スポーツドクターSのざっくばらん

スポーツ障害専門カイロプラクターによる奮戦記。

全力

2006-01-16 10:40:30 | 想うこと

松井がMLBでプレーするようになってから、インタビューで「日本の野球とアメリカの野球の違いは何か?」という質問をされた。彼の答えは、「メジャーの選手はたとえ凡打になったとしても全力で一塁まで駆け抜ける。それはホームランバッターでも同じ。彼らはどんな状況でも全力でプレーする。そういう姿勢に感銘を受けた。」というものだったと記憶している。

彼の言いたいことはこうだ。状況によって区別をし始めると、力を発揮したいときにそれができなくなる。たとえば、チャンスの場面で「ここはどうしても打たなければならない」と思うと、平常心が崩れ、緊張してしまう。しかし常に全力を尽くしていれば、状況によって区別することはなくなるので、そのような緊張はまったく感じなくなる。

全ての局面において全力を尽くすことが、己のポテンシャルを引き出すためには欠かせないということだ。

もちろんこの考えかたは全てのものに共通である。仕事もそうだ。

人間誰でも怠けたいという願望は持っているので、手抜きをしてしまうことも往々にしてある。ぼくもいつも自分の怠け心と葛藤している。

この葛藤に克つか負けるかが、人生に大きな影響を及ぼしているんだろうなあ。

 


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