今日も今日とてKanother in 名古屋。門司港から午前の新幹線移動にて名古屋入りです。
で、昼エサを喰うてからシゴト入りみたいな感じだったんで、前から気になりながらも喰うたことのなかった「あんかけスパゲティ」なるもんを喰うべく「スパゲッティハウス ヨコイ」へ。
あんかけスパゲティの老舗と聞いていたんで、てっきり「あんかけスパゲティ」というメニューがあるもんだとばかり思ってメニューを眺めると、筆頭にあがる「ミラカン」を始めに、何のことやらさっぱり判らんコードネームがずらりと並んでて、まず頭がクラ~。
何だかよく判らんままに筆頭のミラカンを頼み、改めて店内を見回してみると、壁に貼られたトッピングメニューにもバイキングだのカントリーだのサンジェルマンだのといった、さっきの品書きと同じ謎のコードネームが一杯。要するにスパゲティの上に何を乗せるか=メニュー名で、トッピング追加も可っちうシステムなんやね、というのは何となく判りましたが、個々の名前が何を意味しているのかは、相変わらず判りません。
暫くして出てきた「ミラカン」が下の写真ですが、眺めても喰うても、結局ミラカンって名前の意味は最後まで判らず終い。一体あれは何だったんだろうか?ただ、後から入って来たお客さんも結構「ミラカン」を頼んでたんで、人気メニューであることは間違いなさそうです。
味の方は、名前やら名古屋やらのイメージから、何だかコッテリ濃い感じかと思ってたんですが、そして太打ちなパスタや多すぎる赤ソーセージなど、ある種のしつこい感は確かにあるんですが、若干スパイシーな味付けの「あん」自体は意外に後味がスッキリしてて、喰い終わった時には「あれ?もしかして、旨い?」とか思ってしまいました。
実際、見た目や名前のインパクトで敬遠してる向きも多いのではないかと思いますが、そういうのを抜きにして、且つ所謂「スパゲティ」なるものの概念も1回脇に置いたニュートラルな感じで向き合ってみると、これは実は旨いのではないか?と思った、Kanotherだったんでした。
しかしそんなことよりも何よりも一番気になったのは、名古屋人に愛されるこのお店の壁には、ベイスターズのカレンダーがかかっていたことだったりして。