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グローバル・スタンダードの最高峰資格CFAとCFPを持つ完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤峰男の書評ブログ

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松下幸之助の青春

2008-05-15 13:40:19 | Weblog
青春

青春とは心の若さである

信念と希望にあふれ、勇気にみちて

日に新たな活動をつづけるかぎり

青春は永遠にその人のものである

                   松下幸之助



この詩を、当時電力中央研究所長の松永安左ヱ門さんに、話し合う機会があり、見せたそうだ。当時松永さんは、90歳。この詩を読んでえらく感心されたとのこと。

その当時、松下幸之助は85歳、座右の銘にして読み返していると述懐している。ちょうどこの時期に、松下政経塾を開いている。1980年のことだが、「金に任せて道楽で」というような陰口もあったようだ。また、だれもが今のように、たくさんの卒業生が輩出し、政界で活躍している状況を予想した人は少ないだろう。まさに昭和の松下村塾だ。松下幸之助は1975年(当時81歳)に、21世紀までもう26年生きていようと決意したとのことだが、この偉大な人の魂は、依然脈々と生き続けているのだろう。

ジムでのジョギング-負けそう!!

2008-05-14 08:35:50 | Weblog
昨日は、いつもどおりジムに行ってジョッギングをした。このところ平日は、翌日に疲れが残らないようやや抑え気味にして、7キロ程度で終わっている。(今までは10キロ)ところがだ。隣で走っている男性を見ると、もうメーターが10キロを超えている。よく見るなじみの人(声をかけたことはない)で、年はどう見ても60歳は越えている(65歳あるいは70歳?)良く走るねーと感心しながら、小生も走っていた。おれも本当はもっと走れるんだと思いながら...。そのまた隣を見れば、よく言葉を交わすおばさま。こちらは、ちょっと前まで8キロ程度を走っていたが、熱心な方で一日おき位に来ている。当初は、小生が教えるような立場で話していたが、今ではすっきりスリムになり、軽やかに走っている。そしてちらっとメーター見れば、もう一時間以上走っている。ずいぶん上達したなーと感心しながら、小生も汗をどんどん流しながら走った。ちょっと追い越されたかナーとつぶやきながら。

お二人とも同じような時間に終わり、見てみれば12キロ以上!!そのとき、まだ小生は走っていたので格好がついたが、ちょっとお二人さん、異常じゃない?と内心つぶやいていた。

妙なライバル心が湧いてきて、もうこうなったら週末、ちゃんと心の準備をしてハーフマラソンしかないと思っている。


佐藤優という人物

2008-05-13 09:08:15 | Weblog
最近、佐藤優さんの本を読んだ。鈴木宗男議員とともに、外務省騒動のときに、検察に上げられ、現在被告の身分で係争中、外務省は休職の扱いという方だ。

この人物は、はっきりいってただものではない。鈴木氏も当時、大変優秀な男だと言っていたが、今の日本にとっても大変貴重な人物ということはいえる。

インテリジェンス(訳せば知的情報)を扱う人間(あえて誤解を承知でいえば、諜報員かスパイに近いと小生は理解している)。それはさておき、この見識と博識は、独特のものがあり、異端的なところがありながらも、妙に説得力がある。

これが、実地に裏付けられ、世界の地下の知的ネットワークをもとにしたものでそういうのが、表の世界に出てきているという感があるので、なにか凄みがある。

こういう人物は、日本外交という表でも大事な役割を果たせるだろうし、米国追従の外務官僚より、よほど実体的な活動ができるのではないか。訴訟などという長い係争はやめて(検察もタイミングを計り、旗をおろして)、日本の為に大いに働いてもらったらいいと思うが、如何?。


次から次に林立する高層ビル群を見て

2008-05-12 09:45:07 | Weblog
このところ、しばらく地方の自然を満喫する機会がないため、多少渇きを覚えているからかもしれないが、東京のどこもかしこも、たけのこのように伸びてくる高層ビル群を見ていると、これでいいのかと半分嘆きをおぼえながら考え込む次第だ。

