久々の青空に誘われて、山梨市の山奥の大弛峠(おおだるみとうげ)に、
行ってきました。
ここは、山梨県山梨市と長野県南佐久郡川上村の境にある峠で、標高が
2360mで、自動車車両が通行できる日本最高所の車道峠だそうだ。
峠近くには、大弛小屋という山小屋や「夢の庭園」(写真)という
展望台があり、国師ケ岳や金峰山への登山口でもある。
峠までの道は遠かったが、よく整備されていて、多くの車も来ていた。
それにしても、県外ナンバーが多かった。山梨の山への視線は、県外者
の方が熱いようだ。
ちょうど富士山の五合目と標高が同じで、夏のシャクナゲやキリンソウ
が咲き、苔むしたなかでコケモモが広がるなど、近い植生が見られた。
また、ヒガラ、キクイタダキやメボソムシクが鳴いていた。
崩れやすい山肌の為か、多くの登山道に木道が敷かれ、自然環境の保護に
相当のお金が掛かっていて、驚いた。
なぜ、富士山(特に青木ケ原)に、この木道が敷設されていないのか?
今週末から、イコモスの調査員が来ると云う。
文化・自然を含め、これまでの保全の取り組みが試される・・・
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