cozy-corner:藤田浩司(ふじたこうじ)のblog

ラテン系ドラマー、またあるときはピアニストのマルチミュージシャン藤田浩司(Koji Fujita)が送る、日々の記録

ISA打楽器科教授、Roberto Concepcion Rubiのレッスン

2008-08-02 | 2008CUBA-音楽の旅-
とにかくレッスン中はひたすらに叩かされる。
普段、あんなに冗談が多いのに口を開けば演奏についてのアドバイスのみだ。
メトロノームは必携。
乾いたタッチ、あらゆる意味においての正確さ・・・そこいら辺についてはかなり要求がシビアだ。

彼の弟子にはちょっと思い出しただけでもゴンサロ・ルバルカバ(Gonzalo Rubalcaba), イグナシオ・ベロア(Ignacio Berroa), オラシオ・エルナンデス(Horacio Hernandez), ダフニス・プリエト(Dafnis Prieto), フリオ・バレット(Julio Barreto), コキ・ガルシア(Coky Garcia), オスカリート・バルデス(Oscarito Vardes), ジョエル・パエス(Joel Paez), レオ・ガルシア(Leo Garcia), ミゲリート・ガルシア(Miguerito Garcia), ミッチェル・ルバルカバ(Michel Rubalcaba)....音楽界のスター達が目白押しだ。

私が彼のレッスンを受けていたのはもう随分と前の事であるが、レッスンに同行し、見学させてもらった。
東京芸大の課題曲等を持って行ったが、結局、今回のレッスンは基礎的な事中心となった。
それは彼女にとって実り多い時間となったに違いない。

そういえば「ISA - Instituto Sperior de Arte」は、日本語で「キューバ国立最高芸術院」という訳と「キューバ国立芸術大学」の二通りが存在する。
直訳すれば「最高芸術院」なんだろうけれど、なんだか物々しいよね。

写真:キューバ国立芸術大学(ISA)打楽器科教授、ロベルト・コンセプシオンと藤田浩司
RobertoConcepcion-ElProfesorDeISA%26KojiFujita.jpg


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海外で使うDoCoMoの携帯とGSM携帯 30 julio 2008

2008-07-30 | 2008CUBA-音楽の旅-
昨年末に発売となったノーマルラインナップの海外対応DoCoMo携帯。
海外でも普段使用している番号で発・着信出来るのは相当に便利だ。
特にビジネスシーンにおいでは有効だと思う。

ようやくにして利用シーンを海外に広げたDoCoMoの携帯と以前から海外での通信手段として使われているGSM携帯、さて、どちらがお得なのだろうか。

私がDoCoMoの携帯を利用したのは今のところ4カ国(Cuba, Mexico, USA, 台湾)において。
それとGSMの海外携帯をよく利用したマレーシア、シンガポールでの携帯事情にはちょっと詳しいです。

キューバ。
DoCoMoを使うと、発信に国内80円、日本向け380円、着信に220円かかるのに対して、GSM携帯を使っても若干は安いけれど似たような使用料金(国内発信0.50CUC/1min、着信0.44CUC/1min、日本へは確かではないが1分480円くらい)。さらに電波の使用料1日360円、もし、手持ちにGSM携帯がなく端末もレンタルするのならさらに1日あたり720円上乗せだ。
だからGSM携帯を持つメリットは殆どない。国内で頻繁に着信があるのならGSM携帯を持つべきだろうが、そうでなければDoCoMoのままで充分だ。ちなみにDoCoMoの電話へはかける方に多大な負担が掛かるから、国内の友人からの着信は一件もなかった。それをもつめるのならGSM携帯だ。
キューバではi-Modeが使えない。ショートメールのみしか出来ないのはコストも高く、またi-Modeメールに受信しても読む事も出来ず、また、受信した事実さえも知る事が出来ない。
ちなみにDoCoMoのショートメールは
全角70文字
半角160文字
一通100円
です。

メキシコ
発信
国内80円
日本向け380円
着信
180円
海外220円

米国
発信
国内125円
海外140円
着信
175円
メキシコと米国については勉強不足。GSMを使うとどれくらいのコストになるのか、よくわからない。米国内で長電話するならホテルでスカイプだろう。メキシコのホテルではインターネット環境がまだまだよくない。