先日は、天王洲アイルにいくのに、モノレールの車窓から外を眺めていたが、会社やマンションの高層ビルが、両側に林立している。どこもかしこもというのがふさわしく、まわりに緑があるかと見れば、まったくない。住んでいる人には申し訳ないが、どうも、風情とか潤いということばが浮かんでこない。休日だったが、天王洲を降りて長いエスカレーターを降りるとき、80歳を超えるとおもわれるお年寄りひとりが前にいたが、近所のマンションに住んでいるのだろうか。どうも場違いの風景だ。

この情景は、いま東京のあちこちで見られる現象だ。なんでもかんでも高層ビル化すればいいというやり方は、軌道修正する必要がある。東京が美しくないという状況は、将来の世代の為にも、そろそろ考え直す時期が来ているように、最近強く感じる次第だ。

ウォーレン・バフェットが言っていた成功する秘訣とは

2008-05-09 10:08:03 | Weblog
先日、ウォーレン・バフェットとビル・ゲイツが対談している番組をみた。世界でも1位、2位の大富豪が大学の学生と対話しながら、質問に答える形式だったが、その中で、ひとつ、大変気になる言葉があったので、ここでお話したい。

学生「バフェットさん、あなたのように成功する秘訣はなんですか?」

ウォーレン・バフェット
「人に良くすることだ。そうすれば、どんどんいい話がたくさん入ってくる。」

ウォーレン・バフェットの企業買収の仕方は、絶対に、突然買収提案をするようなやり方はしない。いつも友好的に会社を買う。そして、経営陣は、買収されたあともこれまでどおり自分で考えるように経営ができる。バフェットは、優良企業の株を大量に買い、長く持っていることで有名だ。コカコーラ、アメリカンエクスプレス、ワシントンポスト、ジレット(現P&G)、ムーディーズ、ウェルス・ファーゴなどだ。みな、友好的で、増配しろとか、リストラしろとか、経営陣に差し出がましいことは一切言わない。そういうことを言う必要のない会社を買っているということがまず初めに来るのだろうが、いまの日本の状況を見ていると、こういう賢い投資家の存在が待たれるところだ。

話を少し戻して、こういうやり方だから、企業買収のいい話がたくさん入ってくる。経営者や創業者は、バフェットに買ってもらいたいとなるわけだ。ここに、さらにバフェットの、ベンジャミン・グラハムの教えを忠実に守る目利きとしての本領が発揮され、短時間に決めるといわれている。

「人に良くする」という成功の秘訣の意味するところは、奥深いものがある。

ゴールデンウィークに9冊本を読みました。

2008-05-08 09:00:32 | Weblog
例のフォト・リーディングを使って、ゴールデンウィークの最初から最後(8日間)までで、以下の9冊の本(大著を含む)を読みました。

1.ケイプベアの一族(上・下)900ページ
2.ロスチャイルド 富と権力の物語(上・下)900ページ
3.人物を創る 安岡正篤 270ページ
4.運命を創る 安岡正篤 240ページ
5.インテリジェンス 武器なき戦争 佐藤優 230ページ
6.安藤百福かく語りき 235ページ
7.リクルートのDNA 江副浩正 215ページ

別に、自慢するつもりで記したわけではありません。フォト・リーディングを使ってこれだけ読めるということをお知らせしたかったのです。四六時中読みまくったというわけではなく、普段のことをしたり、出かけながら読めました。

要は、感じたことは、目的を持って読むと、はやく読めるということです。これは何事にも重要なことなのですが、読書にもいえるということでしょう。速く読めるということはいいことです。なにしろ、それだけ必要な情報がどんどん入ってくるということです。ぜひ、このフォトリーディングを試してみるといいと思います。実は小生も、もっともっと上達させる余地はあるのです。  

ゴールデンウィークに買い込んだもの...

2008-05-07 08:21:58 | Weblog
このゴールデンウィーク中に、おもわず、ニヤっとうれしくなってしまう買い物をした。皆さん大したことないといいそうだが、本人にとってはうれしくてたまらない。なにしろ買いたくても、なかなかまともに買いにくくて、いつも何年も着ているティーシャツやユニクロのソックスで我慢していたものばかりなのだ。以下、今回一気に買ったリストを下に上げる。

ランニングシューズ 一足
ランニングヘアバンド     二個
ランニングパンツ  1着
ランニングシャツ  2着
ランニングパーカー 1着
ランニングソックス 4足
ランニング長パンツ 1着
ボトル付ランニングベルト 1個

