富士山麓より ・・・ 一歩ずつ ・・

富士山麓をステージに、一歩ずつ・・・日常で、フィールドで、出会った諸々を、見るがまま、自然のままを、徒然に・・・!

雨の火祭り・・・

2011年08月28日 23時19分44秒 | 富士山


8月26日は、富士山の夏山シーズンの終りを告げる「吉田の火祭り」。
天候の不順を反映してか、数年振りに雨の火祭りとなった。

全国的な暴力団追放の流れを受けて、ここでも露天商が出店出来ず、
祭りの寂しさに、拍車がかかった形だ。

それにしても、夜中、雨になるのは珍しい。
大方は、運悪く夕立に降られるものの、その後は上がって、
無事祭りが盛り上がるパターンだ。
今年は、夕立の後、本降りの気圧となったようだ。

雨で濡れて燃え残る大松明を囲んで、
フォークダンスを始めるグループまで出始めた。
露天もなく、人も少なかった今年だから出た風景だ。

何もかも暗雲のかかる情勢である。
いつ、晴れてくれるのだろか?・・・

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昨夜のNHK ワンダーワンダーにて・・・

2011年08月21日 11時00分16秒 | 富士山


昨日から、めっきり涼しくなり、冷えが気になりだした。
てなことで、ついついインドアな生活に・・・

夜のこと、知人のおばあさんが出るかも??とのことで、
NHKの「大自然ワンダーワンダー」なる番組の富士山特集を見た。
その中で興味を引いた新事実が「長大溶岩チューブ」説だ!

写真は、知る人ぞ知る、木々を剥がした地表だけ現す
「航空レーザー測量写真」だが、
水色の線を引いたあたりに連続した溶岩チューブ(トンネル)の
痕跡があり、約1合目の天神山付近の火口列から西湖付近まで、
続いていたのでは?という説だ!

番組では、日本洞窟学会のメンバーと俳優石丸氏が、
(たぶん)弓射塚の火口列の入洞からスタートし、
精進湖口登山道沿いに下り、洞穴郡や陥没跡を追っていった。
そして、その伸びる方向が鳴沢氷穴まで連なっていることを確認し、
その先、竜宮洞穴を経て西湖畔まで続く、
数Kmにも及ぶ溶岩チューブがあったのでは?と言うことだ。

こんな、壮大な自然(遺産)、なんとか守りながら、
多くの人に見せられるようにしたいものだ。
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実は、富士には明月草が良く似合う・・・

2011年08月12日 23時29分26秒 | 富士山


先日、星空の残る夜明けに起きて、
表富士の御殿場口に向った。
既に、日の出には間に合わなかったが、
その分、途中の道々で「夏の赤(焼け)富士」を
見ることが出来た。

下界では、夏真っ盛りの猛暑だが、
山には着実に、夏の終り・秋が来ていた。

「明月草」・・イタドリの仲間だが、
富士山の森林限界付近にオンタデと共に多く自生し、
殺伐とした焼き山の風景に、生命の彩りを添えている。

かの太宰治は、短編「富嶽百景」の中で、
外来種のオオマツヨイグサを在来種と間違え、
「富士には、月見草が良く似合う・・・」と書いたが、
私的には、富士には、明月草が良く似合う・・・。

春先の雪崩などで、斜面などが崩れたとき、
植生再生の為に、わざわざ種を集めて蒔かれたりもする、
パイオニア植物である。
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ネイチャーゲームの醍醐味!!

2011年08月05日 08時33分41秒 | 自然・体験・学習


8月2日(火)、甲州市の子どもキャンプ「少年少女ふるさと探検隊」に、
仲間2人と共に、行ってきました。
参加者は、50名ほど、甲州市の各小学校から集まってました。

日川渓谷レジャーセンターを会場に、午後から「仲間づくりゲーム」として、
「はじめまして」や「動物ヒントリレー」「カモフラージュ」「フォールドポエム」
写真は、幾つかのグループに分かれて、中心の輪の中の「動物ヒントカード」
を交代(リレー)で拾ってきて、皆で動物の名前を当てるゲームの模様です。

これらのあとは、飯盒炊飯のカレーライスをご馳走になっり、
夜のキャンプ・ファイヤーの指導もさせていただき、我々だけ帰りました。
(もっと、キャンプ呼んで欲しいな~・・・)

皆さんも、こんなネイチャーゲームやキャンプ、参加や指導してみませんか?
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昭和のメモリー・・・

2011年08月01日 05時07分29秒 | 日記


晴れたり曇ったり、
暑かったたり涼しかったりと、
不順な天気・環境・景気・政情のなか、
はや、8月を迎えました。

昨日、文月の晦日、こんな所に行って来ました。
・・・・・
手前は、日本が誇る大型船のスクリュウ(の削紋)、
その先の船のマストの様なのは、「船の科学館」である。

気になっていた博物館の一つでしたが、
この9月30日に一旦閉館と言う事で、行く事にしました。
しかも、それまでは入館料200円(子供は100円)である。

大きな地下1階地上3階の広大な施設内、船の歴史や技術、
実物の潜航艇や、初代南極観測船「宗谷」、青函連絡船「羊蹄丸」など、
盛り沢山である。

すぐ隣のブロックでは、「お台場共和国?」なるイベントで、
アニメ・ワンピースの海賊船のオブジェが鎮座していて、
大賑わいだっが、こちらは空き空き。
わずか300円で停められるPも、ガラガラであった。

帰り、たまたま脇の船着場に接岸した江戸風観光船「御座船」に乗り、
日の出桟橋まで、数人だけの乗客の一人のおばあさんと話したが、
「時代なんですかね~」、古き良きものはドンドン消えて行き、
メディア受けするマスなものだけがコロコロ現れる。

都会では、そうした新陳代謝・増殖が顕著である。
到着の桟橋の向こうには、昭和の「東京タワー」が・・・
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