cozy-corner:藤田浩司(ふじたこうじ)のblog

ラテン系ドラマー、またあるときはピアニストのマルチミュージシャン藤田浩司(Koji Fujita)が送る、日々の記録

空海 31 julio 2005

2005-07-31 | 徒然なるままに
 同時代の伝教大師最澄の人柄にも惹かれますが、弘法大師空海には特別な魅力を感じます。
 
 全国を巡っていると、弘法大師由来の湧水、温泉の多い事。往時は余程のカリスマだったのに違いありません。

 私費留学生として唐に渡り、しかしながら密教の正統を日本に受け継ぐなど、人生がロマンに満ち溢れているところも魅力です。

 伝えられるところによると、今でも高野山奥の院においでだそうですが、こういった方と万が一にでもお話する事が出来たら、何か人生変わるでしょうね。

藤田浩司
DrumStudio LA FIESTA

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LatinCubanDrumming読者来千か!? 25 julio 2005

2005-07-25 | LaFiesta音楽教室部門
 先日、神戸在住のドラマー氏よりメールを頂きました。
 拙著「(ラテン・キューバン・ドラミング)」を使用してみて、私のレッスンを受けてみたくなったとの事。

 大変嬉しいお話でした。

 こちらの教則本、世界で最も詳しいトラップドラム教則本だと自負しておりますが、ラテンキューバンドラムのもつ奥深さ故に、若干難解なものとなっており、中々世に受け入れられません。が、見る人が見れば、その心の琴線に触れるものなのだとの思いを強めました。
 ミシェル・カミロ・トリオ等、この分野で大活躍のオラシオ・エルナンデス氏などは、この本の事をよく理解してくれています。

 さて、ドラマー氏、二週間程千葉に宿をとってスタジオに通いつめるとの事ですが、どうなる事でしょうか。
 すごく楽しみにしています。日本に続々と良いラテンドラマーが増えていったら、私も愉快です。
 また、はるばる遠方よりお越しになる事ですし、出来るだけ力になれれば、とも思っています。

藤田浩司
DrumStudio LA FIESTA

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藤田浩司Latin Band(ラテンバンド)ライブ 24 julio 2005

2005-07-24 | 創作・演奏活動
藤田浩司LatinBand(ラテンバンド)ライブ! 
とても印象深いステージとなりました。

 まずはあのような大地震、交通マヒの中、かけつけてくれた皆様に感謝申し上げます。
 
 当日の準備はエレベーターが止まって、搬入が遅れたりと大変でした。

 地震の影響でお客さんの少なかった1stステージは若干遅れてのスタートとなりました。
キャラバンで始まったライブ、手前味噌ですが、始まったとたんテナーかわ島君の力の抜けた色気のある繊細な音に惹き込まれました。そうか、キャラバンにこんな吹き方があったか。彼はいい!おまけにカンもいい。ものすごく触発されました。
 そして新加入吉羽君、これまた音を出す度に反応が鋭くなります。彼は明晰な頭脳もさることながら、プレイに熱が感じられるのがヨイです。全くへこみません。すごい集中力です。そして彼の持っている非常にキューバンライクなイントネーションが私を後押ししてくれます。余談ですが、彼は演奏中に話しかけるとキューバ人みたいな表情をするんです。いや~濃いわ。
 
 彼らについては是非おいでになった方々からの意見を頂きたいと思っています。マジよかったと思っているのですが。

 高崎も含め、メンバーの皆さんにこれだけやられてしまうと、私は全体のバランスを取るために、誰よりもソロを短めに調節してみました。例えば打楽器ソロを一人ずつあれだけ充実してやられてしまうと、さすがに聴く方も体力いるだろうと考えてしまいました。リーダーですから。もしかしてもう私、このバンドでドラムを叩く必要ないかも・・・なんて思いが頭を駆け巡ります。な~んて言って、プレイを聴きなおしてみるとピアノソロなんか曲によってはいつもより倍くらい長いではないですか。こういう触発が非常に嬉しいのです。

 飛び入りの方々も熱演でした。ボンゴのヒロタクさんはソロ叩きまくるし。何といってもアルトサックス、山崎俊樹氏のプレイが聞けたのが嬉しかったです。ドナリーのソロで歓声が上がってました。以前、彼のバンドには大変お世話になり、一緒に色々な場所でプレイさせて頂きました。今度機会のあった時にはは本格的に演奏をお願いしたいと思っています。