台湾
発信
国内75円
日本向け175円
着信
145円
台湾やシンガポールは携帯事情、普通の国という感じ。GSM携帯でも日本での常識的なコストくらいはかかる気がした。だから短期ならDoCoMoで充分だろう。
台湾はPHS大国なのでWillcom端末での通信を試みた事があるが、PHSによるスカイプはほぼ使い物にならなかった。ここいらで長電話する場合にもホテルでスカイプだろう。大抵のビジネスホテルの客室で有線&無線LAN接続が出来る。



マレーシア
発信
国内75円
日本向け175円
着信
80円
マレーシアは隠れた携帯大国だ。
DIGIのIDD Chatzカードではマレーシア国内RM0.36(12.24円)/分、日本の固定電話へはRM0.20(6.8円)/分、DoCoMo等の携帯電話へはRM0.85(28.9円)/分となる。着信は無料、SIMカードはたったのRM8.5(250円)でRM10の無料通話付き!ちなみにSMS(ショートメールサービス)は1通RM0.20(6.8円)だ。

ところで今回のキューバ、どんな感じかというと、個人的には普段、プランの無料通話分が余り気味なのでそんなに痛くはない感じだ。
とはいえ、調子に乗っての長電話は禁物です。


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Ritmos de Cuba by Ruy Lopez-Nussa

2008-07-29 | 2008CUBA-音楽の旅-
ハバナにある名門音楽学校「アマデオ・ロルダン(Amadeo Roldan)」の打楽器科講師であり、弟のピアニスト、エルナン・ロペス・ヌッサ(Ernan Lopez-Nussa)やピアニスト、ロベルト・フォンセカ(Roberto Fonseca)率いるテンペラメントを始め、トランペッター、ボビー・カルカセス(Bobby Carcasses)、ベーシスト、フェリペ・カブレラ(Felipe Cabrera)、その他数え切れないほどの著名アーティスト達のワールドツアーやレコーディングをこなしてきたルイ・ロペス・ヌッサ(Ruy Lopez-Nussa)が長年に渡って調査・研究の末書き上げたキューバンドラムのバイブル。
ダンソン、チャチャチャ、、マンボといったポピュラーリズムについても詳しいが、秀逸なのは何といってもサンテリア等、フォルクロアのリズムを独自のアイデアによってドラムへとトランスレートした部分だろう。
バンバンなど著名バンドのコピーを、実際にドラマーの脇に構えて採譜の上、演奏者本人に内容を確認し楽譜化した辺りも素晴らしい。
キューバンドラマー1のインテリジェンスを誇る人物の著作、その内容は相当にヘヴィーだ。
CD付き。

「 Ritmos de Cuba - Percusion y Bateria 」 by Ruy Lopez-Nussa Lekszychi
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著者のRuyと一緒に
RuyLopezNussa%26KojiFujita.jpg


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ハバナ(La Habana)の休日 28 julio 2008

2008-07-28 | 2008CUBA-音楽の旅-
大変忙しく過ごす中、たったの1日だけ観光に出た。

まずは23通り、市街中心地へCDを買いに行く。
忙しいから根性入れないとCDも変えない。


その後、セントロ・ハバナ(Centro Habana)の住まいからオールド・ハバナ(旧市街)へ。
海岸沿いのマレコン通りを30分ほど歩くとオールド・ハバナ(Habana Vieja)に到達する。

何を見るという事もなく、とりあえずオビスポ(Obispo)通りを目指す。
見るもの、間違ってるってか(笑)


通りの入り口にはヘミングウエイとダイキリで有名な飲み屋、フロリディータ(FLORIDITA)が。


しかし、高いから入らずにスルー。
物価高はキューバも同じ、燃料もバカ高い今年、今回の予算はかなりタイトなのである。

すこし離れた飲み屋で生演奏の音が聞こえたから入ってみる。


正直言って日本で飲むブカネロは大して美味くはないが、ここキューバで飲むブカネロは最高に美味い。
キューバに行ったらまずはブカネロだ。
しかもブカネロ・マックスではアルコールがきつ過ぎる。
ブカネロ・フェルテが良い。
オレはクリスタルもマヤベも、ましてやマナカやブルーハやポラールなども滅多には飲まない。
サンチアゴにいる時なら、場合によってアトウェイはOKだな。


