cozy-corner:藤田浩司(ふじたこうじ)のblog

ラテン系ドラマー、またあるときはピアニストのマルチミュージシャン藤田浩司(Koji Fujita)が送る、日々の記録

千葉県立長生高等学校芸術鑑賞会  31oct.2001

2001-10-31 | 創作・演奏活動
 私の母校でもある長生高校で演奏させていただきました。お客さんがほぼ全て高校生、しかも音楽が好きではない子も中にはいるかも知れないという、ある意味特殊な環境下での演奏は私にとって非常に興味深いものでした。果たしてどれほど楽しんでいたのか、生徒の皆さん、是非ご意見を頂戴したいです。

 また今回初めて8名編成による演奏もさせていただきましたが、やはり8編は音がリッチです。厚い。5編には水墨画に似た味わいがありますけど。更には生ピアノを使ってみたのですが、エレピの音(サンプリングのピアノ)とは比べようのない上質な音でした。あの質感は絶対にエレピでは出ない。ただ、私は立って演奏する方がノリは良いように思うので、どちらをとるか難しいところです。そうか、立ち姿勢で生ピを弾けば良いのですね。でも手首が苦しそう・・・。 

藤田浩司-koji fujita-
DrumStudio LA FIESTA

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中学校で特別授業 10 oct.2001

2001-10-10 | LaFiesta音楽教室部門
 「手作り打楽器を演奏しよう」という、4時限連続を2回に渡って行う特別講義の第1回を千葉県山武郡山武町立山武中学校にて授業しました。みんな意外なほど真剣で楽しかった!鍋や缶などの生活用品や廃物から世界のビートを叩き出す試み、もちろん日本のビートも。基本的な奏法のチェックなどもして、かなり本格的になってしまいましたが、山武中の皆さん、各グループどんなセッションになるのか、次回楽しみにしていますので頑張りましょう。

藤田浩司-koji fujita-
DrumStudio LA FIESTA

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オ-ケストラ続編 9 oct.2001

2001-10-09 | 創作・演奏活動
 今回はフィリピン女性歌手マリア・エヴァさんとの共演を中心にドラムを叩いて参りました。オケでドラムセットを演奏するのは、意外にも楽しいです、最近その点に開眼。ところで皆さんオケで使うドラムの譜面ってどんな風に書かれているかご存じですか?それは大きく4つのタイプに分けることが出来ます。

-1-演奏する音符が細かく書かれているもの。-とは言っても大概の作曲者がドラムセットには通じていないため、指定通りそのまま音にするとヘンなものが多いです。従ってそのまま演奏することは稀ですが、情報が多いので音楽の流れを掴みやすく◎。

-2-簡単なパターンと小節数が記されているもの。-一番多いのがこのタイプかと思います。ダイナミクスやガイドになるメロディー、ベースラインが記されていればグッと音楽に参加していけます。○

-3-メロディーやコードのみが書かれているもの。-これも盛り上げ方など、流れは掴みやすいです。ただキックのパターンなどの情報が不足していて、どんなパターンで演奏すればよいのかとまどうものも多いですが。△。

-4-小節数のみ記してあるもの。-言語道断です。目隠しして歩くようなもので、どのように音楽を作ればよいか、全く理解の助けになりません。打楽器はただ一緒の場所で終わればよいのでしょうか。×

 今回は残念ながら-4-タイプの譜面が多く、苦労しました。人数の多いバンド(今回50人以上)ではみんなが好き勝手なことをやるとまとまりが付かなくなってしまうし、また、その場で音楽を練る様な時間が充分取れないので、楽譜のクオリティが非常に重要となります。私の理想と致しましては、パターン、ダイナミクス、ガイドとなるメロディーラインやベースライン、もしキメがあるならそれが明快に分かり易く記されているもの-がベストです。ドラムの教則本にはその手のものが多いのですが、作曲家やアレンジャーのみなさん、どうぞ研究してみて下さい。良い音楽作りましょうよ。

藤田浩司-koji fujita-
DrumStudio LA FIESTA

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