cozy-corner:藤田浩司(ふじたこうじ)のblog

ラテン系ドラマー、またあるときはピアニストのマルチミュージシャン藤田浩司(Koji Fujita)が送る、日々の記録

「マリファナ青春旅行」上・下-麻枝光一著 21 agosto 2005

2005-08-21 | 徒然なるままに
 「麻薬」をキーワードにして世界の事情がよくわかり、中々楽しい紀行文である。私はまったく麻薬に関係した事はありませんが(笑)、なるほど、違法なところではこんな世界もあるのですね。

 世間では絶対悪視されている麻薬の危険性について、おそらく殆どの人が無知なままに「ダメなものはダメ」と考えているかと思いますが、それがなぜ社会に受け入れられないものであるのかについて、まっさらな目で事実を捉え、それについて考えてみる必要はあるでしょう。

 この本での「麻薬」に対する考察は、滅多に目にする事の出来ない、麻薬体験者自身が書いた著作物であり、その見識は一聴に値するでしょう。マリファナ等、体にはまったく無害であるのになぜ摂取禁止になっているのか、著者は現在の社会常識に反して一部の麻薬を肯定的に捉えています。

 結論から言えば、私は人体に無害で依存性もないマリファナ等の麻薬にさえも「NO」の立場ですが、それは社会に及ぼす勤労意欲の減退が無視出来ないのと、幻覚が時としてもたらす精神の錯乱状態が犯罪を誘発しかねないと思うからです。
 
 しかし、物書きにはなんでこんなに日本嫌いの人が多いのかなあ・・・。

「マリファナ青春旅行」麻枝光一-幻冬舎アウトロー文庫
「マリファナ青春旅行(上)」麻枝光一-幻冬舎アウトロー文庫.jpg

「マリファナ青春旅行(下)」麻枝光一-幻冬舎アウトロー文庫.jpg

藤田浩司
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高校生時代、授業中の一コマ 20 agosto 2005

2005-08-20 | 徒然なるままに
 当時「倫理社会」という授業があり、その中でW先生が生徒全員に目をつぶらせ「自衛隊は必要であると思う人は手を挙げなさい」と言われた事がありました。
 私は自衛隊が必要である、というのは、当時議論する余地もないくらい当然の事だと思っていましたので、もちろん手を挙げました。
 そして挙手中、クラスメートがどんな考えを持っているのか非常に興味があったので、禁を犯しそっと教室を眺め回してみたところ、なんと・・・賛成の手を挙げているものは四十数人中自分を含めてわずかに三~四名ではありませんか。
 この、私とクラスメート大半のあいだにある認識のズレには衝撃を受けました。

 よくよく考えてみれば、それまで政治の話なんて友達同士でした事もないのに、漠然と、みんな自分と同じように考えているだろうと思っていたのです。
 新聞は小学校二年くらいから社会面を読んでいた記憶がありますが、まだまだ憲法改正を言う事さえ憚られた時代でした。
 今は少しばかり世論が、私の思っているところの方向に傾いている事を思うと、感慨深いものがあります。
 
 しかし当時の先生方の事を振り返ってみると、後々の人生にまで示唆を与えて下さるような背中を見せていた方々で溢れていたように思います。千葉県立長生高等学校・・我が母校ながら、実に人間味に溢れた教育の現場であったと思います。
 先述のいつも温和であったW先生、「地学はロマンの学問である」と興味対象への限りない愛情を見せて下さったN先生、本田勝一と山が大好きで快活だったK先生、ヨーロッパ中心でない世界史観を見せて頂いた当時独身貴族T先生、日教組の闘士であった○先生(日本史など教科書に載っているような内容には当時すでに飽きて興味が持てなかったのに、氏の授業にはホント引き込まれ、いつもいつの間にか講義に聴き入っていました)、苦手な数学でよく当てて頂いた○先生、いつも面白い洒落を教科の内容に絡めて、一つの授業の在り方を示した下さった○先生等々。
 こうして時を隔てて財産として残るものって、教科の内容は勿論ですが、恩師の生き方を見る事にあったのかあと、今さらながらにして強く思います。

藤田浩司
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ホップの香り 18 agosto 2005

2005-08-18 | 地域
 ホップを嗅いでみた。
 
 今まで書物において、これが上質なピルスナーのもつ香りを放つものだと知ってはいたけれど、なるほどその通り。
 
 岩手の遠野市が日本では最大の産地であるらしい。
 
 昨年くらいから大手メーカーも小瓶で上質なピルスナーを販売するようになって、ビール党の私には嬉しい限りです
 
 チェコのピルゼン地方にルーツを持つ、世界で最も飲まれているタイプのこのビールは、つい最近までその上質なものに巡り会うのにはマイクロブリュワリー製の物の中から品質を見極めて選ばなければならず、中々難しかったのです。