 このメンバーでのライブは次回11月26日に予定しています。

藤田浩司
DrumStudio LA FIESTA

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スネアのボルト再変更  23 julio 2005

2005-07-23 | 楽器
 スネアのヘッドというのは予想以上にのびるもので(しかも短期間で)、ボルト長5cmではお互いのボルトがナットの中でくっついてそれ以上ピッチを上げられなくなりました。先週の大神家さんの時、もうぎりぎりだったし、それに、高ナットは既に、より信頼できる長いものに変更済な事もあって、今回ボルト長を5cmから4cmに変更しました。軽くチューニングしておきましたが、あとは会場で。

 合計2cm余裕が生まれたので、今度はいくらなんでも大丈夫でしょう。はじめは強度の方が心配で長めのボルトを選んだのですが、少し長すぎたようです。はじめのボルトを購入するとき、一応楽器にボルトを当てながら検討したのですが、私たちは予想以上にスネアのヘッドを閉め込んでいるようです(私のスネアはどちらかというとローピッチめにチューニングしています)。
 プラスドライバー仕様にして良かったのは、手持ちの電動ドリルで弛めたり締めたりが出来ることです。
もちろん楽器にテンションがかかり始めたら手動で締めますけれど、それまでは楽ちん!手にかかる負担が極度に少ない。私は手が弱いので、そういった意味でも汎用のボルトを使ったラグにして良かったです。
 本日のライブで使う予定です。初顔のメンバーですが、オリジナルもバシバシいきます!きっと素晴らしいステージになるでしょう。

 吉羽一星君のコンガはストレス少ないんです。彼とは価値観が共有出来る。キューバに何年もいた彼とは、見たり、感じ取ってきたものが似てるんです。ガチャガチャ言わなくても私の思ったフィーリングの音を出してくれる、そんな感じです。しかも音楽に対する真摯な姿勢がいい!ホントこういった音楽が好きなんだなあ、と。
 自分は運がいい。いつも不思議と必要な時に必要としている人や物が目の前に現れてくれる。出会うべくして出会うべきものに出会う。世の中は不思議だ。フルートの齊藤もそんな事言ってましたっけ。神に感謝しなければ。

 今は色々なセッションを試したいという欲求がとても強いので、何かと新たな出会いが訪れそうです。
訪れてくれるといいな。もっと色々な影響を受けてみたいです。
 ライブに興味があってお時間のとれる方、今回も是非おいで下さい。

 7月23日(土) 1st)20:00~ 2nd)21:30~ 稲毛コルトレーン 千葉市稲毛区稲毛東3-19-15 mfビル 5F(1Fはカレー屋『シバ』) JR総武線 稲毛駅海側 徒歩1分 043-244-9776(土曜のみ営業) 藤田浩司LatinBand(ラテンバンド) 当日2800yen(学生500円引き)前売2500yen 1ステージのみ2000yen メンバー一部変更/ts かわ島崇文,conga 吉羽一星

藤田浩司
DrumStudio LA FIESTA

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全国お気に入りの温泉  22 julio 2005

2005-07-22 | 
お気に入りの温泉を北からあげて行きましょう。

カムイワッカ湯の滝(知床)・・・川を登って温泉に辿り着かなければならない豪快さが気に入ってます。

川湯温泉(道東)・・・北海道にありながら、内地の温泉の素朴さをたたえたその風情。上質な強酸性泉。

落合温泉(青森県黒石市)・・わずかな硫黄分を含む、きれいで豊富な温泉。ひなびた風情。

河原毛地獄(秋田県湯沢市)・・・とにかくすごい。天然の滝壺が温泉。地獄のオアシス。

湯田川温泉(山形県鶴岡市)・・・さらさらなお湯がきれいなんです。

上の山温泉(山形県上山市)・・・まったりとした泉質最高!近くの蔵王とはまったく違う泉質。マナーはちょっと?

青根温泉(宮城県)・・・さらさらできれいなお湯。

小野川温泉(山形県米沢市)・・・ここのお湯はさらさらでとてもきれい。

草津温泉(群馬県草津町)・・・言わずと知れた名湯は、その名に恥じないクオリティをもっています。この町の風情も愛してます。

宮ノ下温泉太閤の湯(神奈川県箱根町)・・・さらりとしてきれいな湯。湯量少な目な温泉地が多い箱根にあって、ここは納得の温泉。

伊東温泉(静岡県伊東市)・・・歓楽温泉としてだけではなく、意外にもいいお湯なのです。町中湯量豊富!

