cozy-corner:藤田浩司(ふじたこうじ)のblog

ラテン系ドラマー、またあるときはピアニストのマルチミュージシャン藤田浩司(Koji Fujita)が送る、日々の記録

久々に兄弟で 30 abril 2007

2007-04-30 | 徒然なるままに
ゴールデンウィークに珍しく私が実家になどいるものだから、久々に兄弟で飲んだ。
決して仲は悪くないが4人全員がB型の、バラバラ兄弟である。
性格も生き方も趣味も、違うっちゃあ違うわなあ。
見た目でいくと、すぐ下の妹と私だけは似ているかな。

予定外に飲んでしまったから、その後に仕事して終了したのが朝の5時過ぎ。

それから・・・酔いと相まって、つい意識が朦朧としてしまい、支離滅裂なメールを送ってしまいました。
失礼致しましたm(_ _)m

5時過ぎに寝て8時過ぎには起き、今日は短めだったけれど22:30まではびっちりレッスン。
ご飯食べて練習&ブログの更新。
それでも元気だから、健康には感謝します。

-次回のライブ-
2007年5月5日(土)藤田浩司SpecialSession
やる気満々!新曲満載です!
ナチュラルハーモニー2000:大網白里町ながた野1丁目7-7☆tel: 0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:15
[藤田浩司P,舟橋まさるB、野崎めぐみConga、高崎洋平D]


2007年5月12&13日ピアノトリオ
セッションぽくてドキドキ。楽しみ。
マルイファミリー志木店:埼玉県志木市本町5-26-1
048(487)0101
詳細未定
[藤田浩司P,藤巻良康B、吉羽一星Conga]



藤田浩司-koji fujita-
DrumStudio LA FIESTA

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流転する人生 29 abril 2007

2007-04-29 | 徒然なるままに
どんなに楽しかった出来事もあっという間に想い出となり記憶の奥底に沈んで行くのである。
その時の楽しかった感触だけがジーンと胸の奥から身体の表面までに残って。
そして今も、もう先の事に夢中になってしまっている自分がいるわけだし。

過去は過去として、未来は先が見えないから生きる事は面白いですね。

あと何年だとか、考えてみても人生はまったくその通りに実現出来るものではないし。
だからやはり今日の1日、目先の明日、明後日を気持ち良く生きる事の方が大切に思えてくる。

そりゃあそんな風に指導するのはためらわれるけれど、自分の場合ははっきりとそうです。
今日どんな風に生きたか、その先に未来がある。
やりたい事があるならやるしかないじゃないか。

・・・かといって未来に向けての計画が全くないわけでもないところが、人間の矛盾しているところだな。



今日が昭和天皇の誕生日という事を、この日、何人の人が思い出しているだろうか。



-次回のライブ-
2007年5月5日(土)藤田浩司SpecialSession
やる気満々!新曲満載です!
ナチュラルハーモニー2000:大網白里町ながた野1丁目7-7☆tel: 0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:15
[藤田浩司P,舟橋まさるB、野崎めぐみConga、高崎洋平D]


2007年5月12&13日ピアノトリオ
セッションぽくてドキドキ。楽しみ。
マルイファミリー志木店:埼玉県志木市本町5-26-1
048(487)0101
詳細未定
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表紙が知り合いだったので 28 abril 2007

2007-04-28 | CUBA!
表紙に旧知であるボニアティージョの背中が写っていたので、つい買ってしまったこの本。

キューバ・トリップ―“ハバナ・ジャム・セッション”への招待/高橋 慎一 (著)


CubaTrip.jpg


どれくらいかって、この背中の写真で彼だとわかってしまうくらい(笑)。
会って数年の間は彼がミュージシャンという事さえ信じられなかったけれど。
だって、当時住まわせてもらっていた家のお母さんだって近所付き合いがないわけでもなかったのに知らなかったくらいだし。
とはいえルバルカバの家でのレッスンは開始当初からよく見学されてたっけ。
う~ん、ティンバレス奏者だったんだ、みたいな。