ホップ
ホップ.jpg

藤田浩司
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「ナショナリズム」 16 agosto 2005

2005-08-16 | 徒然なるままに
自分を大切に思う事。
お父さん、お母さん、兄弟・・家族を大切に思う事。
友達を大切に思う事。
恋人を大切に思う事。
クラスを大切に思う事。
地域を大切に思う事。
国を大切に思う事。
地球を大切に思う事。

すべて気持ちの向きは同じですね。

なぜ国を愛する気持ちだけが「ナショナリズム」と呼ばれて否定的に捉えられなければならないのですか。

国を愛する心を忘れて世界に夢を馳せても、それはいびつな形だとは思いませんか。

気持ちというのは、自分を中心点として間断なく波紋のように外界へと拡がってゆくのが、円満で、美しいかたちではありませんか。

自分の生まれ育った故郷や国の事を大切に思うのは、そうしないよりも自然で健全な事ではありませんか。

そんなに私たちの国、日本は愛するに値しないものなのでしょうか。

オリンピックやサッカーワールドカップの応援に垣間見える健全なナショナリズムを感じる時、私は少し安心します。

藤田浩司
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終戦の日に思う 15 agosto 2005

2005-08-15 | 徒然なるままに
 毎年この頃になるとテレビ・新聞を始め、全メディアをあげて反戦・平和番組のオンパレードとなる。しかし、その主張するところは常に「戦争は悲惨だ。だから・・・」であり、「戦争は悲惨だ。だけど・・・」と考える内容のものはほぼ全くと言ってよいほどない。これは平和教育として、著しく片手落ちではないだろうか。
 
 反戦・平和、それは是非とも守っていきたい理想ですし、戦争をしたい人なんて、それこそ誰一人としていないものと信じます。また、戦争の残酷な面を取り上げて、それがどれほど嫌なものであるか、と想像出来るようにする事は大切であると思います。

 しかし一方で、国家間には、一国における確固とした三権というようなものがなく、言わば世界は無法地帯であるという事も認識しておかなくてはならないとは思いませんか。
 この世界が連邦制にでもなり、世界憲法を持ち、どの国からも、またその世界連邦政府からも独立した司法を確立し、すべての国がそれを批准し、それに従うところとでもならない限りは実際のところ世界は緩やかな無法地帯ではありませんか。
 国連は結局米国のイラク侵略を止める事は出来なかった。なにせ今の「国連」と戦中の「連合国」は、日本語の訳が違うだけで同じものですしね。

 例えば日本人を平気で拉致する北朝鮮のような国を隣に持つ現実があります。しかし彼らは世界がいまだ緩やかな無法地帯であるが故にきちんと裁かれる事もありません。
 かの国の持つ核ミサイル「労働」の矛先は、かの国の仮想敵国日本にも向けられています。そしてこれら我が国の隣国、北朝鮮、韓国、中国は全て徴兵制を持っています。また、各国とも、歴史を歪曲してまでの反日教育には凄まじいものがあります。

 憲法九条を掲げて不戦の誓いをしてみたところで、戦争というのは相手のあるものですから、一方的にふっかけられる可能性についても検討してみる必要はありませんか。
 もし、私たちの意に反して戦争を仕掛けられた時、私たちは自分の家族、友人、恋人、隣人が虐げられるのをただ手をこまねいて見ているだけ、というシチュエーションに耐えられるでしょうか。またその場合に貫く非暴力とは真に道徳的足り得るのでしょうか。

 マスコミの報道は大抵そういった事柄からは目を背けているように感じます。しかし、これらについて真剣に考える事は、これもまた平和への道筋を指し示す事ではないでしょうか。
 戦争について真剣に考えれば、それを抑止する手段・方法も幾通りか思い付くはずです。
 
 戦争を未然に防ぐ為には自国の平和教育とバランスを取るべく、他国に対する働き掛けも大切ではありませんか。
 これらの国々に対して、歴史を歪曲してまでの反日教育はやめてもらったり、徴兵制はこのご時世に如何がなものかと廃止をせまり、また武器を捨ててもらうよう働き掛けする事は、これもまた有効な平和への手段ではありませんか。中国、北朝鮮の核保持なども、もっての他ですよね。
 
