cozy-corner:藤田浩司(ふじたこうじ)のblog

ラテン系ドラマー、またあるときはピアニストのマルチミュージシャン藤田浩司(Koji Fujita)が送る、日々の記録

勉強しない 24 feb. 2004

2004-02-24 | 徒然なるままに
 近頃の子ども達は危機感をあおってストレスをかけても、逆に元々持っているはずの学びたいという気持ちを、教える側がつついても勉強しなくなってしまったそうですね。本当にそうなんですか?もしこれを読んでいる小中高生、いらっしゃいましたら教えてください(^^)/

 学ぶことにより知識・体力・鑑識眼その他諸々が養われます。将来きっと役に立ちますよ。学生のうちから強い自分を作らなければなりません。
 学歴もいずれ当てにならなくなるかもしれません。だけど、努力して身につけたものは(知識でも体力でも)必ず自分を助けてくれます。
 今は日本が豊かな時代だから、弱くても生きていけそうですが、近未来はどう変わっているかわかりませんよ。栄枯盛衰その時には思いもしなかった変化がいつの時代にも訪れています。近いところでは、有り得ないと思った強い企業体が倒産する事。大卒の就職率の急激な低下。少し遠くではソビエトの崩壊。戦後、海外の援助を受けるほど弱体化していた日本のたかだか10年、20年での急激な復興。さらに遡れば大英帝国の弱体化、一時は世界を制する勢いだったスペインの没落。
 弱くなったとはいえ、まだまだ繁栄している日本ですが・・・先はわかりませんよ。運命とか偶然とか、色々ありますが、やはり底に力がないと、思ったような良い方向には進んでゆかなくなるのではないでしょうか。近代日本が世界情勢の激変にさらされながらもこうして繁栄しているのは、様々な要素がありながら、だけど先人の民度が高かったのが決定的要因だと思うんです。国民の多くに教養があればやはりその国は強いでしょう。例えば、あるモノを作る場合に生産者の精度・練度はやはり製品・作物に反映されるでしょう。
「世界は一つ」それは一面真理だと思いますが、物事は多面的重層的です。世界中の人達と全て仲良くできるかと思えば、現実にはやはりそうはうまくいかないでしょう。全ての知人と良好な人間関係にあるって言い切れる人はそうそういないのでは・・。宇宙の縮小系が私たちの細胞に見られるように、小さな人間関係の拡大形が様々な共同体のカタチ・・・学校、地域、国、世界情勢だと思うんです。
 弱いといつの間にかどこかの人に支配されてとんでもない人生になっちゃうかもしれませんよ。
 そうなった時には「死んじゃえばいいや」って刹那的に考える人もいるかもしれません。だけど、支配者はそう簡単に死なせてはくれませんよ。被支配者あっての支配者ですからね。
 また別の世界で生きるにしても結局個人の力は必ず必要でしょう。どこで何をして生きていくにも。企業に勤めよう(サラリーマン)と、自分で起業しよう(社長)と、・・あるいは芸術家として生きていこうと。それこそ社会から隠遁して無人島でサバイバルするにも知識や色々な力が必要になってきます。
 今のうちに出来るだけ勉強して強くならないと・・とんでもないことになっちゃうかもしれません(-_-)。
・・・今回はちょっと若者にストレスをかけてみました。

藤田浩司-koji fujita-
DrumStudio LA FIESTA

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振り返ってみれば・・ 21 feb. 2004

2004-02-21 | 演奏のコツ
 ピアノをステージで弾くようになったのが2001年の5月からですので、もうすぐ3年経ちます。ピアノを弾いた初めてのライブハウス出演が2002年3月、こちらからももうすぐ2年、月日が流れるのは早いですね。中学生から高校生の間、ピアノを一所懸命に練習した時間が財産となって、この歳になってもなんとか新しい分野に挑戦することが出来た感じです。2001年以前には思い及ばなかった、ステージでピアノを弾くという自分の姿が今、ここにあるのは何か不思議な気がします。

 自ら結成したラテンバンド最初の仕事で意中のピアニストに出演を断られたのがきっかけとなり、ドラムを人にお願いして自分はピアノにまわったのがそもそもの始まりで、思えば初めてのステージでは殆どアドリブはなく、その年の秋になっても本当に弾きたいテンポではアドリブする事が叶わず(アドリブ以外はOK だったのですけれど)、それでも地道に練習を重ね続け、どうやら最近になって無理しなくてもフレーズが出てくる瞬間が増えてきました。私は職業としてドラムを選びましたが、元々はピアニストになりたかったので、最近の状況はまがりなりにも夢が叶った、とも言えます(ドラムも一緒に演奏する、変なカタチになりましたけど・・笑)。