だけど、初めてプレイを聞いた時にはぶっ飛んだ。
いわゆる凄腕ではないかもしれないけれど、彼がキューバ音楽の体現者である事はまちがいない。
彼がティンバレス奏者であったという意外性もあって、それは当時鮮烈に私の胸に響いた。
いつだったかヘスス・ルバルカバにコントラダンサの曲を弾いてもらっていた時、彼が家の入り口の、木製のドアを調子よく指ではじいて、綺麗なリズムを出していたのを思い出す。
彼の叩くリズムは心地よい。
しかし誰がつけたのか「ボニアティージョ」=「お芋」
裏で「ボニャ」とも縮めて呼ばれているのがちょっと寂しさをそそるぜ。
お会いしてみれば実に暖かいオジさんです。
素晴らしいリーダーアルバムの裏話はよく知っているけれど、内緒です(笑)
他にもフルートのホアキンとか、それから名前は出ていないけれどついこの間、一緒にバンドやろうぜってキューバから手紙をくれたサンチアゴのコンガ奏者、ファンとか載ってました。世界は狭いもので。

-次回のライブ-
2007年5月5日(土)藤田浩司SpecialSession
やる気満々!新曲満載です!
ナチュラルハーモニー2000:大網白里町ながた野1丁目7-7☆tel: 0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:15
[藤田浩司P,舟橋まさるB、野崎めぐみConga、高崎洋平D]


2007年5月12&13日ピアノトリオ
セッションぽくてドキドキ。楽しみ。
マルイファミリー志木店:埼玉県志木市本町5-26-1
048(487)0101
詳細未定
[藤田浩司P,藤巻良康B、吉羽一星Conga]



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悪夢 27 abril 2007

2007-04-27 | 徒然なるままに
悪夢を見て、あぁ記録に残しておかなきゃ・・・と思っていたのに、もう思い出せない。
つくづくラッキーなつくりの脳を持ったものだと思う。


深夜番組を聞き流していたら自閉症の番組で、そういや中学生の何年だったか、俺は自閉症かもしれないって病院かどこかへ電話した事があったのをフラッシュバックのように思い出した。
この私が・・・と思えば、かようにも思春期というのは敏感なのですよね。

自閉症って、だけど自分の殻に閉じこもるってのではなくて、先天性の脳機能障害なんだという事を知ったのはずっと大人になってからの事でした。

ま、殻に籠もっているって思い込んでいるヤツが積極的にあちらこちらに電話している時点で、それは思い過ごしか勘違いなんですよね、冷静にあとで思えば(^_^;)


ベルギーのトラピストビール、シメイを飲んだ。
特にブルーは数年に渡り熟成されアルコール度9%。
製造年により味わいが違うらしい。
だからビンテージ入り。
賞味期限もビールとしてはやたら長い。
ちなみに写真のは2011年12月31日だ。
瓶詰め直前に新鮮な酵母を加え、二次発酵させるのも特徴。
ちなみに売り上げは全て修道院の活動資金になるそうだ。

20070427ChimayBlue%26Red.jpg
(空き瓶です、すみません撮影前に飲んでしまいました)



-次回のライブ-
2007年5月5日(土)藤田浩司SpecialSession
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舟橋君のベースとモントゥーノ合わせてみたら 26 abril 2007

2007-04-26 | 創作・演奏活動
さきほど舟橋君のベースとモントゥーノ合わせてみたら非常にうまくいく!
アイツのカンはやっぱりすごい。
5月5日のライブが楽しみ。
また、彼が私のオリジナルを弾くと、結構アプローチが違って新鮮だ。

それから今日指摘されたのですが、舟橋さんがピアノを弾いているのはアトレ品川4F「transfer」というお店だそうです。

キティちゃんは夜になるとバッテリーが切れてしまうけれど、しかしキホン元気だなと思った。
前よりか強い。


-次回のライブ-
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電源が落ちた・・・ 25 abril 2007

2007-04-25 | 徒然なるままに
こうして日記を書いていたら突然にPCの電源がプツッと落ちた。
原因は不明。
結構長文でしたが・・・さすがに二度同じものをアップする気にはなれませんね。