半日でハバナの全てなど、見るべくもないので適当にブラブラして飲んで、アバナ・ビエハ(Habana Vieja)の観光はおしまい。


そういえば、今回もタクシー代はかなり節約したかなー。
良い奥さんになれるかもしれないぜ。

セントロ・ハバナにある宿、アパートメント10階からの景色


夜はアントニオの家族とカバーニャ要塞へ。

ここでは確か夜の9時きっかりに大砲を撃つ儀式が今でも行われている。
ハバナ市街の夜景が綺麗だ。

カバーニャ要塞はなんでもラテンアメリカで最も古い砦らしい。


楽隊付きの壮麗な儀式を観た後、要塞内のちょっと高いレストランでお食事。
二重経済のキューバ、教授の月給が1200円程の国でも、高級なレストランで食べれば4人で軽く1万円はする。
こんな場面でも在キューバ日本大使館職員の親友、アントニオは全額おごってくれようとするが、それがキューバ式の付き合いだ。


赤ちゃんのダニエルがかわいい。
Daniel%26KojiFujita.jpg


もちろん今年、医学生になるという彼女も。
Viviana&Antonio.jpg

話の尽きない、とても楽しい一夜でした。



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長高120周年記念講演「世界へと出かける時に」 27 Julio 2008

2008-07-27 | 2008CUBA-音楽の旅-
まだ随分と先の話ですが、11月14日に予定してある講演会の演題を思い付き、キューバ滞在中に構成を考えてみました。
「公演」は死ぬほど経験しているにもかかわらず、「講演」は初めてなので今回は必死です。
皆さんに少しでも興味を持ってもらえるような話が出来たら良いな、と切実に願っています。
私の積み重ねてきた経験から、高校生の皆さんを相手にして(国会議員の皆様等もいらっしゃるようですが)、さて、何についてお話しすればよいかと思案を巡らせた結果、私の専門分野「人種によるドラミングの違い」でもなく、「ラテンキューバン音楽」でもなく、「作曲法」でもなく、、ましてや「音楽ビジネス」についてでもなく、これに決めました。

「世界へと出かける時に」

そうです、世界を巡る旅についてのお話です。
よくよく考えれば社会人になってからの人生中、三分の一近くは旅暮らしをしてきてしまったかもしれないくらい、旅をしていますから、もうある意味これは私の専門分野かもしれませんし、またそんな人生を送ってきた私にしか語る事の出来ない内容であろうと考えました。
偉そうな事は何も申しませんが、ただひたすらに私の培ってきた海外渡航の技術を伝えたいと思います。
安く、楽しく、安全に、そして素敵な出逢いを逃さない為のノウハウを余すところなく伝授します。
知っていて、まず損はない話だと思いますよ。

この際なので、もし依頼があれば日本中どこへでも講演しに行くつもりです(笑)




千葉県立長生高等学校創立120周年記念講演
「世界へと出かける時に」


第一部:海外へと出かける意義は
○海外へ出て我が身を振り返るとき、自分や日本の事がより良く見えるようになる。これは最も価値のある事だろう
○我が身をもって真実を知るという事は、この先何をするにもそれは基本となるだろう
○国際化の進んだ昨今、海外の事についても我が身の事として認識する必要があるだろう
○私達の住む千葉県は幸いな事に成田国際空港を持っている。さあ気軽に海外へと出掛けてみましょう


第二部:海外へ出る時に必要なもの・知識
○人間に好奇心というものがある限り、外の世界に興味が向くのは当然。だが、実際に出かけるには知識、実行力、お金、時間、体力が必要
○各教科を学習する事の、海外旅行に際しての意義


~演奏「マンボ系」~


第三部:旅の技術
○保険加入のノウハウ
○盗難に遭ってしまった時
○病気に掛かった時の対処
○資産の持ち歩き
○チップについて
○何を持って行くか
○行く場所はコアに見つけよう
例:音楽を聴く場所
○どうせなら知り合いのつてを頼って行った方が面白い
○言葉、まずは数字を覚える事
○海外での振る舞い


第四部:ロサンゼルス、ディズニーランドへの旅を例にとって
○場所
○気候
○日本との年齢制限の違い
○移動
○宿泊
○食べる


~演奏「夢のある系」~


第五部:世界の危険地域と私の遭遇した被害の例:世界のペテン師・魔術師

○世界各国の危険地域
○私の遭遇した被害の例:世界のペテン師・魔術師


~演奏「バラード系」~


第六部:キューバの話
○修業時代には一緒に暮らしていた家族のような人たちがいた国であり、私にとっては第二の母国である
○キューバ社会について
○友達ミュージシャンの話
○物乞いの話
○8歳になる娘を持ちながら、6年間も仕事を見つけられないでいる友人の話