 アドリブで苦労した経験から、どうしたらアドリブ出来るようになるのか見通しも立つようになりました。秘訣は
①気に入ったフレーズ(コピーでも、思い付いたものでも)を色々なキーに移し替えて弾くこと。
②ピアニストのCDをかけながら一緒にピアノを弾き、影響を受ける事。
③自分の演奏を記録しておいて、気に入ったフレーズがあったらいつでも再現できるように練習しておくこと。
・・と、その前に各スケールとコードの完全マスターと、シンコペーションの理解がありますが・・。

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移調 19 feb. 2004

2004-02-19 | 演奏のコツ
 三月の二日にボーカルをゲストに迎えるコンサートがあり、リハーサルをしてみました。と、これがヴォーカルというのは楽器に比べると良い音のする声域が非常にせまいので、度々曲のキーを変えなければならず、結構混乱します。私はこういった場合、目の前の楽譜を冷静にアタマの中で移調して描き出すなんて事がうまく出来ないので(二度や4度、5度ならなんとか・・かな)結局いつも出たとこ勝負に近い、アタマの中で鳴っている音を直感的に弾く感じになってしまいます(ピアノです)。みなさん、こういった場合どうされていますか?
 
 それとは別に、今週末21日(土)稲毛コルトレーンでラテンバンドのライブがあります。今回はリハらしいリハをしていないので、ジャズらしい((^。^@)?)ハプニングが続出するかもしれません。お時間のある方は是非おいで下さい

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第五回ドラマーズライブの見どころ  11 febrero 2004

2004-02-11 | LaFiesta音楽教室部門
 今年もこの季節がやって参りました!DrumStudioLA FIESTA(ドラムスタジオ・ラ・フィエスタ)主催第五回ドラマーズライブが2月14日(土)午後2時開演、千葉県茂原市東部台文化会館にて催されます。
プログラムの見どころを私なりにコメント差し上げます。

第一部
1-なんと3歳児にしてドラム演奏。果たして本番、飽きずに最後までイスに座っていられるか注目!3歳児が初めてステージに立つ時、何が起こるのか・・・私ものぞいてみたい世界。
2-初出場小①!全く物怖じしませんから当日も堂々と完奏してくれることでしょう。物怖じしないだけに当日も演奏中、アドリブで何か洒落が飛び出すかもしれません。思考するドラム。
3-小①にして注目の2バス奏者。当日はウラでせめるか、それともオモテか・・。体力さえ持てばリズムはイイ!
4-伸びやかなリズム感を持つ小②。ネアカなドラム。
5-抜群の構成力をもつ小②。音は重厚です。衣装も楽しみ!
6-中②女子ドラマー。体は小さいけど音はキレがあって前に出てきます。曲はファンキーなチャチャチャ。4回出てくるソロパートも楽しみ。
7-彼の演奏した後には、ただ真っ白な灰が残るのみであった。沸点を超える魂。-丹下段平談- 倍速で走る、高速の☆。
8-高①生の中でもとびきり爽やかなドラム。
10-炸裂するハーフタイムシャッフル。頑張っている君はロザーナ。
11-過去に大会記録を打ち立てた運動神経で叩く8ビート。
12-ラテンジャズ。足クラーベ。ロングなドラムソロ。
第二部
13-密かに一年近くもかけて練習したこの難曲、本番でどれほどのクオリティーを出せるのか、これは壮大な実験である。
14-燃える紫の炎。シングル190。限界への挑戦。
15-女性コンガ奏者。彼女はトランペット奏者でもあり、またドラマーでもある。
16-伝説のボクサーに捧げるこの一曲。
17-女性2バス奏者。今回、ヨシキにどれだけ迫ることが出来るか・・・。
18-ファンキーコンガ!構成の複雑な難曲に挑戦。
19-超音圧!レッドゾーンを振り切る豊かな音。
20-4ビートジャズに挑戦。ドラムソロも長い!
21-ドラムの魔術師、今年はコンガデビュー!
22-プロドラマーを兄に持つ、伝統の完璧なスティックコントロール高①女。大会参加者随一の衣装&メイク(予想)。
合わせて当日のプログラム(参加者写真入り)をご覧下さい。それでは。

藤田浩司-koji fujita-
DrumStudio LA FIESTA

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