最近不調のPCが続出だ。
自分専用のはスタジオ、自宅、モバイル各2台ずつ計6台あるが、そのどれもが現在何らかの問題を抱える。

程度問題で気にならなければ全て問題ないとも言えるのだろうけれど。



・・・と、書き込んでいたらまた落ちた。
これは異常だ。

-次回のライブ-
2007年5月5日(土)藤田浩司SpecialSession
やる気満々!新曲満載です!
ナチュラルハーモニー2000:大網白里町ながた野1丁目7-7☆tel: 0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:15
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2007年5月12&13日ピアノトリオ
スリル!スピード!サスペンス!
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スティック選び 24 abril 2007

2007-04-24 | 楽器
なぜかスティック選びにトラブルを抱えた生徒が多く、面白い1日だった。

嬉しそうに新品のスティックを振りかざすH.S.。
5つ打ちとかやっていたのですが、アレッ、左手だけアクセントの抜けが悪いなーと思っていたら、スティックの目のつまりが左右で明らかに違う。
知らないブランドなんだけど、一応ヒッコリー。
だけどアレはないわなー。
低価格スティックは決まって比重が軽い。
今回一揃いどちらとも私の使っているVic Firthのものに比べて木が軽い。
特に左は激激軽で南洋材かと思う程。
あまりに木が軽いと太鼓を鳴らすのが難しい。

その後別の生徒。
TAMAの215Bヒッコリーを愛用していて、私のハービーメイソンモデルを貸してみたところ音の違いに感動したから、他にも色々と試してみた。

・・・もう過去にさんざん試してわかっちゃあいるのに、しかしこうして過去の記憶に頼らず実際に試してみると様々な感想、感覚が湧き出てくる。

TAMAはスティックが系統化されていて分かり易いから、まずはTAMAシリーズで比べてみる。
チップは玉型、ナツメ型にその中間タイプ。
私は玉型でチップ小さめのモノを愛用しているが、今回ナツメ型が気に入った。
普通に叩いた時に接地が広いからアクセントを叩くと音がパーンと出る。
マジ、ダイナミクスや音色の変化が付けやすいのもこの型だ。
受験生がポートレートみたいなので使ったら効果的だろう。
スネアだけではなく、ドラムセットも叩いてみたがナツメ型は特にライドシンバルの音がエロくて宜しい。
全然違うよね。
今度使いたくなった。
但し弱音は若干、品に欠ける感じに聞こえるかもしれないな。

さらに言えばこのスティックは、ブレ易い二つ打ちの速いところの振りも、なぜかキレイに揃いやすい。
TAMA H2155P。

材質・・・そりゃーヒッコリー一番使われていて無難な選択だし、メープルはシンバルを叩いたら華やかだけれど、今回オークが気に入った。
ダントツで芯のある音が出る。
これもスネアドラムだけの演奏になら良い選択かも。
但しライドシンバルには硬すぎて好きではない。

あんまり気に入ったので、同じくオークで出来ているプレイウッドのConcert No.1なども引っ張り出してみた。
これも良い。
とにかく!音の粒立ちやアクセントの抜けが素晴らしい。
生徒も自分が上手くなった気がすると感想を漏らしていた。
スネアの演奏には感じの良いスティックだ。
このスティック独特の短さも繊細さにはプラスだろう。
とはいえドラムセットには考えてしまう。
やはりライドの音がオモチャっぽくなる。
短いスティックのキャラクターがライドシンバルにはよく出てしまい、スケールの小ささがオモチャっぽく聞こえます。
短いのは振り回し感に乏しく、ダイナミックなドラムセットには向かないかもしれない。

しかし、オークという材質はスネアに関して言えば一押しだな。
使っている人は少ないかもしれないが、その固定観念に惑わされずに、音大受験生なら一度は試してみるべきだろう。