白骨温泉(長野県安曇村)・・・風情よし!中里介山の大菩薩峠に登場。白いお湯も魅力。別に無理に白くしなくても良いのですが、白骨の湯は白いイメージがありますね。

下諏訪温泉(長野県下諏訪町)・・・まっさらな食塩泉。よく暖まります。あの地方は特別寒いから・・・。

新穂高温泉郷(岐阜県上宝村)・・・露天風呂の宿が多いことで有名。湯量も豊富です。適温の露天は最高です。単純泉以外にも硫黄泉が湧いています。

加賀温泉郷(石川県)・・・どこへ行っても湯量豊富で、ダマシもなさそうです。

白浜温泉(和歌山県)・・・町が好き。泉質が気分で選べるのも○。有名な崎の湯は硫黄泉です。ここは人が少ない時期がいいね。

三朝温泉(鳥取県三朝町)・・・放射能含有量世界一!すごく良い!これは入らなければわからないでしょう。

温泉津温泉(島根県温泉津町)・・・ものすごくレトロな町並み。美容院でちょんまげを結ってもらえます。この町のいくつかの美容院にある、お店の外に飾ってある首から上のマネキンディスプレイは他にないアイデアで、見ものです。打ち首のように板の上に飾り付けされているのがちょっと不気味です。泉質は上質な鉄泉。鉄泉は余り好きではないけれど、とにかくまた来たくなる風情を持った町です。

長門湯本温泉(山口県長門市)・・・きれいな単純泉。風情のある町。

蘇鶴温泉(高知県南国市?)・・・温泉日照りの四国にあってオアシス的存在。何度も行ってはいませんが、素晴らしい泉質だった記憶があります。

道後温泉(愛媛県松山市)・・・四国の本格的な温泉地はここだけという印象が。しかしここは素晴らしい。温泉文化もよく守られている感じがします。

別府温泉(大分県別府市)・・・世界に誇る温泉の都。温泉博物館のように泉質は様々ありますが、どれも湯量豊富で間違いはないでしょう。

武雄温泉(佐賀県武雄市)・・・奇跡的にまったりとしたお湯。なんなのでしょうね、あれは。近所に欲しいです、あんな温泉。温泉街のシンボルは大陸風の楼門。残念ながら、入る人のマナーは今一つのようです。ここには「朝風呂会」(確かそんなような名前)という温泉愛好家の親睦団体があるのを見つけたので、そちらで温泉入浴の基本について啓蒙して頂ければもっと良い温泉地になります。湯船に入る前の十分なかけ湯とか、温泉にタオルを浸けないとか、まして湯船で体を洗わないとか、湯船の縁に寝そべらないとか、そんな事です。

雲仙温泉(長崎県雲仙町)・・・古くからの国際リゾート。きれいな町。温泉も素晴らしい!白濁した、刺激の強い湯。

阿蘇内牧温泉(熊本県一の宮町)・・・きれいな単純泉。

日向山温泉(鹿児島県国分市)・・・ここのみに限らず、薩摩半島(特に北薩摩)には「貸し切り湯」という文化があり、ホテルの大浴場では望むべくもない、全くの処女泉に気軽に浸かることが出来るのです。ここのお湯は柔らかい。

指宿温泉(鹿児島県指宿市)・・・良いお湯があります。町の風情も規模も、そして気候も住みついてしまいたいくらいです。以前思わず指宿温泉の歌を作ってしまったくらいです・・。

鰻温泉(鹿児島県指宿市?)・・・山の中にある、カルデラ湖の脇にひっそりとたたずむ温泉地。「鰻」と言われるだけあって、入ればお肌ツルツルです。これだけツルツルになる温泉も珍しいかと思います。

まだまだ他にも良い温泉はたくさんあるのですが、ありすぎて、書いたら一冊の本になってしまいそうです。
温泉天国日本に生まれてきて良かった!