これで、装備も万全、買ってきたものを並べてみるときには、これでうれしくてたまらないのだから、自分なりに現金なものだと思ってしまう。

早速、最新装備で10KM走ったが、これが疲れが全然違うのだからまたうれしくなってしまう。当分これらを身にまとったままトレーニングできるので、この気分がずっと続きそうなのもうれしい。

最後に、このうれしさの後ろには、さらに隠されたものがある。これらは世界No.1ブランドのニューモデルなのだが、全部半値なのである。

上がる会社の株式を見つける方法

2008-05-01 16:16:51 | Weblog
どうも、最近の日本株の動きを見ていると、いわゆる毛並みのいい会社すなわち持ち合いや買収防衛策などやらないで、粛々とやるべきことをやり、株主と真摯に向き合い、事業を着実に成長させようとしている会社の株価が堅調になってきている。これの意味するところは、大変重要だ。

なぜかというと、これからはこういう会社の株価はどんどん上がり、持ち合いや買収防衛に汲々としている会社の株価は売られるということだ。これほど、選別がやさしいことはない。

株の持合をする会社がなぜ株価が上がらないかというと、相手の会社の株を買うために株主の資金を使い、本来の事業への投資や配当金に回さないため株主のためにならないからだ。

買収防衛策がなぜいけないかというと、新株の発行により株式の希薄化が起き既存株主の持分が減るためだ。ところで、希薄化はしないやり方もあるが、そもそも特定の株主だけを排除すること自体が株主平等の原則に反し、その会社は資本市場から敬遠される素地を自らつくっているようなものだ。

要は、会社が株主を選ぶなどという不遜な考えを持っていること自体が、その会社の見識、株主への姿勢を疑うものであり、投資に値しない最大の要因を抱えていることが明らかになっているといってよいだろう。

というわけで、この二つをやっている会社の株式に投資しないということが、これからは株式投資の大前提になるといってもよいだろう。いってみれば、利益を上げる簡単な基準だ。

ガソリン狂騒曲に国民がかわいそう...

2008-04-30 15:56:53 | Weblog
一ヶ月でガソリンの値段が25円も上がったり、下がったり。こんな国はどこを見てもないだろう。よほどの発展途上国を除いては。しかも、前の値段よりもっと上がっている可能性が高い。私は、自動車を運転しないので直接実感が湧かないのだが、運転する人にとっては、買いだめしたく気持ちは、まったく理解できる。50リッターで1000円以上違うのだから、買いだめしない手はない。吉野家の牛丼が3杯食える。一方で、ポリタンクには入れるなというながら、スーパーやオートショップには、タンクがうずたかく積まれているんだから、話がややこしい。容器に自分で入れたら、引火したとは怖い話で、さっさと逃げたというのも、笑い話ですまない。

いって見れば、日本国中ガソリン騒動に巻き込まれているということだ。これを外国がどう見ているかといえば、あきれているだろう。日本の地盤沈下もやっぱりうなずけると受け止められる。歴史に残る珍騒動に、国民はよく騒がないものだと内心不思議に思っているのではないか。これだけ痛めつけられてじっと耐えているのだから、よほど寛容な国民性なんだろと。



山口2区補選の意味

2008-04-28 10:46:57 | Weblog
昨日夜「篤姫」を見ていたら、8時2、3分には字幕で、民主候補の当選確実が流れた。民主圧勝という結果。如何に、今の自民党政権が頼りないかを示す選挙結果ということだ。福田首相のリーダーシップや政治感覚のなさに愛想を尽かし、自民候補には入れたくないから、民主候補に票を入れたという有権者も多いことだろう。

自・公政権は、解散総選挙にはますます踏み切れず、まだまだ政局混迷は続き、そのツケはすべて国民に跳ね返ってくる。官僚だけがその間存在感を感じ、ますます国家公務員改革は遠のくという図式だ。この悪いスパイラルを抜けるためには、やはり国民の大英断が必要であり、思い切った打開策すなわち政権交代を進めるという選択が、民主党がどうあれ、やるべき判断と考えるがいかがだろうか。

今の政治を見ていると、いい加減、馬鹿くさいというのが正直なところだが、国民としてそうも言ってられない。最終的判断を求められれば、取るべき選択を投票という形で具現化する義務がわれわれにはある。