直径15-16ミリくらい、テーパー短めでオーク、チップはナツメか小さい球。なんてステッィクを個人的にはちょっと試してみたいと思いました。

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LAで買ったカウベルたち 23 abril 2007

2007-04-23 | 楽器
そういえば、まだ殆ど試していないこれらのカウベルたち。

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LPのマンボベルはキレがよさそうだし、ブロンクスカウベルのボンゴベルたちは柔らかめの低音が素敵な感じがする。

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なっちゃんがフィアンセと 22 abril 2007

2007-04-22 | 徒然なるままに
茂原のスタジオに到着早々、従妹で歌手のなっちゃんがフィアンセと共にやって来た。

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結婚式で使うという真面目メッセージとドラマ仕立ての冗談系・・・明るくドラムを叩きながらスペイン語で心配事について語るという離れ業を演技させられました(笑)
仕上がりが楽しみです!

う~ん、杉山さんと親戚ですか・・・感慨深い。
だけど、社長夫人はいいやなぁ。
横浜は伊勢佐木町にオフィスを構える会社と四谷のライブハウス経営。
・・・お世話になりますm(_ _)m

藤田浩司-koji fujita-
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浜松航空自衛隊の基地とベーゼンドルファー 21 abril 2007

2007-04-21 | 楽器
本当は河合楽器の工場見学に行こうと思って朝、電話で尋ねてみたところ当日の予約は出来ないとの事。
見学には2週間前までの予約が必要だそうで。

気を取り直して浜松にある航空自衛隊の広報館を見学しに行きました。
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ここではたくさんの戦闘機パイロットが訓練を受けているようです。

戦闘機開発についての展示が詳しかった。
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また、実物の展示は圧巻。
これだけの規模のところは見た事がない。
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(航空自衛隊の最新鋭機F-2)

現在も主力の一つである、F-1戦闘機に乗る事が出来た。
コックピットは非常に狭い感じがした。
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F-1.jpg


それから全天周シアターはすごい。
360度に近い映像を見続けていたら、乗り物酔いをしたように気持ち悪くなった。
内容はエアレスキューが活動する様子の紹介。



続いて磐田市にある日本ベーゼンドルファー本社のショールームへ。
たまたまラッキーな事に今日はスタジオで思う存分弾けるというので、是非ともと試弾をお願いしちゃいました。

弾いてみたのはヤマハC5と同じ大きさのもので、モデル200という名前の楽器。
…これは弾いた瞬間に魅せられた。
なんという豊かな響き、そして弾いた感触と反応。
だってうまくなった気がするもの。
というか、この楽器には全くストレスを感じなかった。
弾いたまま、思った通りに鳴ってくれる感じ。

それに響きが豊かだ。
どう言葉をつくせばよいかわからないが、この楽器の持つ音は豊かだ。
弾いた音と音がうまくブレンドされて少し拡がりを持つ感じ。
絶対に手が届かないと思っていたが、値段を聞けば960万円ほどという。
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試弾のあとは、コレクションされている数々の名器について日本ベーゼンドルファーの杉原さんが解説して下さった。
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すごい数とクオリティのコレクションだし、ここでは展示されているピアノを弾く事が出来るのがとてもよかった。
ごく初期のピアノのチェンバロにも似た音色、ベートベン時代のピアノの弾き心地と感触、ショパン時代のプレイエルが持つ軽い弾き心地と音色、リストとともに歩んだ頃のベーゼンドルファーの感触と響き。
ピアノが現代のピアノに近づいてゆく過程が実際にその時代々々のピアノを弾かせて頂くことによって、実感として掴む事が出来た。
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(リストが弾いていた頃の初期ベーゼンドルファー)

またここでは20世紀初頭、レコードが実用化される以前の自動ピアノの記録によりブゾーニ本人の演奏を聴く事が出来る。
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(自動ピアノ)

鍵盤楽器に興味があるのなら、浜松の楽器博物館よりもこちらをお勧めします。

うん、欲しいな、ベーゼンドルファー。
オレはスタインウェイではなくこちらだな。

生産量はヤマハの100分の1以下、スタインウェイの10分の1以下との事。
マックスでも生産年間60台程度だという稀少品だ。

フルコンサートモデルである、インペリアルが調整中だったのが残念だ。
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