宿の湯が良いところも多いですが、歴史のある温泉地ではとにかく共同浴場に入ってみるべきです。
その昔、温泉場は共同浴場を中心にして、湯船を持たない宿がそれを囲むというスタイルが定番だったので、宿が独自の湯船を持つようになった現在でも、共同浴場の湯は源泉湧出口であるか、その至近であることが多いのです。温泉は源泉から遠くなればなるほど空気に触れる機会が多くなり、酸化します。共同浴場の湯は、その温泉地の中でも最上級の品質であることが多いです。

私が特に好きなのは、草津温泉、武雄温泉、三朝温泉、指宿の温泉、それに落合温泉です。

藤田浩司
DrumStudio LA FIESTA

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車のお値段  21 julio 2005

2005-07-21 | 徒然なるままに
例のディーゼル規制により仕方なく半年後までに車を買い換えなければならず、しかもまったく車種に選択肢のない車選びなのですが、価格表をもとにいくらするのか算出してみました。・・・270万円超です。いやぁ~これには参った・・・。

藤田浩司
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エアコンを取り付ける  20 julio 2005

2005-07-20 | 徒然なるままに
 自宅のエアコンが壊れたので、新規購入し取り付けようとして説明書を読んだところ、以前と違い冷媒のフロンがR410Aというのに変わっていて、素人による取り付けが難しくなってしまったようです。
 当然、スタジオに設置した時のように、再びこれも自分で取り付けようと思っていたのですが・・。
 このR410Aというフロンガス、従来のR22と違い2種類のガスを混ぜているようなのです(専門業者の友人談)。二種類のガスは比重が違うので、従来のガス自身の圧力で配管中の空気を抜く方法をとると軽い方のガスだけ多く抜けてしまい、2種類間のバランスが崩れ、コンプレッサーの寿命を縮めるとの事。
 で、説明書には「真空ポンプによる配管内空気の排出」を行って下さい、と。
 業者に頼んでも、安い取り付け工事では今もって従来型の工事をされてしまう事も多いというし、う~む、ここは意地でエアー抜き用の真空ポンプを買うか・・・と思っていたら、何と!!壊れたエアコンが再び動作し始めたではないですか・・・(壊れてから二度目)。このまま直って欲しい、と思いつつも、そうなったらなったで、はて、この買ってしまったエアコン、どうしましょ・・。

藤田浩司
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Los Cumbancherosは4回目!  19 julio 2005

2005-07-19 | 創作・演奏活動
そうでした、藤田浩司 Los Cumbancheros(ロスクンバンチェロス)のライブはこれで4回目でした。
いつもお世話になっているY.I.さんのご指摘で思い出しました。
ありがとうございました!

藤田浩司
DrumStudio LA FIESTA

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四肢と四声のインデペンデンス  18 julio 2005

2005-07-18 | 演奏のコツ
 ここのところ手足のポジションに縛られることなく、四声を独立に描く練習に明け暮れております。
 今までは両足をそれぞれオスティナートさせるか、あるいは片足のみ歌わせもう一方の足はオスティナートとして残す、その間に両手は勝手に歌う・・といったところまで練習を進ませていて、長い間そこまでで技術的には冬眠していたのですが、現在それを越えようかと重い腰を上げ練習中です。

 例えばオスティナートを刻む左足をその役割から解放させ、時にはバスドラの連打に参加させたり、そんな練習です。手で言えば、カスカラを刻んでいた右手をその役割から解放させ、時には別の太鼓の声部へ参加させたりしてます。いや、それらは今までもさんざんやってきていることなのですが、ちょっと説明するのが難しい・・。
 なんというか、フーガを弾くとき、内声の動きを技術的には両手で橋渡しして上手につなぎますね、それを四肢間で行う・・そんな感じです。手足のポジションに関係なく歌いたい声部を、それぞれ歌いたいように描き出してゆく・・そんな練習です。まあこれらは芸術の本質とは関係ありませんが、やりたい事がストレートに表現できる技術は身に付けたいですね。
 こういったものは、急に目に見えて出来るようになるものではありませんが、無意識化に技術がおさまった頃に突如として自分のプレーの中に現れ始めます。
 ドラマー高崎洋平君の上達ぶりに刺激されました。最近、彼のプレーは実に伸び伸びとしている。どんどん刺激して下さい。苦しいけれど、嬉しい。
 ちなみに左足のオスティナートにはルンバクラーベをよく使います。

藤田浩司
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改造スネアその後 17 julio 2005

2005-07-17 | 楽器
 その後幾度かスネアをライブで使ってみました。
 やはり音の暖かみが増したようです。「コーン」と鳴る感じ
 パワー感は落ちましたが、うるさくなくて逆に良い場面も多いだろうと思いました。
 しかし、ラグだけでこんなにも音が変わるとは。
 太鼓はなんといってもシェルが命だと思い込んでいましたが、その他のパーツを変えても、楽器のキャラクターは大きく変わりますね。
SD.jpg

藤田浩司
DrumStudio LA FIESTA

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