~演奏「コントラダンサ系」~


第七部:私が体験した事から得たもの
○海外へ出て我が身を振り返るとき、自分や日本の事がより良く見えるようになる。これは最も価値のある事だろう
○人間の感覚は国が違ってもそうそう変わるものではない
○逆にすごく違う面もある
○人間、誰もがすごい
○中庸の大切さ
○共通項を見つける事には価値がある
○逆に、一括りにはしない方が良い事も多い
○彼等の認識の中で中国と日本は一括りだ
○自然や宇宙にある合理性と溶け込む
○大抵の人は良い人だ
○ない、と言われても人種差別はある
○世界のお金持ちは半端ではない
○アジアの代表は中国だという認識がある
○あちこちの国が米国に対してはあまり良い感情を抱いていない
○世界の対日感情は概ね良好だ
○世界はつながっている

~演奏「ラテン系」~

以上。

まだまだ先の事ですし、内容はあくまで予定です。
何か良いアイデア、ご意見等ありましたら、メール、コメント等お待ちしています。


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海外旅行傷害保険  24 Julio 2008

2008-07-24 | 2008CUBA-音楽の旅-
今回のキューバでは二度も盗難に遭い、クレジットカードに自動付帯の保険を見直してみました。
そうしたら各カードの適用条件に我々にとって不利に傾く様々な変更が・・・(>_<)
どうやら現在、無条件に保険が適用されるのは、OricoのUptyだけらしい。
オリコUpty、本当に頼りになる一枚だと思った。

自分のメインにしているシティバンクのゴールドカードでは旅行代金の一部を支払い完了した後にしか保険が適用にならない。
たとえカードを使ってホテルや交通機関等、予約を入れたとしても保険適用になるのは実際に利用して決済が完了した後だ。
そして最近では、以前には出国すれば保険が自動付帯だったカードでも、それが旅行代金の支払い完了後の適用へと変更になっている例が目立つ。
各種保険についてはきちんとチェックしておかないと、あとで取り返しのつかない予想外な打撃を被る事になりかねない。
注意しておきたい。


