研究者の世界というのは、一種独特のものがあります。いろいろな経歴を持っておられる方がいるのですが、ほとんどの方は大学卒業後そのまま研究室に残り、研究を続けて来られた方ばかりです。
今は社会人入学枠というのがあり、社会人を経験してから大学院に戻って勉強を再開するという人も少なくありません。
研究を行うためには、いろいろな知識や技術が必要です。今まで自分の興味の赴くままに論文を読み漁ってきましたが、実際にそれを作成するとなると事情は異なります。
特にぼくが行おうとしている研究は、「ケースコントロールスタディ」と言います。実際にある症状を持つ被験者を使い、いろいろな条件下でその症状にどのような影響が及ぼされるかを調べます。
研究には精確さが要求されます。ここが一番重要なのかもしれません。研究計画を立てる段階で、どのような評価法を用いるかを見極めることは、その研究によって導き出される結論の信頼性にも関わってくるからです。
先行研究から、その研究で使われている評価法の妥当性を考える。今ぼくが試行錯誤している部分です。
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