フリー句(自由連句)「夜明け前」の巻
夜明け前缶珈琲飲む冴返る 青島巡紅
始発電車を待って春曙 金澤ひろあき
仲春の乙女ら駆ける河川敷 巡紅
憧れのひとに視線が集まって ひろあき
樹々の間に見え隠れする春の虹 巡紅
遠足の先頭歓声上げている ひろあき
班ごとにカレーを作る春暑し 巡紅
鼻唄に調子合わせて鍋踊る ひろあき
春二度目まだ回す気かルーレット 巡紅
運試し宝くじでも買っておく ひろあき
別れ霜追う足音もない夜明け 巡紅
何かを求め待っている鼓動やまない ひろあき
群青の刹那の直線雉駆ける 巡紅
悲話遺す滋賀の古城の花吹雪 ひろあき
京の春何処から来てもおこしやす 巡紅
いないいないばあの街だったコロナ期間 ひろあき
あるがまま生き死ねば良い酒の席 巡紅
言葉不要の気の合う友と ひろあき
固形燃料で湯を沸かす和みとも気長とも 巡紅
*料亭で使われる小さいサイズのもの
早起きの反動休日朝寝して ひろあき
数年ぶりの一人家の長風呂 巡紅
返事の代わりこだまが返る ひろあき
夜明け前缶珈琲飲む冴返る 青島巡紅
始発電車を待って春曙 金澤ひろあき
仲春の乙女ら駆ける河川敷 巡紅
憧れのひとに視線が集まって ひろあき
樹々の間に見え隠れする春の虹 巡紅
遠足の先頭歓声上げている ひろあき
班ごとにカレーを作る春暑し 巡紅
鼻唄に調子合わせて鍋踊る ひろあき
春二度目まだ回す気かルーレット 巡紅
運試し宝くじでも買っておく ひろあき
別れ霜追う足音もない夜明け 巡紅
何かを求め待っている鼓動やまない ひろあき
群青の刹那の直線雉駆ける 巡紅
悲話遺す滋賀の古城の花吹雪 ひろあき
京の春何処から来てもおこしやす 巡紅
いないいないばあの街だったコロナ期間 ひろあき
あるがまま生き死ねば良い酒の席 巡紅
言葉不要の気の合う友と ひろあき
固形燃料で湯を沸かす和みとも気長とも 巡紅
*料亭で使われる小さいサイズのもの
早起きの反動休日朝寝して ひろあき
数年ぶりの一人家の長風呂 巡紅
返事の代わりこだまが返る ひろあき