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ずっと気になりながら見逃していた「ジョゼと虎と魚たち」
21日夜、BSジャパンで放映されたので観ました。
犬童一心監督の2003年の作品です。
ごく普通の大学生・恒夫(妻夫木聡)は、ある日、坂道を走ってくる乳母車に遭遇。
乳母車の中を覗くと、そこには包丁を持った少女〝ジョゼ〟(池脇千鶴)が乗っていた。
脚が不自由で歩けないジョゼは、祖母(新屋英子)に乳母車を押してもらい散歩をしていたのだった。
彼女の不思議な魅力に惹かれて始めた恒夫の善意は、ジョゼの祖母の死などを経て、やがて恋愛へと変わっていく…
昨今、テレビドラマの影響などもあってか、福祉やボランティア活動への関心は高まっているようです。
お手軽にちょっとだけかじっただけでも、良い事をした気分になれます。
軽い気持ちでちょっと何かして、自己満足する事は、私にもあります。
そのこと自体は、悪い事では無いと思いますが。
この映画の主人公・恒夫も、別に人格者でもなく、なんとなくジョゼの世話をするようになります。
しかし、甘い認識で始めた交流も、その関係が深まれば責任を伴ってきます…
覚悟がなければ、やがて辛い結末を迎えてしまいます。
この2人は、出会わないほうが良かったのでしょうか。
ジョゼが恒夫と出会ったことは、幸せだったでしょうか、不幸だったのでしょうか…?
恒夫に出会わず、ずっと暗闇の底にいたほうが、ジョゼには良かったのでしょうか?
ときめきや、きらめきを知らなくとも、ただ、傷付かなければそれで良いのでしょうか?
恒夫の立場から見ても、それはなんともやるせない苦い結末です。
でも目を背けず、見なくてはいけない。
自分本位の、覚悟のない善意がもたらす結果を。
良い映画でした。でも…
ラブシーンが、長過ぎませんか?
ちょっと、わずらわしく感じました。
こういうのが嫌で、あまり洋画を観ずに、邦画を観てるんだけどなあ
犬童一心監督といえば、こちらもお見逃しなく↓
21日夜、BSジャパンで放映されたので観ました。
犬童一心監督の2003年の作品です。
ごく普通の大学生・恒夫(妻夫木聡)は、ある日、坂道を走ってくる乳母車に遭遇。
乳母車の中を覗くと、そこには包丁を持った少女〝ジョゼ〟(池脇千鶴)が乗っていた。
脚が不自由で歩けないジョゼは、祖母(新屋英子)に乳母車を押してもらい散歩をしていたのだった。
彼女の不思議な魅力に惹かれて始めた恒夫の善意は、ジョゼの祖母の死などを経て、やがて恋愛へと変わっていく…
昨今、テレビドラマの影響などもあってか、福祉やボランティア活動への関心は高まっているようです。
お手軽にちょっとだけかじっただけでも、良い事をした気分になれます。
軽い気持ちでちょっと何かして、自己満足する事は、私にもあります。
そのこと自体は、悪い事では無いと思いますが。
この映画の主人公・恒夫も、別に人格者でもなく、なんとなくジョゼの世話をするようになります。
しかし、甘い認識で始めた交流も、その関係が深まれば責任を伴ってきます…
覚悟がなければ、やがて辛い結末を迎えてしまいます。
この2人は、出会わないほうが良かったのでしょうか。
ジョゼが恒夫と出会ったことは、幸せだったでしょうか、不幸だったのでしょうか…?
恒夫に出会わず、ずっと暗闇の底にいたほうが、ジョゼには良かったのでしょうか?
ときめきや、きらめきを知らなくとも、ただ、傷付かなければそれで良いのでしょうか?
恒夫の立場から見ても、それはなんともやるせない苦い結末です。
でも目を背けず、見なくてはいけない。
自分本位の、覚悟のない善意がもたらす結果を。
良い映画でした。でも…
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ちょっと、わずらわしく感じました。
こういうのが嫌で、あまり洋画を観ずに、邦画を観てるんだけどなあ
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ジョゼ虎ですね。
妻夫木くんの気持ちも、ジョゼの気持ちも、映画を観ていく内に痛いほど分かってきますよね。
お互い相手を気になる(好きになっていく)が、深まれば深まるほど、相手にとっての自分の存在価値も気になってくる。
ジョゼは妻夫木くんと会う前と会った後では、だいぶ成長しているのでは。傷付いたとしても、その経験がゆくゆくは生きてくると思うのですが。
昨年はあきる野映画祭で犬童監督をゲストに迎えたので、私自身すごく印象に残る映画です。
でも私は妻夫木主演で同じ頃上映の「きょうの出来事」の映画のほうが好きです。
そうなんですよね。
昨年の映画祭で見損なってから、ずっと気になっていました。
犬童監督の作品では、今年の「メゾン・ド・ヒミコ」もとても良かったですね。
「きょうの出来事」評判は聞いてるけど、見てないんだなぁ~