DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

日本人として生まれ、日本で暮らしている。これって凄く幸せなことだと思うよ!

2015-11-17 22:46:01 | 雑感

 日本の国に不満がないわけではないが、総じて、日本人で良かった、日本で生活する、これって幸せなことなんだと、今回のパリ連続テロ事件で、思った。中国や朝鮮の人たちは今でも日本を憎んでいるかも知れないが、それは過去のことであって、中国政府や朝鮮の政府が自分たちに批判の矢が向くのを避けるため、反日感情を教育の中で植え付けているためであって、真実を知ればきっと理解が得られ、誤解は解けると思う。現在の日本の在り方に強い不満は持っていないのだろうと思う。誰かに恨まれている、憎まれているということは、例え一時的にはたくさんの富を手に入れ、享楽にふけったとしても、心から幸せに思えないと思う。戦後の日本の在り方は間違っていなかったと思う。

 ところが、今の政府は、米国に追随し、無批判に同調し、テロとの戦いという旗印の下、戦争に加担しようとしているし、国連で常任理事国になろうとして躍起になっている。そのため、点数稼ぎに躍起になっているように思える。米国の腰ぎんちゃくである続ける限り、日本が常任理事国になる必要性は全くないのだ。まあ、国会で、自民党議員が一人増えればそれだけ力を誇示できるというのと同じ程度のことで、米国の発言力が少し増すだけのことだ。日本政府に何ら主体性が感じられない。本当に困ったことだ。

 何があっても、少なくとも、世界に敵を、日本を恨む人を増やすようなことはしてほしくない。これが私の率直な願いだ。

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子どもの領分について (ドイツ語教室の授業から)

2015-11-17 09:37:08 | 雑感

 ドイツ語教室に参加するようになって、もう、満2年を迎えようとしている。一昨年の1月に国際協会の主催する教室に参加したのが始めで、以後、ドイツ語2、3と同協会の主催で行われ、以後、自分たちで運営するようになり、1年半を経過し、教室は順調で、大きくメンバーが掛けることもなく、和やかな雰囲気の中、授業は進んでいる。ドイツ語ができるようになったか?いやいや、私に限って言えば、それ程上達したというわけではないが、少なくても、私の生活のリズムの中に組み入れられ、大きな部分を占めるようになった。たまたま教室のために借りている会場が徒歩5分くらいの距離にあるという事情から、教室の確保、準備といった下働きをさせてもらっている。頼んでいる先生は、ずっと同じ先生で、その先生の魅力がメンバーの心をしっかりととらえ、懇切丁寧な授業をされるから、これまで続いてきているわけで、先生自身もこの教室を楽しみにしていると言ってくれている。

 そんな授業の中、英語でYouに当たる言葉が、ドイツ語ではDu(ドゥー)とSie(ズィー)なのだが、明確な使い分けがある。名前(ファーストネーム)で呼び合う関係の場合はDuを使い、姓で呼び相手の場合(会社の上司、年上の人、見知らぬ人)などはSieを使う。また、子どもに対しては、Duを使う。教室のメンバーもこの辺には興味を抱いたようで、質問が色々出てきた。「子どもって何歳くらいまでか?」「よく知っている良く知らないは関係あるのか?」等々、先生の答えは、だいたい16歳くらいが境だろうという。

 命令形の説明の中で、子どもに対する言い方と、大人に対する言い方には、明確に区別があるようで、ドイツ人の家庭の中で、親の権威が遺憾なく発揮され、口答えを許さないような毅然とした姿勢が見てとれ、非常に興味と感銘を受けた。子どもの領分が非常にはっきりしている。日本の家庭では子供が対等な口の効き方をし、親が子どもにご機嫌伺いをするような口の効き方はしないようだ。

 欧米では、親が忙しいときやパーティーに出かけるときにはベビーシッターが雇われ、子供は家庭に置いていかれ、そうしたところに子どもが参加することはない。それこそ、領分というものがしっかり決まっているわけだ。日本では、大人の出入りするような社交場に子連れて現れたり、食堂・喫茶店などの喫煙席に赤ん坊を連れて出入りしている人がいるが、そういったことはドイツではないのだろう。もっとも、他のドイツ人に確認したわけではなく、先生を通して感じたことなので、絶対ということではないが、そういう印象を持った。

 このドイツ語教室については、また、機会があったら、話題にします。

 

 

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