラストイヤーを盛り上げておりやす。

土日の２日間をかけて２試合を観戦してきた５名。さて、その結果は・・・また追々っちゅーこって・・・

主水

今日のでたん稽古は吉祥寺。で、稽古後打合せは、こないだから沸々と沸き上がっていたメキシカン熱に追い立てられるように、新装なったいせや本店のちょいと井の頭公園寄りに新装開店したメキシコ料理屋「モンド」へ。

写真はビーフプレート。チリフレーバーの牛挽肉煮込みにトルティーヤ、サラダ、ポテトフライ、ライスなどが付いてて、喰い応え抜群にして、ヒジョーに旨い。チリ味の料理って、何でこんなにビールとベストマッチングなんでしょう？

この他、メキシカンハンバーグやらチリビーンズやらエンチラーダやらを、でたん的フェイバリットメキシカンビール・テカテなどで流し込み、しかも今夜のカープは大逆転勝利で、胃も心も大満足のうちに家路についた、でたん両名なんでした。