 しかし、なぜか世界平和を叫ぶ多くの日本人がこれらの国々にある、戦争の芽を積極的には積もうとしていないように見えます。
 例えば南京事件の事、例えば戦中の慰安婦の問題等、私達が積極的に歴史の真実を相手に伝え続ける事が、これもまた平和への道に繋がるのではないでしょうか。もちろん、学術的な検証によって私たちが責任を取るべき事実が確定されるのであれば、それについては責任を取るべきである事は言うまでもありません。

 とは言え、おそらくこれらの働き掛けはこれらの国にすべて内政干渉だと一蹴されてしまうでしょう。残念ながら世界は今のところ戦争を外交の延長、その一手段として認めていますしね。

 私達は自然から多くの事を学びますが、その自然界は等しく弱肉強食で成り立っている事が、色々な事象の観察からわかります。人間のみがその法則をはずれ得ると考えるのは、私たち人間の驕りではないでしょうか。ただ、人間は弱いものをいたわる事が出来るけれど。

 自然界の法則に照らしてみれば、他国に食われない為には、抑止力として何がしかの「力」が必要となりませんか。強い防衛力を持つ事が相手の行為を思い止まらせる事に有効であるとは考えられませんか。
 非武装・無抵抗でこちらが弱くなっても、決して戦争の不安はなくならないでしょう。むしろ武装して、相手に付け入る隙を与えない事が平和につながるのではないかとは考えられませんか。

 一般的に言って、隙があると犯罪に巻き込まれやすいという事は、国と国の関係の中においても普遍性をもっているように思われませんか。
 非武装で国防に隙を作るのは、その理想とは裏腹に、むしろ有り難くない戦争を呼び込んでしまうのではないか、とは考えられませんか。

 憲法九条を掲げていたからこそ、戦後ずっと平和であったと人々は言うけれど、それはそうではなく、今は在日米軍の存在が抑止力となっているからであると考えるのが、より自然で合理的ではありませんか。
 
 平和への歩みも、色々な方向から考える事が出来ます。物事の特別性を神聖視せずに、万事の普遍性から答えを導き出す方法もありますね。

藤田浩司
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首相の靖国神社参拝 14 agosto 2005 

2005-08-14 | 徒然なるままに
 ポツダム宣言を受諾してから60年が経とうとしています。

 さて何かと話題の、明日予想される小泉首相の靖国神社参拝、氏の言動を聞く限りではなさらない方が良いのでは、と思っています。

 そもそもの動機は鹿児島県にある知覧特攻平和記念会館を来訪した際、特攻隊員の遺書を読んで感銘を受けた事にあるそうです。氏の受けた感動の内容を大まかに要約すると「無念の気持ちで、はからずも意に反して南海の海に散って逝った彼等がかわいそう」との事ですが、彼等の遺書を素直に読んだら到達しえないところのように思えます。
 そして、そのような気持ちで参拝されたのでは、彼等も決して浮かばれる事はないでしょう。

 私は彼らの遺書に、彼等の持つ高い精神性を感じました。仕方なく行くというのでもなければ、それらは無理やり書かされたという内容でもないと思っています。普通の読解力をもって素直にこれらを読めば、そういう事になると思います。
 まだ若いのに、皆さん達筆であり、作文、内容共にしっかりしているのには驚かされます。
 
 これら特攻隊員の遺書は先述の平和会館の他、靖国神社併設の資料館や、鹿屋をはじめとする全国にあるいくつかの自衛隊付設の資料館でも読む事が出来ます。特攻といえば零戦でのものが有名ですが、潜水艦回天によるものもありました。回天の基地跡は周南市の大津島にあって資料館も併設されておりますが、こちらは徳山港からのフェリーが本数少なく不便なので、相当狙って行かないとたどり着く事が出来ません。と、以前は不便だったのですが、今リンク先で確認したところ大分便利になったようです。

 例えば広島に行ったのでしたら、有名な原爆資料館と共に、せっかくですから江田島の資料館もあわせて訪ねてみると一層平和への理解が深まる事と思います。ここは以前、世界三大海軍兵学校として知られていたところで、戦後失なわれてしまった公共心が今でも生きているように思います。旅行の日程に組み込めば、自衛官のさわやかできりっとした態度ともあわせて、何がしかの感銘を受けるに違いありません。

 ところでその参拝、にわかに降って湧いた衆院選挙によって、今は首相の胸中それどころではないかもしれませんね。

藤田浩司
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「南京事件」日本人48人の証言 -阿羅健一著- 13 agosto 2005

