ドミンゴ(土民子)のわくわくランド

自分が感じた面白い、かつ、怒りの話題を提供します。
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離人症の人が多くなって来た!

2007-02-15 | Weblog
精神科医の香山リカ(ペンネーム)さんは離人症の人が多くなってきていると警告

を発している。この症状というのは自分のことであっても、あたかも他人のことに

感じられる病と言っている。

この大きな原因はテレビやゲームに代表される一方通行の現実感を伴わない環境に

生きてきた世代に現れているという。

テレビに向って怒ったり、笑ったりしても相手から何の反応もない。

テレビは一億総白痴化にすると警鐘した評論家の大宅壮一氏の予告が現れているの

でなかろうか。

香山さんが学生に「人間について」という題したレポートを800枚採点した時に

驚いたことを書いたレポートがあったという。

「実は私は今、ときどき自分の家族が口をきいているロボットか人形のように見え

る」と告白している人がいたらしい。これが典型的な症状の一つです。

昔はこんなことをいう人がいたら精神科では分裂症の症状だと医学会では教えられ

たという。しかし、現在では現実と架空の世界が区別できない人回りにいません

か?

テレビっ子はテレビが現実の世界であり、現実の社会が非現実言う倒錯ではないだ

ろうか?

精神分裂症の一歩手前かと疑いたくなる。

今の日本の犯罪を見ていると人としての理性や愛情や相手を思いやるという常識が

失われているのでないかと感じざる得ない。

家庭の崩壊、学校の崩壊、地域社会の崩壊、職場の崩壊が日本という国の崩壊につ

ながる連鎖反応のように思われてならない。

今日は言葉足らずの思い、自分の思いを的確に表現できない一本指のブログ記事で

した。