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CUBAより帰国! 21 julio 2008

2008-07-21 | 2008CUBA-音楽の旅-
1ヶ月とちょっとのキューバ音楽紀行を終えて、日本に帰ってきました。

今回面白かったもの。
1)敬愛して止まないキューバ国立芸術大学教授ロベルト・コンセプシオン(Maestro Roberto Concepcion Rubi - Prof. de percucion de ISA)のレッスンを久々に見学した事。
2)そのロベルトからおみやげに教え子ミュージシャン達の映像をたくさん頂いた事。彼の弟子には星の数ほどの著名人がいる。そのうちの何名か挙げるとIgunacio Berroa, Horacio Hernandez, Gonzalo Rubalcaba(ピアニストになったけれど、彼もまた大学では打楽器を専攻している), Oscarito Vardes, Julio Barretoなどなど、枚挙にいとまがない。
3)フロールが劇的に痩せ、現役ダンサーとして復帰した事。なんだかんだいってマジ嬉しい。国立劇場(Teatro Nacional)での演舞は素晴らしかった。そういや日本のLudwig Nunezに宜しく!って言ってたぜ。
4)Jesus Rubalcabaの息子、マブダチのMichel Rubalcabaと12年振りに再会した事。彼もLudwig Nunezに宜しくって言ってたぜ。
5)バンボレオのライブに飛び入りしたおじさん。最高!何者???至高の芸。
6)2001年から欲しかった(この時点ではまだ執筆中だった)Ruy Lopez Nussa(La Rumba Soy Yoにも参加しているドラマー)のドラム教本をようやくにして手に入れた事。この本はマジ素晴らしい!!!空前絶後にしてオタクの本領発揮といったところか。ドイツから第2版が間もなく出るそうだ。これはマニアック過ぎて売れないだろうが、キューバのリズムに興味のある人間ならば絶対に手に入れるべき価値のある本だ。執筆の顛末記も彼から話を聞いたけれど、とにかくドラムが、そしてキューバのリズムを真に愛する漢が書いたならではの本だ。超オススメ!!!
7)ルバルカバの一家と今年もビーチに出かけた事。
8)とても内気で暗い、だけど優しいラテン人に出会った事。チリ人は静かなのか。
9)在キューバ日本大使館職員にして最高のマブダチ、アントニオの息子と彼女に会った事。彼女は何とまだ大学入学前だ。9月から医学部の学生だって。やったね。そして息子、行く末はミュージシャンだl彼を見てそれを確信したよ。
10)多くのキューバ人が私のブログを見ていた事。これにはびっくりだ。やたらアクセス数が多いわけだ。
11)バラデロでたくさんの魚を見た事。小さなカラコル(巻き貝)に入ったヤドカリも可愛らしかった。バラデロは私の知る限り、世界一のビーチだ。砂浜のくせに限りない透明度。
12)途中どうしても必ず寄らなければならないメキシコのタコスはやはり美味かった。
13)メキシコのビールではNegra Modeloが最高だと思っていたけれど、そしてこれはおそらく本家のウィーンスタイルビールの上を行く水準のビールだけれど、これと同じくらいBohemiaが美味しい事を再発見した事。
14)カンクンのホテルの快適さ。極楽。
15)悪魔焼きの祭り。群衆が取り囲む中、最終的に偶像は軽い爆発を起こしてマジ死ぬかと思ったけれど、最高にエキサイティングだった。至近距離での爆発に逃げまどう群衆の図は一編の映画の様だった。俺たちはYailinに薦められ、爆発寸前に逃げていて助かった。
16)弟子の腕を掴んで放さない謎の少女。
17)San Pedrito VS Paso Francoのコンガ対決。パソ・フランコの本拠地に向けて気勢を上げ激しくパレードしながら向かう、サン・ペドリートの連中は、その本拠地に当日当時人っ子ひとりの影もなく鍵もさえ掛かっていた事を知るよしもなかった事が悲しい。裏切り。テキトー。
18)友人にして国立カーニバル博物館打楽器奏者、Juan Oscar de la Tejeraの新しい彼女がこれまた19歳だった事。現在妊娠7ヶ月。
19)Santiago de Cubaで活躍するDJ、Leo Garciaに出会った事。一緒にビジネスを展開する予定。キューバ人にして個人のレコーディングスタジオを持つ貴重な存在だ。ちなみにこの兄弟の名はLeo GarciaとRoberto Garcia・・・奇遇にもMiami在住、最高のマブダチドラマー、元Afro CubaのLeo GarciaとOmaraで活躍中のこれまたマブダチトランペッターRobertico Garciaの兄弟と全くの同姓同名だ。
20)コンガをパレードを今回は何度も目にした事。
21)ルンバが年々進化している事を知った。特にコルンビア、以前とはもはや教えるべきベーシックが違う。確かに近年はコンガに加えカホンを演奏するのがもはやどこのグループでも当たり前だし、そりゃ基本とされるものも変化するか。やっぱ見続けていなけりゃダメだ。
22)レゲトンが未だ隆盛している事を知った事。そしてサルサは死んだ。とても残念だ。
23)カラバリでチャックと十分話をした事。彼の息子Yan Carlosは非常にアタマがまわる。そして4歳にして常に陽気だ。
24)カラバリのChichoが18歳の奥さんとまだうまく行っていた事。
25)我が子Christianの成長。おとなしいと思っていたが、7歳となった今、あまりにもやんちゃでケンカ好きだ。
26)魔法使いのお婆さんとの出逢い。
27)魔術師と二度も出遭ってしまった事。カメラ二台盗難は2006年のブラジルに次いで過去最悪。しかし、素晴らしい巧の技を拝見させて頂きました。今後、是非見習いたいものです。
28)サンチアゴ(Santiago de Cuba)滞在中に足繁く通った、気の良いアイス屋のおっちゃんと写真を撮った事。
29)キューバに持っていった初めての、DoCoMoの携帯電話にたくさんの着信があった事。
30)国際電話に仕事の依頼が来た事。これを持って行った甲斐があったわ。海外で電話を持っていても番号の違う海外専用携帯ではこうはいかない。DoCoMoよ、ありがとう!ちょっと高いけれど、それを補って余り過ぎる恩恵を受けました。これからは海外でもDoCoMoを大切にします。ビジネスチャンス、大いに拡がるの予感。
31)たかだか256MBのSDカードがこちらでは1万円位するのをショーウインドーで確認した事。

まだまだありますが、とりあえずは非常に疲れているので今回はこれまで。
帰国翌日より早速実働12時間以上レッスンしています・・・。
まずはお世話になったたくさんの友人に厚く御礼申し上げます。
!!!Gracias!!!

写真はメキシコ、カンクン滞在の宿。蒼い海が毎日眩しかった。
Solymar.jpg


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