2005-08-13 | 歴史
 最近話題になる事が多い、隣国中国が持つ反日感情の大きな基盤となっているこの事件を、事実の裏付けをもって歴史に位置付けるのは、真の日中友好に必要ではないでしょうか。

 この本では1937年12日12日前後の当時の首都、南京にいた日本人の証言をまとめたもので、物証とはまた違う観点からの第一級資料と言う事が出来るものかと思います。

 歴史をことさらに悪しく評価するでもなく、また美化するでもなく、当時その人達が南京で見て来た事柄が淡々と綴られています。その中からはどういった事柄が真実であったのか、見えて来る事でしょう。

 捏造された歴史の流れには乗りたくありません。今、歴史教科書の記述が外交問題になってしまうのも、確かな資料による歴史の検証がなされないままの発言がなぜかそのまままかり通っているところに大きな原因があると思います。

「南京事件」日本人48人の証言-阿羅健一著・小学館文庫
「南京事件」日本人48人の証言-阿羅健一著・小学館文庫.jpg

藤田浩司
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白馬岳で落石 11 agosto 2005

2005-08-11 | 地域
 北アルプスの白馬岳、大雪渓の上部で昨日、かなり大きな落石があったそうです。

 以前この山に登った時にも、小規模な落石には遭遇した事がありました。
 その時はおそらく経験を積んでいるであろう登山者の「落ー!(らくー)」という声が辺りに響き渡ったのを覚えています。

 登山とは一見ただ登るだけ、歩くだけと安直に見えてしまいがちなスポーツですが、大自然を相手にしては万が一の事が起こり得るので、常に注意を払わなければ命に関わる事も起こり得ます。
 先述の落石や天候の変化、それに熊などの猛獣、水や食料の確保、そして登山道を不用意に外れぬよう、滑落せぬよう充分な注意が必要かと思います。

藤田浩司
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「潮騒」 10 agosto 2005

2005-08-10 | 徒然なるままに
 ずっと以前に一度読んでいた事をすっかり忘れていて、つい再び買ってしまった「潮騒」。しかし読んでよかった。この小説の持つ完璧な構成美が、私の頭の中で音楽のように鳴り響きました。

 テーマは、一点の曇りさえも持たない純愛でしょうか。

 伊勢にも程近い、小説の舞台となった神島を訪ねてみたくなりました。

 しかし彼、三島はなんと多面的な世界を持っているのでしょうか。例えば「美徳のよろめき」と「憂国」、それにこの「潮騒」の三つが、なんと全て同じ作家の手によるものかと思うとちょっと信じられないくらいです。

「潮[騒」三島由紀夫-新潮文庫
「潮騒」三島由紀夫-新潮文庫.jpg

「美徳のよろめき」三島由紀夫-新潮文庫

「美徳のよろめき」三島由紀夫-新潮文庫.jpg

藤田浩司
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民主主義」を疑ってみる 8 agosto 2005

2005-08-08 | 徒然なるままに
 「民主主義」という現在の政治システムはまず100%近い人に支持されているでしょう。

 しかし、私は「民主主義」に対していくらか懐疑的な心情も持ち合わせています。

 過去にヒトラーのごとき人物が紛れもない近代民主主義から生まれ、またフランス革命後のロべスピエール政権も近代民主主義から生まれました。
 そのフランス革命にしても、いくつかの点において随分と野蛮なやり方を含んでいるように思いますし、また、ローマは民主主義から衆愚政治に陥りました。ギリシアの陶片追放も民主主義です。

 今の政治にも危機を感じます。
 
 見た目の良さや耳に心地よいキャッチフレーズに投票していませんか?
 
 政治の選択が、かなりのパーセンテージで政治家の人気投票にすり替わっているように思えてなりません。

 近代民主主義の重鎮、ルソーはまた近代教育学の祖でもありますが、その著作において、良い民主主義の実現には市民の教育が不可欠である、と述べています。

 今の日本の状況を作っているのは政治家の責任のみではないと思いますよ。

 民主主義をきちんと機能させるためには、有権者である、あるいは有権者予備軍である私たちが常に勉強していかなければなりません。

 今年二十歳を迎え、今回初めて投票する方もおいでになるでしょうけれど、じっくりと政治を見つめてみて下さい。政治家の誰が何を言っているのか。それは正義であるか。理想だとしても実現可能な政策に感じられるか。等々・・・。

藤田浩司
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